2008.9.1(Mon)

無停電電源装置、到着

 帰宅してみると、玄関入ってすぐの廊下に、どでかいダンボール箱が鎮座していた。荷物の差出人は、APC。つまり、中に入っているのは注文しておいた無停電電源装置“Smart-UPS 750”に違いない。
 というわけで、さっそく開封。

 箱を開けると、緩衝材をはさんで、さらに一回り小さなダンボール箱が入っているのが見えた。この箱の中に、さらに箱が入ってたりしたら面白かったのだが、結局、箱は2つだけで、ブラックボディの無停電電源装置に到達。
 発泡スチロールを取り除き、装置本体を取り出してみる。仕事で使ってる同じメーカーの無停電電源装置“SmartUPS-700”の重量を知っているので、かなり気合を入れて持ち上げたわけだが、拍子抜けするほどに軽くて驚く。世代的に新しいだけあって、軽量化に成功したんだろうか。といっても、重量の大部分は内蔵されているバッテリーによって占められてるだろうから、そいつが小型軽量化されたのかもしれない。

 元のダンボール箱の大きさに比べると、取り出した装置はやたら小さく見える。長さにして約半分くらい、高さで約3分の1くらい。幅もだいたい高さと同じくらい。
 空いたダンボール箱は、とりあえず物置にそのまま保管。保証期間内に何かあったらいつでも送り返せるように。
 装置本体は、リビングまで運び、さっそくコンセントに接続して充電を開始した。アウトレット品のため、保証期間も180日と半減してるとはいえ、品質はAPC直販のお墨付き、かつ値段も半額なので、問題なし。

 しばらくして、音楽教室から戻ってきたみこりんが、リビングに置いてある見慣れぬ装置を発見し、矢継ぎ早に質問してきた。あれは何か?何をするものか?
 今日、みこりんは“無停電電源装置”という新しい単語を覚えた。その役割については、思いっきり簡略化して、雷で停電してもPCが突然落ちたりしないようにするための装置としか教えてないのだけれど、ニュアンスは伝わったらしい。
 でも、みこりん的には、無停電電源装置もさることながら、自分のPCのハードディスクの故障(正確にはファイルが破損して不具合が出るようになったアプリケーション)を直してほしいみたいなのだけれど、それはOSの再インストール時に一緒にやってしまおうかと思っているので、ちょっと保留。

 そのためにも、この装置と同じ日に注文した、PCIバス接続タイプのSATAインタフェースカードを待ってるんだけれど、そっちのほうは未だ音沙汰なし。…そういえば、注文確認メールも来てなかったような………。発注先のFaithに、今一度、注文がどうなってるのか聞いてみなくてはなるまい。


2008.9.2(Tue)

偏頭痛

 キーを打つ手を止め、窓の外を見やると、雨粒がびっしりと貼り付いているのに気がついた。今日も、やはり雨。
 そろそろ学校では下校時刻のはず。朝方、傘を持っていくのを忘れたみこりんは、クルマに常備している私のでっかい傘を抱えて靴箱方面へと消えていった。あの傘は、売り場でもっともサイズの大きなやつをわざわざ選んで買ったやつなので、みこりんの身長の半分以上の長さがあり、その分、重い。
 うまく傘をさして帰っているだろうか。傘の重さでふらふらしているみこりんの図が、脳裏に浮かぶ。

 *

 午後から、偏頭痛が治まらない。いつもなら、飲めばよく効いてくれていた頭痛薬“SG顆粒”が、今日はさっぱりその効果を発揮してくれない。
 吹き付けてくるエアコンの冷気も、うっとおしい。喉がずきずきと痛む。あいかわらずでかい声でしゃべっている背後の部署の連中に、いらいらいらいら。ノイズキャンセリングヘッドフォンと音楽再生の隙をついて聞こえてくる下品なおっさん独特の笑い声が、いつになく気に障る。

 それら諸々のストレスをどうにかこうにかやり過ごし、ようやく仕事が終わる。
 退社。

 家に帰り着くと、待ちかねたようにみこりんが傘の事を報告してくれた。
 「すごいよ、おとーさんのかさ。お友達二人入っても、ぜんぜんぬれなかった!」
 うれしそうに話してくれるみこりんの声と表情に、すべてが癒されていくような気がした。

 …気がしたのだが、偏頭痛は夕食後に、さらにひどくなってきたので、早々に布団へダイブ。その後のことはあまりよく覚えていない。
 ただ、真夜中過ぎにふっと目覚めてみると、洗濯物が干してあり、食器洗い乾燥機が作動済み状態で、私のPCが起動しっぱなしになっていたところをみると、記憶がないまま何やら活動していたようではある。

 面妖な…


2008.9.3(Wed)

更地

 PTA持ち回り活動の1つに、朝の登校時間、地元の交通の要所(危険な交差点とか)で旗持ちをするというのがある。今朝は、うちが当番だった。外は…、やはり雨。ツクツクボウシが鳴き始めて、まだ1週間くらいだというのに、もう秋の気配とは。

 団地下の信号のない交差点で、黄色い旗を持ち、登校班がやってくるごとに、クルマを遮断して子供たちを通してゆく。やはりオトナが旗持ちをしていると、クルマの方もちゃんと止まってくれる確率が高いようだ。私が運転手の顔を、じっと見てるというのも影響してるかもしれんが…。

 登校時間が終わり、旗持ち日記に気付き事項を書き留めて、次の当番の人に回すべく、クルマで向かっていると、団地の一角に、ちょっと新しい更地が出来ているのに気がついた。…はて、こんなところに更地ってあったかな?
 そんなことを考えているうちに思い出していた。その場所が、どこなのかを。

 以前は、家が建っていた場所だ。玄関の前にゴミが大量に放置されていて、みこりんが怖がった場所
 その家の主は一人暮らしだったが、昨年だったか一昨年だったかに、亡くなったという話を聞いた。年齢は、私とさほど違わないような感じの人だったかと思う。
 主をなくした家は、いつのまにか取り壊され、更地だけが残ったということか。

 きれいに更地となり、雑草1本生えていないにもかかわらず、なんというか…、ここはちょっと“こわい”な、と。そんなことを思った朝の出来事である。


2008.9.4(Thr)

夏休みの宝物展

 夏休み中に、子供達が“宝物”として作った工作や自由研究の一般公開が今日明日と行われているので、ちょいと早めに仕事を切り上げて見に行ってみる事にした。
 体育館前の駐車場には、すでに何代ものクルマが停まっており、展示会場である体育館内は、ほどよく人が入っていた。

 一通り見て回った感じ、工作よりは、自由研究のほうが若干多いような印象だった。自由研究といっても、インターネットで調べたことを書き写しているもの等もあり、時代を感じさせる。一番私達の時代と違うなと思ったのは、昆虫の標本がまったくといっていいほどなかったこと。クモの巣とか、ハチの巣の展示はあったのだけれど、昔、ポピュラーだったカブトムシとか蝶といった虫達の標本はなし。そういえば、お店の文具コーナーにいっても、今では虫ピンとかメスとかが入った標本作成キットとか売ってないような気もする(虫の死体にクリアコーティングする品は最近見た記憶があるけれど)。
 生の標本の代わりに、デジカメで撮影した虫や生物の写真集は、わりと見かけた。銀塩カメラと違って手軽に出来栄えを確認できるデジカメの普及が、決定的な要因になっているのかも。

 さて、今年の夏、みこりんは自由研究に取り組んだわけなのだが、その途中経過は極秘裏に進められ、私やLicには一切見せてくれていなかった。結果が、とても気になる。
 多数の展示物の中から、みこりんの作品を探し出し、おもむろに表紙を開くと、まず目次があった。そして、研究の動機、目的、仮説、実測、仮説との比較、比較結果の考察、そしてまとめと、目次体系だけみればちゃんとした研究レポート形式になっているのに、まず驚く。うーん、自分が小学五年生の時に、自力でこの構成を考えるのはたぶん不可能だったろう。
 もしかすると、夏休み前に先生から何か指導があったのかもしれないが…。

