1999.5.1(Sat)

ビデオラック

 最近、SkyPerfecTV! で録画するビデオが増加しまくりなので、整理用にラックが欲しいということで、Licと意見が一致した。そこで午前中、みこにゃんが保育園に行っている間に、近くのホームセンターまで見に行く事にした。
 ちょうど、今、通販のカタログでよさそうなラックがあったので、それよりも値段の安いものがあれば買いということで、調査のためだ。

 あいにくカタログにあるような収容能力、スタイル、価格を兼ね備えたものはなかった。やはり通販で注文するのがベストのようだ。ただ問題は、買ったラックをどこに置くかなのだが、現在のところ押し入れの中という案が有力である。

 春だからか、園芸フェアみたいなのをやっていて、春の花苗やら野菜苗やらが大量に出回っていたので、みこにゃんを迎えにいく時間ぎりぎりまで見て回った。
 ハーブが充実していた。ちょっと前なら専門店じゃないと買えなかったような品種が、当たり前に置いてある。ハーブのブームが確実に定着してるのだなぁと感じた。
 ラヴェンダーもかなりの品種を揃えていたので、中でももっとも花芽の多そうなスーパーセビリアンブルーを3株買った。まだほんの小さな苗なので、今は見劣りするが、大株に生長すれば見事なラヴェンダーの群生ができあがる。

 新品種の花苗で、サントリーのやつが今回もいろいろ目に付いた。ペチュニア改良品種以外でも、かなりがんばってる感じだ。

川遊び

 最近、日本淡水魚にはまりつつある私は、4月に入ってから釣り竿一式を買っていた。GWになったら、絶対川に魚採りに行こうと決めていたのだが、今日は天気もいいし、庭も綺麗になったし、水槽もばっちりだし、出掛けることにした。

 午前中は、みこにゃんが保育園なので、午後からクルマに荷物を積み込んで出発したのだが、餌を買う釣り道具屋を近所で知らなかったため、一度わざわざ隣の市まで行かねばならず、なんだか大回りになってしまい、時間をくったのだが、事前にLicが調査してくれていたその川のポイントは、見事であった。
 長良川ということになるのだが、渓流と中流域が同時に楽しめるといえばいいだろうか。みこにゃんの水遊びにもぴったりだ。

 私は早速、釣り竿をセッティングし、糸を垂れる。みこにゃんとLicは、浅瀬でちゃぷちゃぷ水遊び開始。みこにゃんは、もうずぶ濡れで、川に入っていた。まだ水はそんなに暖かくはないのだが、冷たくもなく、ちょうどいいのかもしれない。
 みこにゃんの水遊びグッズも、しっかり持ってきていたので、バケツやらスコップやらくま手やらで、ばしゃばしゃ魚を捕まえようとしたり、水を汲んだり、楽しそう。

 お天気がいいので、びしょぬれの服やカラダも、すぐに乾く。小腹がすけば、持ってきてたおにぎりを食べて、ちょっとしたピクニック気分を満喫。急に川遊びを決定したのでお弁当といってもおにぎりとウインナーとポテトだけなのだが、それでもこういうロケーションで食べると、めちゃうまい。みこにゃんも、異様な食欲でがんがん食べている。

 夕方、そろそろ帰ることにした。捕まえた魚が弱る前に水槽に移さなければならないし、今日はあくまで川遊び初日ということで、様子見だったから。
 渓流のあたりでは、フライフィッシングをやってる人がかなりいたようだ。釣りなど小学生以来という私が、その列に加われるのは、まだまだ先のことだろうが、いつかああいう場所でも釣ってみたいものだ。

『ヴォイジャー』

 今日から SkyPerfecTV! のスーパーチャンネルで、女艦長ジェーンウェイで有名な『スタートレック・ヴォイジャー』が始まる。もちろん全話S−VHS標準で録画予定だ。
 このヴォイジャー、去年の暮れ、先行放送で20話分放送してくれていたので見ているのだが、なかなかそれまでのスタートレックシリーズにはない面白さがあり、楽しみだ。
 連邦の船が一度も到達したことのない領域での活動になるため、ネタも新鮮で期待できる。ただ、ネタに過去の蓄積が活かせないだけ、冒険でもあるのだが。
 スーパーチャンネル、これでスタートレックは、元祖スタートレック、新スタートレック、DS9、ヴォイジャーと、シリーズ4本、すべて同時に放送中ってことになるのだが、なんてうれしい番組構成なんだ。きっと局に熱烈なトレッキーがいるにちがいない。