 全校生徒500人近くの展示物なので、とてもわずかな時間ですべてを見て回るのは無理だったが、ひととき、懐かしい気分と、新しい刺激を受けた宝物展であった。


2008.9.6(Sat)

『グーグーだって猫である』

 公開初日の今日、先着100名に、メイキング映像収録の特典DVDを配布してくれるというので、みこりんが見に行きたがっていた映画『グーグーだって猫である』を、見に出かけた。なぜ『グーグー』を、みこりんが見に行きたがっているかといえば、最近はまっている女優さん、上野樹里が出ているから(だと思う)。
 朝イチの上映が10時15分だったため、余裕をみて9時25分に家を出た。映画館までは10分足らずで着いてしまうので、40分の時間がある。さすがにこの時間だと、駐車場もがら空きで、好きな場所に停め放題。チケット売り場でも、座席の位置指定し放題。

 この映画館は、大小様々なホールを備えているのだが、『グーグー』に割り当てられていたのは、収容人員100名ちょっとの小さいやつ。みこりんお気に入りの、ゆったり座れるペアシートは残念ながら装備されていなかったが、中央前寄りの、ベストポジションを確保した。

 無事、特典DVDをゲットしたみこりんと、時間までエントランスでポップコーンなどつまみながら待つ。朝ということもあり、人の姿もまばらで、映画館というよりは、どこかの美術館か博物館のような雰囲気。
 10分前に指定のホールに入ってみると、観客数は10名にも満たず、静寂がちょっと怖い。ポップコーンを齧る音にも、気を遣ってしまうほどだ。

 そして上映開始。

 猫はヒトの4倍の速さで生きる。
 “同じ刻を生きられない”というフレーズに、思わず『トップをねらえ!』で描かれていた光速やブラックホールによる時間の流れの違いで生じる、近しい人との別離の悲哀など思い起こし、しみじみと感じ入る。

 時の流れといえば、主演の小泉今日子にも年齢の積み重ねを感じた。みこりんは「えー!まだ若く見えるよ」と言っていたが、20数年前のアイドル時代、はちきれんばかりの若さに溢れていた頃の記憶を持つ私の目で見ると、そうした時の流れは、否が応でも見えてしまう。もちろんそれは悪いことばかりではなく、年相応の深みが増した分、より魅力的にも見えるわけなのだが。

 個人的にかなりツボに入ったのは、上野樹里演じるナオミの少女時代、小泉今日子演じる漫画家“小島麻子”の作品を読んで、感極まって泣いていたシーン。
 その感情、すごくよくわかる。

 *

 映画が終わり、家に帰り着くと、にゃんちくんが足元に擦り寄ってくる。足先でこちょこちょすると、ころんと横になって長々と伸び。
 にゃんちくんも、もう11歳。みこりんとほぼ同じ年齢だが、ヒトに換算した年齢だと、みこりんよりもずっと年上。たぶん、私よりも年上になってしまっているのだろう。いつのまにか、追い越されてしまっている。そして、きっと私はにゃんちくんの死を見届けることになるのだろう。これはヒトとネコの定め。

 そんなにゃんちくんだが、今でも私の膝の上で、前脚を使って踏み踏みする。猫の踏み踏みは、仔猫の頃、母猫にそうやっていた頃の名残といわれているが、こういう仕草を見ていると、とても私よりも年上とは思えなかったりもする。だから、映画の中で、死んでしまった高齢の猫が擬人化されて出てきた時に、若い娘の姿をとっていたのは、とても納得してしまうのだった。

 いろいろと深い映画だった。


2008.9.7(Sun)

秋の空

 日中は真夏のような暑さが続く、残暑厳しい今日この頃。絶好の洗濯日和でもある。みこりんの寝具として使っているタオルケットや、その他諸々の大物を洗濯機にぶちこんで、ごぅんごぅんと洗い、しゅぱっと干した。
 「夜までには乾く?」と、みこりんが問うので、「あぁ、問題ない」と答える私。この天気なら、夕方にはすっかり干しあがっていることだろう。

 そう思っていた矢先のこと、なにやら遠くで“ずどっ”みたいな音がした…
 空はどこまでも青く、幻聴であって欲しいと思ったのだが、10分ほどでその願いは打ち砕かれる。

 みるみる空を覆ってゆく暗黒の色彩。轟く雷鳴。叩きつけるように降り注ぐ大粒の雨。

 ありゃまぁ。

 開け放してあったサンルーム側面の扉を、がらがらと閉め、外界と遮断する。これで洗濯物が雨に濡れる事はなくなったが、早くも湿気がこもって、ちょっと生ぬるい微妙な感触に包まれるサンルーム内。
 この状態で洗濯物を乾かすのは、出来れば避けたいところだが…

 *

 夕方、雨は上がり、再び強烈な日差しで湿った大地を太陽が乾かしにかかってくれたものの、近頃はすっかり日の暮れるのも早くなってしまっていたので、みこりんお気に入りのタオルケットは生乾き状態。
 残念だが、仕方あるまい。みこりんには、代わりに毛布を使ってもらうことにしよう。幸い、といっていいのかどうか、今宵はみこりんの苦手な虫が1匹、リビングに入り込んでいて、そちらのほうに注意が向いていたため、タオルケットが使えないことに、特に異論は出なかった。

 ところで、入り込んでいた虫だが、いわゆる秋の虫というやつで、夜な夜な、庭で“ぎーっ ぎーっ”とか鳴いているやつだ。キリギリスの仲間だと思うのだが、私も正式名称は知らない。でも、みこりんはその虫のことを“コオロギ”と呼んでいたのが、ちょっとだけ気になった。一応、「それはコオロギじゃなくて、キリギリスの仲間だよ」とは言っておいたのだけれど、今度しっかり昆虫図鑑で確認しておかねばなるまい。


2008.9.8(Mon)

『マクロスF』第20話“ダイアモンド・クレバス”

 さて今週のバンダイ・チャンネルで配信中の『マクロスF』は、第20話“ダイアモンド・クレバス”。
 以前からちらちらと描かれていたフロンティア船団内部の虫達の卵が、ついに孵化。わらわらと大群で襲ってくる様は、まさに『ナウシカ』のようだ。

 戦闘の最中、ミハエルに告白するクランが超絶可愛いが、こ、これはもろに死亡フラグのような。いや、告られた方が。というわけで、負傷したまま宇宙に吸い出されていったミハエルの今後が気になるところ。
 それにしても、戦闘種族であるゼントラーディのクランが、ゼントラーディ化の途中で、まさに手も足も出せないまま、目の前でミハエルが自分を守るために闘い、傷つき、消えていくのを見つめる瞳の演出が絶妙だった。ある意味、反則なくらいに美しすぎた。

 でもやはり今回の一番は、シェルター内で傷ついた人々に向けて、あるいは己にも向けて、再び歌うシェリル・ノームであろう。あの切なくも美しい“ダイアモンド・クレバス”のアカペラ・バージョンは、ぜひとも次回のサントラに収録して欲しいものである。


2008.9.9(Tue)

アップデートの日

 3ヶ月に一度のアップデートで、『FINAL FANTSY XI』に新しいクエストや新アイテム等が追加された。こういう場合、新アイテム絡みで一攫千金に走るか、さくっとクエストを終わらせるか、二者択一となることが多いのだが、今回は金目のアイテムはなさそうなので、クエストの方に集中してみることにする。

 すでにWiki等では、クエスト発生の手順等も書かれ始めている頃。それらを参考に、NPCに話しかけてみているのだが、なぜだか少しもイベントが発生しない。
 何か手順を間違ったかと、その周辺のNPCにも片っ端から話しかけてゆくも、ことごとく進行せず。
 うーん…
 今回追加されたクエストは、これまでとは違い、ソロではちょっと厳しいっぽいので、出来れば同目的の人が多いうちに済ませてしまいたいところだが。

 結局、謎は解けずじまいで今夜は終了。

 後で分かったのだけれど、今回のクエストを発生させるには、前回のアップデートで追加されたミッションを完了させておかねばならないらしい。そういわれてみれば、前回のミッションの開始トリガーも、それ以前のクエストの完了だったような気が…
 “アルタナの神兵”絡みのミッションとクエストは、どちらを捨て置いてもダメということか。

 さて、3ヶ月前のミッションは、最後のバトルフィールドのみ残した状態で止まっている。今となっては、同目的の人を探すのも難しそうだし、週末にでもソロで特攻してくるかな…


2008.9.10(Wed)

野生朝顔

ひっそりと咲いていた朝顔

 朝、みこりんを学校に送っていこうと玄関ドアを開けてみると、足元に鮮やかな色彩がある事に気が付いた。すでに9月上旬も終わろうかと言うこの時期に、朝顔、初開花である。

 意図的に種をまいたわけではないので、支柱に絡むことなく、地表を這っていたため、これまで朝顔がこんなところで育っていることに気付いていなかったが、意外に美しい青にしばし見入ってしまう。
 みこりんも、同じように感銘を受けたのか、じっと見つめていた。そして、おもむろに立ち上がると、「これは踏まないように」と宣言し、ガレージへと向かったのであった。

 たぶん、こぼれ種で発芽したのだろうとは思うのだけれど、この場所で朝顔を育てた記憶が………、あ、そういえば、何年か前に、学校で栽培していた朝顔の鉢植えを、夏休みの間、みこりんが持って帰って来ていた事があったような。あの朝顔の花の色が、たしか青だったはず。あの時の種が、ひっそりと育っていたということか。
 花の大きさもずいぶん小ぶりになってしまっていたが、その分、野性味を増して、“青”が際立っているようにも感じられる。園芸品種というよりは、野草の趣があるというか、そんな雰囲気。
 この花も、やがて実を結び、来年また、忘れた頃に咲いていたりするのだろうか。そう思うと、今からちょっと楽しみである。

“Abstract.doc .exe”

 月イチのMicrosoftUpdateの日。というわけで、帰宅早々、すべてのPCを起動し、アップデートを開始する。
 この時、みこりんのPCと、LicのPCで、セキュリティソフトのNOD32が、“高い確率で危険なファイルを発見したので、検体として提出してもよいか”とダイアログメッセージを出した。この2つのPCは、両方ともみこりんがハンゲームやらネットマーブルのオンラインゲームで遊ぶために、いろいろインストールされているため、それらのうちの何かのファイルが“危険性あり”と誤認識されたのかなと思いつつも、承諾する。
 その後、無事、アップデート終了。

 でもちょっと気になったので、先ほど表示されたファイル“Abstract.doc .exe”が何モノか調べてみる事にする。さっきはさらっと流してしまったが、よく考えれば名前の付け方からして、いかにも怪しい。Wordのファイルと思わせておいて、じつは実行ファイルだったりするところとか。

 まず、みこりんとLicのPCで件のファイルが今も存在しているのか検索をかけてみたが、すでに実体はなかった。NOD32が削除してしまったのかもしれない。というかNOD32は、いつ、このファイルに気が付いたのだろう。メールに添付されてきたやつなら、メール受信の時にメッセージを出しただろうし…。なぜPC起動のタイミングなのか。

 サーチエンジンで検索してみると、あまり情報はなかったが、十中八九、“Abstract.doc .exe”はマルウェアのようだ。すでにいくつかのセキュリティソフトでは、こいつを怪しいやつとして認識し、パターンファイルも配布されている模様。NOD32は、おそらくヒューリスティック解析で、こいつの挙動が何か変だと感じ取ったのだろう…。
 それにしても、“Abstract.doc .exe”を掲載しているサイトのページが、高い割合で中国へのIP送信をしているのにはまいった。私のPCにはPG2を導入してあり、東アジアの特定3国への通信は遮断しているので、ちかちかとアイコンが明滅して遮断中であることを示す様は、なかなか不気味である。

 念のため、みこりんと私のPCでは、カスペルスキーのオンラインスキャナを実行しておいた。私のPCでは件のファイルをNOD32が検出しなかったのだけれど、先ほどPG2が何を遮断したのかが気になったからだ。もちろん、ブラウザのJavaScriptやプラグインの実行はすべてオフ、インラインフレームもオフにした状態で、インストール済みのソフトウェアに関する既知のセキュリティホールもすべて塞いでいるから、よほどのことがなければ悪意あるプログラムが自動的に実行されたりすることはないとは思うのが…。明日の朝には、何か結果がわかるかもしれない。
 LicのPCは、みこりんが夜通し“野菜村”にインしているので、後日実行する予定。

 *

 ものすごいマルウェアに感染している夢を見て、がばっと跳ね起きたのが午前5時。もう木曜日か。
 夢が妙にリアルだったので、PCの様子を見に、リビングへ。
 カスペルスキーのオンラインスキャナのチェックは、両PC共に終わっていた。
 いくつかのマルウェアを検出していたが、これは例によって過去のメールに添付されていたゴミ箱の中のやつ。その他には、あやしいやつの姿はなかったらしい。
 とりあえず、あれが変種とか新種の、未知のマルウェアだったりしなければ、大丈夫のようだ。


2008.9.11(Thr)

這い進むモノ

 朝の出勤。団地を下り、農道をクルマで走っていると、前方左側の路面上で、“何か”が動いた…。

 ざわっと背筋に悪寒が走る。なんというかあの動き、私のもっとも苦手とする、芋虫もしくは毛虫系な動きだったような。体を波打たせるようにして、這い進む、あの動きだ。色は、茶色。

 しかし、クルマからの距離10メートル以上はあろうかという位置から見たにしては、妙にでかかった…。あれが毛虫なのだとしたら、超特大サイズだ。不気味すぎる。もしかして、私は見てはならないものを見てしまったのでは…。

 クルマを人の歩く速度まで落として、じっと目を凝らしてみる。
 いったい何がいるのか。
 今はもう動いてはいないが、たしかに前方に茶色いチョコバーみたいなやつが道端にいた。

 あれ、か?

 なおもじっと見ていると、びびびびびっと、そいつが前進を始めた。
 体を小刻みに波打たせながら、這っている。
 3秒ほど動いたら、止まった。
 全長にして、およそ15cm〜20cmくらいはあるだろうか。こんなでかい毛虫は存在しないはず。すると、何か別の生物にちがいない。だが、あんな生物を、私はこれまでに見たことがない………

 全身にびっしりと毛が生えているようなので、哺乳類かもしれない。でも、哺乳類にしては、足の類が見当たらないような気がするのが怖い。
 怖いもの見たさで、さらにクルマをそろりと進める。

 距離にして2メートル。再び、その生物はびびびびと波打ちながら這い進み始めていた。そして、私は見た。そいつの顔を。

 土竜だ。

 モグラ。絵本などではよく登場するが、実物、しかも生きているのを見たのはこれが初めてだった。子供の頃、死体を1度だけ見たことはあったが、あれはこんなに細長くなかったし、もっと小さくてネズミっぽかった。
 今、私の目の前にいるやつは、どっちかというと、フェレットを小型にしたような感じで、その短い手足を一生懸命動かし、アスファルトの上を這って、向こう側の田んぼを目指しているらしい。

 未知の生物でなかったことにほっとしつつ、私はモグラを大きく迂回して、出勤を再開する。
 この農道は田舎道とはいえ、出勤時間帯には、地元の人が近道としてちょくちょく利用する道だ。あのモグラが、無事、対岸に渡れたのかどうか気になったものの、素手で触るにはちょっと抵抗があったのも事実。
 モグラが渡りきるまで、その手前にクルマを停めて置けばよかったのだと気付いたが、後の祭りであった。