 それはそうと、映画『スタートレック 叛乱』、なかなか期待できそうである。GW明けに公開ってのが、ちょっと悔しいが、ぜひ映画館で見てみたいものだ。


1999.5.2(Sun)

縁側

 昨日、ホームセンターでLicが誕生日プレゼントには、この縁台がいいと指差したものがある。桧造りの、幅90cm長さ2mほどの縁台であった。
 庭も綺麗になったことだし、これから季節もよくなるし、庭に縁側があれば最高だろう。ということで、今日、買いに行った。
 でかいので、ホームセンターの無料レンタルトラックを借りて、持ってかえることにしたのだが、トラックの運転なぞ生まれて始めてである。多少緊張しつつ、いざ発進。

 でかいが、ミラーは見やすく、取り回しも楽なので運転は、意外にしやすかった。みこにゃんも、待望のトラックに乗れたので、「とらっく とらっく」と喜んでいる。ベンチシートなため、みこにゃんを真ん中に、3人が並んで座れるのも魅力的。座席が高い位置にあるので、見通しがよいのも、気持ちいい。
 無事、縁台を家に届け、ホームセンターに戻ってからは、昨日の続きで園芸フェアを堪能した。

 本日の買い物。“フライドエッグ”(食べるフライドエッグじゃない、花だ)、“名称不明だが…、あ、今思い出した、図鑑に載ってたはずだが今手元にないので、また今度”、“ブルーデイジー”、“ベゴニア”。高価なものじゃないが、色彩的に乏しい我が家の庭を飾るには十分。今年蒔く予定の種が開花するまで、開花苗でしのぐ予定。

ジンギスカン

 縁台も来たことだし、お待ちかねの庭でジンギスカンをやることにした。じつは事前にジンギスカン用のラム肉1kg(GW特価で830円)ってやつをインターネットで注文していたのだ。
 ジンギスカンは、今まで北海道ツーリングのときに食べた1度きり。Licは未経験らしい。なんだかわくわくしてしまう。

 縁台と一緒に炭も買ってきてたので、アウトドア用品を収納庫からがさごそ探し出し、屋外バーベキューセットを発掘してきた。学生時代から使ってるので、もう14年使ってることになる。
 Licと結婚してからは本格的なアウトドアな遊びをしてなかったので、私の備品の数々をLicは未見なため、錆び錆びで、ぼろぼろな姿に、Licはかなり引いてたようだ。が、こういう火を使うアウトドア器具は、外見など最初綺麗でも、すぐ真っ黒になるのだ。丈夫で長持ちするのが、一番良い。

 炭を入れ、着火剤を使って火をおこした。ほんと着火剤があると短時間で火がつく。こういうのが無い時代は、いろいろ燃えやすい小枝やら新聞やら固形燃料やらでやったが、着火剤は手間いらずなのがよい。

 ごうごう炭に火がまわって、準備OK。じっくり炭火焼きというよりは、バーナーで一気にごぅと焼く感じの炎だが、お腹が空いてたのでこれでよし。
 Licが「付属の網で、直接肉を乗せるのはいや」というので、パエリア鍋と、オーブントースター用網をのっけて、焼きはじめた。
 まずなにはともあれラム肉の味だ。パエリア鍋には、油をひかなかったが、全然大丈夫みたいだった。火力が強いので、一瞬で焼けた。特製タレにつけて食う。をを、この歯ざわり、牛や豚や鳥では絶対にない感触。こりこりっとしてて、やわらかい。買って正解とわかると、じつにうれしい。
 どうせ炭火焼きならと、Licが買ってきた串刺し川魚とサザエ、アサリも焼きつつ、ラム肉をがんがん焼いて食いまくった。野菜をまぜて、タレで炒めたやつがなんか本場で食べたジンギスカンに一番味が似ていたような気がする。

 炭火の火力の熱さに、軍手二枚重ねで肉を焼きつつ、そのまま食うというワイルドさがたまらない。Licとみこにゃんは、新品の縁台に座って、これまたおいしそうに肉を食っている。みこにゃんもラム肉がお気に入りになったらしい。でも、お魚のほうがもっと好きみたいだったが。
 このラム肉はミディアムレアで食べるのが最高と説明書には書いてあったが、やはり私もそれが一番おいしいと思った。Licは、もうちょい火が通ったほうがいいといってたが、その段階で焼き上げるのはかなり技が必要で、焼きすぎで焦がしてしまうこと多く、もうちょい練習が必要。
 1kgの肉を実質オトナ2人で食うのはかなりきつかった。でも、おいしいので止められない状態。結局、米など余計なものは一切出てこず、ひたすらジンギスカンだけで今夜の夕食は終了した。
 庭を綺麗にすると、こういうイベントが可能になるというメリットがついてくるのがうれしい。