2008.9.13(Sat)

噂話

 午前4時は何事もなく過ぎ去り、普段と変わらない土曜日の始まり。
 今日も一日暑くなりそうな、太陽の輝きが眩しかった。

 学校で子供達の間に“今日の午前4時頃、近隣で大地震が起きる”という噂話が広まっていて、みこりんも昨日あたりからとても不安がっていたのだ。
 うちはほとんど地上波のテレビは見ないため、そういう巷の噂話にはとんと疎く、私は知らなかったのだけれど、Licは職場でもそういう噂があるというのは聞いていたらしい。
 だが所詮は公式発表レベルの確証の高い話ではなく、あくまでも噂(どっちかというと“トンでも系”か)。もともとこの地方に大地震が近い将来来るかもしれないという予測はあるので、“もしかしたら”という思いが、噂話に妙な現実味を与えたのかもしれない。

 みこりんも、地震が起きなかったことで、どこか晴れ晴れとした表情をしていた。私達の子供時代にあった、“口裂け女”の噂みたいなもんだろうか。子供心に、あれはかなり怖かった記憶がある…。みこりんがオトナになった頃、「そういえば昔…」と、今日の事を思い出したりするのだろうなぁ…、なんて思うと、なにやら微笑ましくも有り。もっとも、それまでに本当に巨大地震が来なければ、だが。

ジュニア・ケータイ

 先週、最寄のauショップで、みこりん用にジュニア・ケータイを注文しておいたのだが、入荷したと連絡があったので受け取りに出かけた。
 たしかこのジュニア・ケータイ、発売された当初は、どこのケータイ売り場にも置いていた記憶があったのだけれど、今現在、これを展示していたのはauショップだけだった。しかも、みこりんが欲しい色のタイプが在庫切れだったため、注文ということに。そこに追い討ちをかけるかのように店員さん曰く、「数が出ていないため、現在受注生産に近い形になっており、もしかすると生産停止の可能性もあります」とまで言われた製品。よっぽど売れなかったんだろうか。

 もともとの製造元のサンヨーが、業績不振のためケータイ部門をキョーセラに売却したことも関係しているらしいのだが、そのへんのオトナの事情は、闇の中。まぁしかし、無事に入荷の運びとなったので、よしとしよう。

 ちなみに、みこりんの所望したカラータイプは、水色。青系が好きな、みこりんらしい選択だ。

 契約タイプ等について、詳細に説明を受ける。私もLicも、auのケータイなので、家族間のショートメールは無料。通話に関して、私はほとんど音声通話はしないので、無料通話分があまりまくり。なので、これを分け合うこととした。でもきっと、みこりんも音声通話は、ほとんど使わないと思われる。メールでたいていの事は用が済んでしまうから。
 2年縛りで途中変更有料にするか、分割で途中変更無料にするかで、ちょっと悩む。2年後といえば、みこりんも中学1年生。きっと、このジュニア・ケータイでは満足すまい。でも、1年半は機種変更をしそうにない。
 その場合の解約金を含めたプランの値段と、分割で買った時のプランの値段を比較した場合、ほぼイコールであることがわかった。

 となれば、初期投資が必要で月々割安なプランか、初期投資なしで月々ほどほどのプランの、どっちが好きかという話になる。Licとも協議の結果、後者にすることに決定。
 こうして、水色のジュニア・ケータイは、無事、みこりんのものとなったのである。

 もともと、私やLicのケータイでショートメールの扱い方は知っているみこりんゆえ、基本的な操作はほどなく覚えたらしい。さっそくテストメールが届いてきたので、返信。ちゃんとみこりん側でも受信できた模様。
 これで、お出かけした時などの、連絡手段に困ることはなくなった。
 あと、ジュニア・ケータイの最大の特徴である、防犯ブザーを鳴らした時に、自動的にカメラで周囲を撮影し、現在位置とともに、私とLicのケータイに送信してくるという機能があるのだけれど、そのような機能が必要になる事態にならないことを願って止まない。


2008.9.14(Sun)

無停電電源装置、稼働

 朝から、Licとみこりんは鳥羽方面にお出かけのため、びんびんに充電完了している無停電電源装置(SmartUPS 750:APC製)と、PCIバス接続タイプのSATAインタフェースカード(FastTrak TX2300:PROMISE製)を、みこりんのPCに装着する作業をすることにした。電源コード回りの配線を変更するため、新しい電源タップも用意してある。

 PCデスクの裏側に、コンセントの挿し込み口と、既存の電源タップがあるので、まずはそこにアクセスできるよう、PCデスクの足元の片付けから。
 ここには、年々様々なものが積み重なり、無停電電源装置の置き場所もない。要るもの、いらないもの、要るにしても箱にしまえば片付くものなどをより分けるべく、いったんすべてを床に並べてみる。

 思いのほか、量があった。積もった埃を、除菌ティッシュで掃除したりしつつ、選り分け作業。
 午前中に作業を始めて、気が付いたときには、午後2時を回っていた。PC本体には、まだぜんぜん手を付けてない。
 ちょっと焦りつつ、無事に無停電電源装置をPCデスクの下に収め、電源コードの配線もすべて見直した。光終端装置、ブロードバンドルータ、スイッチングハブといった周辺装置も、まとめて無停電電源装置に接続。みこりんとLicのPCの電源コードも、ここに接続。Licのモニタだけは、液晶ではなく、10年モノのCRTディスプレイなので、単独で壁の挿し込み口に接続。停電の時には、モニタが消えることになるが、消費電力がでかいので仕方あるまい。

 みこりんのPCに新たに装着したSATAインタフェースカードに、前回の停電でクラッシュしたと思われるSATAのハードディスクを2台接続。このインタフェースカードは、RAIDコントローラを搭載しているのだが、あえてハードウェアによるRAID構成にはせず、それぞれを単独ボリュームで利用することにした。Windowsの方で、2台をスパンボリュームとして扱うこととする。というのも、どちら側のハードディスクが故障しているか(あるいは両方生きている可能性もある)、この時点では分かっていないから。

 起動。無事にSATAのハードディスクが認識されている。管理ツールで見てみると、以前の構成がエラーボリュームとして残っていたので、これを削除。新たに初期化し直し、ダイナミックディスクでスパンボリュームとしてフォーマット開始。
 2台合わせて、およそ1TBの容量があるため、すぐには終わりそうにない。その間に、片付けついでに発覚した、USBハブの故障を補うべく、新品を買いに、最寄の家電量販店まで出かけた。ついでに、明日の夕食の食材なども物色。これでおよそ1時間半経過。
 帰宅してみると、案の定、まだフォーマットは終わっていなかった。

 *

 夜遅く、Licとみこりんが帰宅。いろいろと歩いて、かなり疲れている模様。
 二人がお風呂から上がり、みこりんがすやすやと眠りについた頃、ハードディスクは、未だフォーマット終わらず。いくら容量1TBといっても、時間かかり過ぎのような気もするが……。ダイナミックディスクにしたからなのか、フォーマットの進捗パーセント表示がないのも気になる。いったい、今、どこまで完了しているのか。マウスやら、他のアプリケーションソフトは動くので、ハングアップしているわけでもなさそうだし…
 念のため、一晩このままにしておくことにした。明日の朝、無事に使えるようになっているといいのだが。


2008.9.15(Mon)

ハードディスク・フォーマット

 3連休最終日。空は鉛色に重く、今にも雨が落ちてきそうな陰鬱な天気。
 そして、ハードディスクのフォーマットは、終わってはいなかった。

 これは異常だ。たぶん、どちらかのハードディスクが故障しているのだろう。こんなことなら、最初から1台ずつベーシックディスクとして普通にフォーマットかけてチェックしておくんだったと後悔したが、すべては後の祭りである。
 過ちは、すみやかに訂正されなければならない。
 フォーマットの終了を選択するも応答なし。タスクマネージャから、管理ツールを強制終了。この時、シェルも同時に落ちてしまったため、タスクマネージャからシャットダウンを試みたが、終了画面にはなったもののそこから一向に落ちる気配がない。
 やむなく、パワースイッチの長押しで、強制的に電源を落とす。

 再起動。

 普通に起動した。管理ツールから、さきほどまでフォーマット中だったハードディスクを見てみると、“正常”などと表示されている。が、これは嘘だ。
 速攻でボリュームを削除し、今度こそ、それぞれを別々にベーシックディスクとして普通にフォーマット開始。
 今回はちゃんとフォーマットの進捗がパーセント表示されている。うんうん、こうでなくちゃ。

 みこりんが、時折、その進捗具合を報告してくれている。今のところ、問題ないようだ。

 *

 異変はフォーマットの後半で発生した。
 片方は順調に進捗表示が更新されてゆくのに、残る片方の進捗表示が、“76%”のまま微動だにしなくなってしまったのである。
 3時間ほど待っても、その状態は変わらなかった。どう見ても、片方故障しているのは確定的に明らか。
 それでも、もしかするとエラー領域の隔離に時間を食ってるんじゃないか、とか、そんな根拠の薄い淡い期待なぞ持ってみたりもし、今宵もこのままの状態で、翌朝まで待ってみることにした。
 果たして、結果は如何に。

ファイヤー

 ニンジン、ジャガイモ、タマネギを切り分け、準備完了。冷蔵庫から肉を取り出し、鍋をコンロに乗っけて火をつける。
 何を作っているかと言えば、カレーなのだが、この時、鍋に水気が残っていたのでそれを蒸発させてしまおうと、いつもより長く火にかけたのがまずかったらしい。

 油を引いて、肉を投入した直後、鍋が火を噴いた。
 台所火災の例なんかでよく紹介されている図、である。みこりんも火を噴く鍋を見て、びっくりしてる。私もちょっと焦った。まさかここまで燃え上がるとは。

 肉は投入してしまったあとだったので、回収は諦めそのまま蓋をした。酸素を絶てば、火は消える、はず。
 透明な耐熱ガラス製の蓋ごしに、鍋の中がみるみる真っ白な煙で充満してゆくさまが見て取れる。ぐるぐる渦を巻く、白い煙。まさかこのまま圧力が高まって、“ぼんっ”と吹っ飛んだりはしないだろうな……

 そんなことを、ちらと考えたりもしたが、どうやら無事、鎮火したもようである。
 蓋、オープン。もわっと煙の残滓が立ち上り、鍋の中がどうなっているのか見えてくる。
 肉は無事らしい。端っこの方が、ちょっと焦げたけれど、ぜんぜん問題ないレベル。ほとんどが生の状態だ。

 調理再開。
 だが、ここで気付いていなければいけなかった。この、妙に目にしみる煙の味に。

 *

 じっくりことこと煮込んで、しばらく冷まし。
 炊きたての白いご飯に、たっぷりとかけ、夕食。

 一口食べて、みこりんが言った。
 「これ、なんだか苦い味がする」
 そう?私も確かめるように味わってみたのだが、異常は感じられない。しかし、みこりんには、「焼肉みたいな味がする」らしい。
 炭火焼みたいな感じの味がしてるんだろうか。たしかにあのファイヤーの時の煙は、そんな匂いだったが…

 結局、みこりんは粉チーズをカレーに大量にまぶして、食べる事にしたようだ。そうすると、甘みが増して、苦いのが消えるのだと言った。
 でも私には結局最後まで、その苦いのがわからなかった。私の味覚が変なのだろうか。経年劣化によって、味覚が鈍感になってしまってるのかもしれない。みこりんの若い味覚だと、その微妙な違いも感じ取れるのかも…。

 幸いというか、5皿分しか作ってないので、最悪、自分だけで3日ほど続けてカレーにすれば食べきれるのが救いか。
 大失敗であった。鎮火したあと、肉を取り出して鍋を洗ってれば、ちょっとはマシだったかも… orz


2008.9.16(Tue)

フォーマットの行方

 午前7時きっかりに、ケータイのアラームで起床。
 リビングに入ると、にゃんちくんが待ってましたとばかりに足元に擦り寄ってきて、「撫でて」と言わんばかりに、長々と床に寝転がる。しばし、その毛並みを撫でてやってから、おもむろに立ち上がり、みこりんを起こす前に、昨夜からフォーマットさせっぱなしで放置しておいた、PCの画面を表示させてみる。

 進捗具合は…、「76%、か」

 昨夜から、一歩も進んでいなかった。もう1本のハードディスクは無事にフォーマットが終了したようで、“正常”表示。こちらは問題ないらしい。

 これで1本壊れていることが確定したわけだが、さてどうしたものか。一応、まだ保証期間内ではあるのだけれど。およそ一年が経ち、当時の500GBクラスのハードディスクの値段で、今は1TBの品が買えるようになっている。もともと単品の価格自体が、PCのパーツの中でも低い部類のハードディスクだ。この際、もっと容量のでかいやつに、買い換えるという手もある。幸いなことに、パラレルATAではなく、シリアルATAの品だから、まだ当分接続できなくなるなんて心配もなさそうだし。

 代替バックアップ領域として使っている私のPCのハードディスクの余裕も、まだ当分ありそうだから、もうしばらく悩んでみようかと思う。


2008.9.17(Wed)

組み立て体操

 みこりんの通っている小学校では、運動会の種目に、組み立て体操がある。人間ピラミッドとか、五重塔とか、わりとハードで難易度も高い種目だ。だから、出場するのは高学年だけとなっている。
 みこりんは今年五年生になったので、これに参加する。そして、私の予想通り、みこりんの担当は、そのほとんどが最上段となったらしい。わりと小柄で体重も軽いから、適任というわけだろう。

 でも、みこりんは高い所がちょっと苦手。だから、担当が決まる前は、「上から2番目くらいがいいな」と言っていたものだ。
 残念。

 私の小学生時代にも、やはり6年生は組み立て体操があった。しかし、私が通っていた学校では、男子だけがやっていた。女子は、ダンスとか別の華やかな演技が割り当てられていたと思う。
 ところが今は少子化の時代。児童の数も少なく、そんな事は言っていられないのだろう。あるいは、例の男女共同なんとやらのせいかもしれないが…

 昨日、みこりんは練習の時、人間タワーが崩れて唇を切ってきていた。下にはマットもないし、実際、もろに落ちたら普通に危ないので、ちょっと心配。私も昔、練習中に落ちて、打ち身擦り傷は当たり前、誰かの背中にエルボードロップを決めてしまったような記憶もある。

 とはいえ、実際にやってみると、みこりんも意外に最上段は面白いみたいで、「今日はほとんどが成功した!」とか、嬉々として報告してくれたりする。
 運動会まであと1週間半。大きな怪我など、しませんように。

『バトルスター・ギャラクティカ 第14話“船団崩壊”』

 いよいよ待望の『BATTLESTAR GALACTICA』第2シーズンが、Super! drama TVで放送開始。
 第14話“船団崩壊”というタイトル通り、惑星コボル軌道上に新たに出現したサイロン母艦から逃れるため、一斉にジャンプで退避した残存人類の船団だったが、座標計算のパラメータ更新の不備で、ギャラクティカだけが本来の退避座標にたどり着く。他に船影なし。

 漆黒の宇宙空間に、ギャラクティカ1隻だけしかいないという孤独感。船体の色が、旧作の明るいグレーとは正反対の、黒に近いダークグレーというのも、じつに効果的に作用している。あまりに静かで、寂しげで。それでも、両舷の発艦ポートを展開している姿は、戦闘艦らしい“牙”が感じられてぞくぞくした。