 さて、今回使用したラム肉、“らむ亭”というお店がインターネットで通販の申込を受け付けてくれている。GW特売という心憎い演出は、たいへん魅力的だし、肉そのものもじつにうまかった。来年もまた注文しようと決めている。

本屋へGO

 夜、本屋へ出掛けた。日淡(日本産淡水魚)の特集を雑誌でやってるので、そいつが目当てだったのだが、立ち読みで済んでしまった。代わりに買ってきた本は『犬夜叉10巻』(作 高橋留美子)、『星ぼしの荒野から』(著 ジェイムズ・ティプトリー・ジュニア)、『D−ダーク・ロード1』(著 菊池秀行)、『園芸ガイド4月号』、『BLT』である。

 『犬夜叉』は、前回なかなかいいとこで終わっていたので読むのが楽しみ。『星ぼしの荒野から』は、あの『たったひとつの冴えたやり方』で泣かせてくれたJ.ティプトリー・ジュニア、今回も十分期待できそうである。『たったひとつの…』を超えるような作品が入っていると、大変うれしい。
 『D』は、まさか新刊だったとは思わなかったのだが奥付けの日付が今年の3月なので、新刊なのだろう。最近『D』は買ってきても積んでおくだけになっているので早く読まねばと焦ってきている。このままではどんどん『D』の世界に取り残されそう。
 『園芸ガイド』はハーブと野菜作りが特集だったので買った。今年ほど、この雑誌が役に立つ年もあるまい。『BLT』、4コママンガが楽しいねー。


1999.5.3(Mon)

中古オーディオ

 うちの押し入れには、中古のオーディオが数点、眠っている。いまでは珍しくなったが単品オーディオの数々。プリメインアンプが2台、サンスイと、オンキョーのもの。レーザーディスクプレーヤーが1台。サラウンドプロセッサーが1台と、これと対で使うドルビープロロジックプロセッサーが1台、あの YAMAHA のDSPシリーズだ。
 この陣容からおわかりのとおり、サラウンドシステムを構成していたオーディオ機器である。現在は、AVアンプに買い替えてあるので、これらは不要になってしまったのだ。LDプレーヤーは、故障による引退である。
 これら単品オーディオは、そのままゴミに出すにはあまりにもったいないというわけで、以前から目をつけていた中古オーディオ販売・買取りショップに、出掛けることにした(オンキョーのアンプは完動品なため、何かに使えるかもということで残しておく)。

 YAMAHAのサラウンドプロセッサは、あまりにマニアックな品なため、オーディオ専門店の中古買い取り部にもあらかじめ買い取り価格を聞いてみたのだが、製造から年月が経ちすぎており部品在庫もメーカーにないため買い取り不能という回答であった。このぶんではこれから行く店でも、あまり期待できそうにない。

 店先から奥にかけて、うずたかく積まれた中古オーディオやらTVに囲まれて、その店はR21号沿いにぽつんと立っている。店長に、「買い取って欲しいものがあるのだが」と告げ、見てもらった。
 店長の目は、サンスイのアンプを見て、少し鋭くなった。「動きますか?」と聞かれたので、「TAPE1の入力系がやられてます」と正直に答えておいた。「うーん」と残念そうな店長。ボリュームにもガリが出るということで、さらに険しい表情に。が、定格出力280Wの表示は、店長をかなり満足させたようだった。
 「サンスイのアンプは、年寄りに人気なんですよ」とのこと。わざわざ指名買いしていくのだそうだ。たしかに、私がオーディオマニアだったころも、サンスイのアンプは評価が高かった(だからサンスイにしたのだが)。「故障なしなら、5000円はお出しできるんですが…」んー、やはり故障してると不利だ。
 LDプレーヤーとサンスイのアンプあわせて、1500円で引き取ってくれた。サラウンドプロセッサーコンビは、やはりここでもマニアックすぎるのと、古すぎるので値段が付かなかった。タダで引き取ってくれただけでも、マシといえよう。

 今、欲しいオーディオ機器といえばβのデッキである。この店でもちょっと探したが、まったくない。やはりSONYの意地を信じて、新品を買うほかあるまい。
 かえすがえすも、以前所有していたβプロを、故障で廃棄処分にしてしまったのが悔やまれる。動作が怪しかったものの、修理すればまだ使えたのだが、当時は修理費用が出せなかった。あのジョグダイヤル気に入ってたのだが。。。いまさら、βプロの最高級品を買うには、あまりに負担がでかすぎる。