 他の船団の転移座標を算出するためには、元の位置まで戻らねばならない。しかし、そこにはサイロンの母艦がいて、しかも座標計算には12時間もかかるのだという。いったいどれだけ複雑な計算なのか。
 とはいっても船団を見つけなければならないわけで、戻らざるを得ない。そのためには、座標計算の時間を短縮するしかない。そこでゲータに閃きが訪れる。

 「艦内のコンピュータをネットワーク接続して、並列計算させればいいじゃん」

 サイロンはマシンだけに、電子戦に長けている。ゆえに、ギャラクティカのコンピュータは、すべてスタンドアロンである。これらを接続し、並列計算させれば、座標計算時間は、驚きの10分にまで短縮できるらしい。
 しかしネットワーク構成にすれば、サイロンの攻撃コードが侵入してくる。閉じたネットワークにも外部から侵入できるのかという疑問は、この際置いておくとして、ゲータは入念に幾重にもファイアウォールを噛ませて防壁を築く。

 元の座標に戻り、戦闘開始。
 さっそくサイロンの攻撃コードが、ギャラクティカのファイアウォールへの侵食を開始する。赤い色で示されるサイロンの攻撃コード。緑色の防壁。徐々に赤が優勢となってゆく様は、日本の有名な某アニメーションのワンシーンを彷彿とさせる。

 防壁を突破されるぎりぎりで計算完了。ネットワークを遮断。そしてジャンプ。

 転移先には、人類の船団がいた。
 宇宙に残された、4万ちょっとのヒトという種族。それでも、どこかほっとする瞬間であった。


2008.9.20(Sat)

新しいクッション

 どうしても、もう一度大スクリーンで『グーグーだって猫である』を観たいというみこりんが、Licに連れられて映画館に出かけた午前中。私は、前々日に、にゃんちくんによってダメにされたクッションの代わりを求めて、最寄のスーパーにいた。

 クッションは、床に直置きした私のPCを使う時に利用するものなので、あまり場所を取らないやつがいい。そんなわけで、小型の座椅子などを売ってるコーナーをしばらく物色してみたのだけれど、大きさはいいとして、どれもこれもクッション面が固すぎた。低反発マットの快適さに慣れてしまうと、もう後には戻れない…

 なかなか“これ”という品にめぐり合えないまま、彷徨っていると、ふと遠方のワゴンの上に、なにやら巨大なプリンみたいな物体が置かれているのに気がついた。さっそく接近開始。

 直径およそ40cmくらい。プリンを逆さにしたような形状をしたそれは、低反発マットを内部に仕込んだクッションだった。色は、ベージュと焦げ茶の2色あり、高さも5cmほどのものと15cmくらいのもの、2種類があった。
 手でマット部分をぐにぐにと押してみる。低反発マット特有の、心地よい沈み具合。「これだ!」
 これ以外には、ありえないほどの申し分のないスペック。かさばらず、低反発マット使用で、高さも座布団よりはある。PCが床に直置きなので、普通の座布団系なクッションでは低すぎるのだ。
 というわけで、高さ15cmのベージュ色した方を、買った。1個約4000円也。

 *

 帰宅後、さっそくクッションを開封していると、にゃんちくんが寄ってきて、ふんふんと鼻をくっつけるようにして匂いを嗅いでいた。にゃんちくんが上で丸くなるには、ちょっと狭いところが安心できる。これならば、ダメにされてしまうこともない……、かもしれない。

 PCの前に置き、座ってみた。
 高からず、低からず。ちょうどいい。キーボードを打つにも、肩がさほど不自然な位置にならないのがいい。そしてなにより、円形なので、以前の四角いクッションに比べて場所をとってないのもいい。逆プリン型のため、見かけ以上にコンパクトに感じられる。

 うん、これはいいものだ。

 久しぶりに、よい家具を買ったような感じ。
 ちなみに、夕方戻ってきたみこりんは、『グーグー』の原作本やらパンフレットやらフィルムブックやらを、いっぱい買ってきていた。こちらも、いい買い物をしたらしい。それにしても、みこりんの『ぐーぐー』へのはまり具合は、半端ではない。単に、上野樹里が出ているからとか、猫が可愛いとか、それ以外に、何か強烈に訴えかけるものがあったのだろう。
 みこりんのブログには、最初に映画を見に行った日のことが書かれているのだけれど、アメンバー限定記事になってて読めず。なにやらもどかしい。

『バイオメガ (5)』

『バイオメガ (5)』(作:弐瓶 勉) 『バイオメガ (5)』(作:弐瓶 勉)、読了。
 絵の完成度は、ほぼ完了したのではないかと思えるほどダイナミックかつ美しい。ギーガー的デザインに、直線的な構造物、いわゆる日本的アニメーションに見られるメカギミックを、うまく融合させている点も、違和感なく、むしろ清々しいまでにはまっている。
 4巻でかなり改善は見られたものの、やや難のあった外観ヒト系の顔の表情も、ほぼ問題ない感じ。

 そんなわけで、よりストーリーに集中できるようになった点は、結構大きいかもしれない。

 全長48億km、直径100kmの、長大な構造体内部にも、底辺で暮らす人の営みは変わらず、たとえ外観が現在のヒトと多少異なっていようが、人間であることに違いはないという所に、何故だかほっと安心する。
 ついついここが地球ではなく、異形の構造体内部であることを忘れてしまいそうになるくらいに。

 だがしかし、そこに出現した支配層に属する“白い前垂れ”を有する個体によって行われるジェノサイドは、淡々と描かれている分、かえって怖い。まるで人がゴミのように…

 その力に唯一対抗できる合成人間、庚 造一。しかし、自分は生き残れても、多くの人は死んでしまったという無力感に、読んでいるこちらも引き込まれてしまう。
 訳有りの“胎児”を身篭っている少女が連れ去られたあとの、奪還の闘い。こちらも、見方を変えれば造一によるジェノサイドという点が興味深い。圧倒的な力の前では、どちらの層に属していようとも、一般人は無力にただ殺されるだけ。これもまた、淡々と進んでゆく。

 少女の死。産まれてきた赤子(といっても普通の赤子ではないけれど)を「守りたい」という合成人間“造一”の言葉は、とても“人間らしい”。
 赤子にはすでに名前があり、それは死んでしまった少女によって胎内にいるうちに付けてくれていたという下りは、短い文章だけれど、今回一番ぐっと来る所だった。


2008.9.21(Sun)

声優さん

 “ウミショー”、つまり正式名称『ケンコー全裸系水泳部ウミショー』のアニメ版第1話を、みこりんがYouTubeで見ていたので驚く。
 逆に、みこりんは、私が“ウミショー”という言葉の意味を知っていた事に、驚いているようだった。そういえば、昨日の夜、「“バーディー”って知ってる?」と聞かれて、「あぁ“鉄腕バーディー”?」と答えたら、それにも驚かれたような…。

 近頃みこりんには、お気に入りの声優さんがいる。その人の名は、豊崎愛生ちゃん。みこりんは、偶然、彼女が出ているネットラジオを聴いて、虜になってしまったらしい。以降、彼女のブログやら出演作品のチェックに余念がない。ネットラジオは、自分の携帯音楽プレーヤーに録音して、放送の無い日にも繰り返し聴き直しているほどである。
 もちろん“ウミショー”にも彼女は出ていて、それゆえに、みこりんはYouTubeで探し出してきた、というわけだった。…ん、ということはアニメ版“バーディー”にも、彼女は出てるということだろうか。確認しておかねば。

 そういえば、みこりんがMMORPGの“アークロード”を始めたのも、ネットラジオでそのゲームのコーナーがあって、愛生ちゃんをはじめとしたパーソナリティの面々が、キャラを作っていたことによる。そのゲーム世界に行けば、生でチャットできてしまうのだから、愛生ちゃんファンのみこりんがやらないわけはなかったのであった。

 どうやらみこりんは、最初、彼女の声質に惹かれたらしい。耳が良いみこりんゆえ、何かが琴線に触れたのかもしれない。
 作品ごとに声質が変化していることにも興味を示していた。違うキャラを演じているのだから、それは当たり前のことではあったが、それは同時に“声優”という職業に興味を持ったという事でもあろう。

 このあとみこりんが、どんな方向に行くのか、私はちょっとどきどきしながら見守るとしよう。


2008.9.23(Tue)

グレード試験

 カレンダー的には祝日だが、今日は出勤日。でも午後からは、みこりんのエレクトーンのグレード試験(いわゆる昇級試験)があるため、午前中だけ仕事をして、とっとと帰る。駐車場に停めたクルマの中が、灼熱地獄と化すほどのいい天気。とても秋とは思えない。

 グレード試験を控えて、緊張しているかなと思ったが、みこりんは普通に“アークロード”でレベル上げを楽しんでいた。今夜もネットラジオで、みこりん御執心の声優さんである愛生ちゃんのキャラが、この3D世界に出現する。出現場所までの移動等を考えれば、ちょっとでもレベルが上がってる方がラク。それに、敵を狩る事で得られるゲーム内通貨で、外観をおしゃれに飾る事もできて一石二鳥。
 でも、緊張を紛らわせるためかもなぁ、と思ったりもし。たぶん、これで一石三鳥。

 試験開始は14時55分。先生からは、その10分前くらいに来ておいてほしいと言われていたのだが、みこりんはさらにその10分前、つまり試験の20分前に到着できるよう、出発時間を私に指定したのだった。このあたり、慎重なみこりんの性格がよく現れているような。
 出かける前、みこりんは靴下を履いていくかどうか、ちょっとだけ迷っていた。いつもは気にしないような事が、妙に気になるというのは、やはり少し緊張しているせいかもしれない。結局、靴下を履いた方が、エレクトーンの演奏時に足鍵盤の操作で靴が滑らないという理由から、靴下は履いていく事にしたようだ。

 予定通り、20分前に試験会場に到着。試験会場とはいっても、普段、レッスンに使ってる場所なので、そういう意味では安心感がある。ただ、試験教官は普段の先生ではないため、雰囲気にのまれると、ちょっとキケン。
 建物の中にみこりんの姿が吸い込まれていったあと、私は、駐車場に停めたクルマのドアを全開にして、少しでも外の風を取り込もうとした。あいにく、停めた場所は日陰ではなかったため、太陽の直射を浴びて、猛烈に暑いのだ。

 *

 物音がしたような気がして、はっと目が覚めた。
 みこりんが、クルマに乗り込んできていた。いつのまにか寝入ってしまっていたらしい。車内のデジタルクロックを見れば、試験終了時刻を、40分ばかりオーバーしていることがわかる。みこりんによれば、かなり予定よりも遅れて試験が始まったらしい。
 そして私は、クルマのそばに、みこりんの先生が立っているのに気付いて、慌ててクルマから降りたのだった。思いっきり爆睡しているところを見られてしまった… orz

 試験教官は、本部から派遣されてくるので、みこりん担当の先生でも試験には立ち会えない。その代わり、扉の外からわずかに漏れてくる音で、試験の具合を判定してくれていた。
 みこりんは、待っている間は緊張した様子だったらしいのだが、いざ試験が始まると、そこそこ大丈夫そうな感じだったという。前日まで、先生はみこりんの仕上がり具合を心配してくださっていたので、私からみてもなんだかほっとしたような雰囲気が感じられた。
 結果が判明するのは1ヶ月後のことなので、本当に安心できるのはまだまだ先ではあるのだけれど。

 みこりん自身の口からは、3種類の課題曲のうち、試験時にランダムに指定される1曲が、比較的得意な曲だったということと、聴奏がちょっと自信ないということが語られただけなので、試験結果がどうなのかは、もやもやっとしている。でも、受かってくれてるといいなぁ…

『マクロスF』第22話“ノーザン・クロス”

 注文しておいたCD『ライオン』が届いていた。『マクロスF』のサントラ第2弾の予約注文と一緒に発送を選択していたのだけれど、それの発売がまだ1ヶ月くらい先ということもあって、店側が分割発送にしたのだろう。

 “生き残りたい”というフレーズが印象的な新オープニング曲『ライオン』だが、今週のバンダイ・チャンネルで配信中の第22話“ノーザン・クロス”で、その言葉の意味がよりいっそう心に響く。
 病魔に冒され死の運命から逃れることはできない(と思われる)シェリルの、心情。静かな夜の和装と相まって、じつに美しい。今週は、もうここのシーンだけで生きていけそうなくらいだ。

 虫達の故郷を目指して旅立ったランカ。
 軍に併合されることをよしとせず、独自の道を行くべくマクロス・クォーターでフロンティアから離れたSMSの面々。そして、フロンティアで、残された時を生きる道を選んだシェリル。シェリルを護る道を選んだアルト。
 これで全24話とかだったら、とても収束しそうにないのだが…。最終話が、とても気になる今日この頃。

 ちなみにシェリルの歌声を担当しているMay'nさんの公式サイトは、こちら


2008.9.24(Wed)

ホームセンターにて

 気がつけば、いつのまにやら彼岸花が真っ赤に咲き乱れる季節。そろそろ秋植え球根の仕込みをしなければならない。そんなわけで、会社帰り、ホームセンターの園芸コーナーを物色してみる。

 チューリップ以外の品揃えが極端に悪くなっていた。あんまり売れないんだろうか…、などと思いつつ、とりあえずチューリップを確保しておこう。ここ数年、百合咲きを選んでなかったこともあって、久しぶりにいろんな色の百合咲きを詰め合わせた12球セットを1つ買った。これは大きいテラコッタ用。
 小さいコンテナ用に、もう1種類。こちらはこれまで買ったことの無かった黄色に緑のラインの入る“ダンシングショー”という品種を買った。黒いチューリップにも、かなり惹かれてはいたのだけれど、やはり春は明るい系統の色彩が似合うかなと思って止めた。…でも、花壇の片隅に、地植えでひっそり黒いチューリップというのも悪くはない。買い足すかどうか、もう少し、悩んでみるとしよう。

 ペットコーナーで、猫用のソファを探してみたが、1つも発見できず。
 昨年、にゃんちくん用に買ったやつは、すっかり汚れてしまったので夏頃に処分した。夏は暑いから、なくても大丈夫だろうと思っていたのだが、近頃は夜ともなるとめっきり冷え込んで来るので、そろそろ丸まって眠れるふかふかの猫用ソファが必要だった。
 売ってないのは想定外…。
 ペット用品専門店に行かないとダメか。
 ただ、今週末は、みこりんの学校で運動会が予定されている。そしておそらくその翌日は、太陽浴びすぎてダウンしてそうな予感がひしひしとするので、にゃんちくんのソファを買えるのは、もう少々、先になるかも。

ひみつ日記ファイルジェネレータ ver.1.1

 この“ひみつ日記”は、1個のプレーンなテキストファイルの中に、XMLによって記録されている。このファイルから、自動的に日々の日記を抽出し、個々のページをXHTMLに変換&生成しているのが、自作の“ひみつ日記ファイルジェネレータ”だ。
 ちなみに、サーバ上で動的生成させるという昨今の時流はあえてスルーし、ローカルで静的に生成してしているのは、ひとえに私の好みの問題。特定のデータベースソフトに依存しない、プレーンなテキストファイルをマスターデータにしてあるのも、私がそれを好むから。流行のスクリプト言語ではなく、C++を使っているのも、私がそれを好きだから。………でも、C++BuilderのTStringListクラスがこの世に存在していなかったならば、ひょっとするとサーバ上で動的生成&スクリプト言語に浮気していたかもしれない…、というのは秘密だ。

 今回は、個々の日記それぞれに、分類タグをつけて、カテゴリ分けできるように、バージョンアップしてみた。分類タグは、1つの日記に対して0個以上付ける事が出来る仕様である。付けなくてもよいし、内容に応じて複数のカテゴリに属させる事もできる。
 分類タグさえつけておけば、自動的に必要なページやリンクを作成するようにプログラムしたので、あとは過去の日記について分類タグを加えるだけでok…、なのだけれど、さすがに過去の日記すべてを一気に分類するのはちょっと量が多いため、とりあえず分かりやすい直近の話題である“マクロスF”と、“バトルスター・ギャラクティカ”だけ、ささっと付けてみることにした。

 事前にテストデータで動作確認はしていたのだが、1ページあたりの表示日記数を少なく設定して複数ページを生成しても、正常に機能していることがわかり、ほっとする。そんなわけで、1ぺーじあたり30日分表示できるように変更し直し、再度、生成。
 今のところ各カテゴリにつき、1ページしかないのが少々寂しげではあるけれど、“ひみつ日記ファイルジェネレータ”ver.1.1 ひとまず完成。


2008.9.25(Thr)

枝豆と明太子

 晩御飯は、刺身と枝豆と明太子だった。いずれもみこりんのリクエストなのだという。
 刺身はまぁわかるとして、枝豆と明太子の組み合わせは、意外だった。普段から、これらが食卓に頻繁に登場していたならまだしも、いずれも年に数回…、明太子に限れば、年にゼロ回も不思議ではない品のため、なんだか唐突な感じがする。しかも枝豆と明太子って、どっちかというとおかずというよりは、酒の肴だしなぁ。

 しかも辛いもの苦手なみこりんが、わざわざ明太子を選ぶとは。辛子明太子ほどではないにしても、明太子だって、そこそこ辛い。謎だ。謎すぎる。

 そんな私の考えをよそに、みこりんはおいしそうに明太子をほかほかご飯と一緒にぱくぱくと食べている。
 …ひょっとして、(みこりんがはまっている声優の)愛生ちゃんがらみで何か明太子系な話題が出たのかもしれない。ネットラジオか、あるいは、声を充てている“ウミショー”のエピソードとか。

 海系な食べ物だから、“ウミショー”の可能性が高いような気もするけれど、案外、ただの気まぐれなのかも。どっちにしても、明太子ご飯は美味であった。またみこりんの気まぐれが起きますように。


2008.9.27(Sat)

運動会

 絶好の運動会日和…、といいたいところだが、気温が異様に低すぎた。太陽は出ているのに、猛烈に寒い。毎年、運動会には太陽の暑さにやられていたので、今回も思いっきり夏の格好をしてきたのだが、吹きすさぶ寒風はもはや冬の雰囲気すら滲ませており、容赦なく体温を奪い去ってゆく。
 Licは持参してきていた薄い肌掛けにくるまり、グロッキー気味。昨日まで、職場のエアコンがフル稼働するような気候だっただけに、これはきつい。

 しかし、そんな寒さをものともせずに、子供達は元気一杯、大地を駈け回っている。さすが、風の子だ。
 ふと見上げた空一面を、うろこ雲が覆っていた。空が、高い。

秋の空

 昨日みこりんに、ビデオで撮ってほしい種目がわかるよう、プログラムに印をつけてもらっていたのだけれど、各学年の団体演技(いわゆるダンス系)が全部含まれていたので、撮影の時間配分には少々苦労した。
 というのも、現在使っている我が家で2代目となるビデオカメラ(Victor製 GR-D650-S)は、標準バッテリーの持続時間が短く、60分が限界なのだ。つまり、テープ1本でおしまい。以前使っていたSONYのハンディカムは、標準バッテリーでもテープ2本は余裕だったのだが…。拡張バッテリーを買えということなのかもしれないけれど、HD画質のビデオカメラが普及期にさしかかった今日この頃、旧型機種のバッテリーを新調するというのもアレなので、いまのところ保留中。

 そんなわけで、60分を超えない様に、厳選して録画ボタンを押す。
 今年から、みこりんは高学年ということで、運動会でもそれぞれの係が割り当てられており、その分の撮影も忘れてはならない。みこりんの係は、徒競争の着順毎に、選手を並べておくというやつで、比較的絵になる構図が多かった。
 みこりん自身の出場種目では、まず団体競技があった。3人4脚のあと、ムカデ競争が組み込まれているという豪勢な仕様だ。何番目に走るのかは、事前にメモっておいたので問題なし。ファインダーでみこりんの走りを追っていると、突然、ふっとみこりんの姿が消えたので驚く。
 どうやら、転んだらしい。3人4脚なので、タイミングを合わせるのがなかなか難しいようだ。

 続いて、徒競争。これも事前に走る順番を聞いていたので、慌てることなくファインダーで捕捉できた。じーっと追っていると、ゴール手前でみこりんの姿が一番大きく感じられた。ひょっとして一番?
 徒競争の並び順は、50メートル走のタイムを基準にソートしてあるそうなので、極端に遅い子とか速い子が混ざったりはしていない。タイムの近い子同士が競争するため、どれも接戦だ。

 お昼のお弁当が終わると、いよいよ高学年による組み立て体操がある。
 「食べたすぐあとに逆立ちするのはちょっといや」と不安がっていたみこりんだったが、うまく出来ているだろうか。運動場のどの辺にいるのかは聞いていたのだけれど、ファインダー越しに探してみるも発見できず。どの子も、赤白帽子を、この時だけは白に統一しているため、遠目にはみんな一緒に見える。しかも男子も女子も、同じ色彩の体操服だから、ますます分かりづらい。
 ようやくみこりんらしい人物を捕捉した時には、すでに演技も後半を過ぎてしまっていた… orz
 それでも、みこりんが上に乗って決めポーズしてるところは撮影できたのでよしとする。大きな事故も無く、無事に組み立て体操が終わり、ほっと安心。

 最終種目の選抜リレーでは、みこりんが係の仕事で出ていたので、テープの残りを使いきるべくビデオカメラを向ける。バッテリー残量表示はこの時点でゼロ警告が出ていたのだが、どうやらぎりぎり大丈夫だったようだ。
 これにて、運動会終了。

 *

 みこりん的には、団体競技の3人4脚で転んだのが一番悔しかったらしい。膝小僧には、そのときに出来た擦り傷がくっきりと残っている。みこりんと同じく端っこを担当していたもう一人の子も、同じように膝小僧を擦り剥いてたということだが、最初にバランスを崩した真ん中の子だけが無傷だったのが腑に落ちないようだ。まぁ、気持ちは分かる。
 いずれみこりんも、今日の事を懐かしく思い出す日が来るのだろうな…。そんな事を思ったりしつつ、帰宅。


2008.9.28(Sun)

日曜日

 起きると、あまりの寒さに驚いた。昨日の冷え込みは、幻ではなかったらしい。突然の気候の変化に、まるで地軸がいきなり変動したのではないかとすら思えてくる。そんなことはあり得ないのだけれど。

 庭をみやると、伸び放題の雑草も、とうに花の時期を過ぎ、無数に綿毛の種を抱えている。種をつける前に抜こうと思っていたのに、こうなってしまってはもうどうにもならない…。来春の芽吹きが恐ろしい。
 買ってきておいたチューリップの球根も植えねばならないが、寒さでどうにも庭仕事が億劫になってしまっていた。しかも昼からは、追い討ちをかけるかのように冷たい雨が降る。

 膝の上で長く伸びているにゃんちくんは、まさに生きたカイロで温かかったが、思い出したように踏み踏みし始めると、その伸びた爪が足に食い込んで、とても痛い。
 爪も切ってやらないとダメだな、と思いつつ、今日は一日、ぐうたらに過ごす事に決めた。

 みこりんは、明日、土曜日の振り替えで学校は休みだ。ちょっとうらやましい。そう言ったら、「おとーさんは見てただけなんだから、休む必要ないじゃん」と冷静に指摘されてしまった。みこりんの突っ込みも、徐々に厳しくなってくる今日この頃である。


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