ノーマルタイヤ

 なんと今までずっとスタッドレスタイヤで過ごしていたのだが、もうそろそろ限界ってことでGSまで、タイヤ交換に行ってきた。今は現金が不足しているため、カードで支払えるGSは便利だ。
 交換の間、店内でぼぉぉっとしていたのだが、みこにゃんは広い店内を走り回って遊んでた。どんなとこでも遊び場だ。

 一人で遊ぶのに飽きたのか、私の手をとり「あっちいく」と引っ張って行こうとする。雑誌を手にとってたら、「おいといて。おしまい」と言われてしまった。最近、みこにゃんの自己主張は、かなりのものになってきた。でも、まだまだ可愛い我が侭なので、余裕で対応できるのだが、これからどんどん反抗期とかに入ってゆくと大変になるのだろうなぁ。

レンタルビデオ

 どうしても欲しい本があったので、取り寄せてもらうためにちょっと遠くの本屋まで出掛けた。いつも利用しているところよりは、注文関係の対応が丁寧なのと、売るだけじゃない店の感じに好感を持っているため、重要な本などの注文は、いつも遠い方の店を使う。
 その本とは『長鼻くんといううなぎのはなし』だ。作者はコンスタンティン・イオシフォフ。私が小学校、中学校と、図書館で借りて読んだ本の中ではベスト1の本である。

 うなぎの子供が誕生してから海を旅して、川に戻ってくるまでの冒険を淡々と語ってゆくものなのだが、うなぎの視点から物事を見ているのが斬新で、真っ暗な地下水脈を泳いでゆくところなど、その暗黒さと狭さ冷たさに背筋をぞくぞくさせて読んだ。
 はたして入手できるだろうか。出版日が、だいぶ古いため、もしかすると駄目かもしれない。こういうとき、電子媒体で本が手に入るようになれば、と痛切に願わずにはおれない。

 その本屋の2階はレンタルビデオ屋が入っているので、ついでに寄っていった。
 まず手にとったのが『帰ってきたウルトラマン』の最終話が入った巻。最終回シリーズを着々とコレクションしてゆく。
 平成のウルトラセブンも、迷った末に1本、手に取った。『失われた記憶』。30周年企画作品第一段だ。モロボシ・ダンも登場するところに、少し期待を込めて。
 あと、マカロニウエスタンの『続・荒野の用心棒』もどうしても見たくなったので探したのだが、この店にはそもそもウエスタンモノが不憫な扱いであった。探し回って西部劇コーナーを1つ発見できたのだが、棚の1段だけしか在庫なし。うーん、不人気なのだろうか。さっそくリクエスト用紙に、書いておいた。
 Licが、みこにゃん用に『となりのトトロ』を持ってきた。さて、みこにゃんにアニメは通用するようになったかな〜。

『となりのトトロ』

 帰宅して、まずみこにゃん用に『トトロ』を再生してみた。オープニング曲の『さんぽ』を聞けば、みこにゃんも興味を示すのではないか?と思ったわけだが、みこにゃんはほとんど興味を示してくれなかった。。。うーん、やはりまだこういうアニメは早いのだろうか。

 宮崎アニメは、この『トトロ』の時代までならなんとか見ることができるレベルなので、つい我々が見入ってしまい、結局最後まで見たのだが、肝心のみこにゃんは途中で熟睡してしまった。ストーリーがあるものよりは、絵のインパクトの強いやつじゃないと、みこにゃんの関心は惹かないらしい。

『ウルトラセブン 失われた記憶』

 平成のセブンは、あまりよい評判を聞かないので、それほど期待はしていなかった。ただ、ダンが出てくるので再びあの変身シーンが見たいという想いで、見始めたのだが…。
 うむむ、ウルトラ警備隊の面々、あまりに素人すぎるぞ。もっとエキスパート集団な感じを出して欲しかった。ウルトラ警備隊って、数が限られてる分、その道のエキスパートが選抜されてるんだから…。

 ポインター、無改造(に見える)NSX…。やはり昔のポインターのほうがインパクトあったなぁ。それとウルトラホーク1号、合体分離やってほしかった〜。
 なんか全体的に特撮がちゃっちい。期待してたセブンの変身シーンも、てかてかしすぎててまったくダメ。このセブンが撮られた時期って、もう『ティガ』とか『ダイナ』やってたはずだけど、あっちのほうが断然よい。なんでこうも差がでるのか。

 セブンと異星人の格闘シーンも、なんだか間延びしまくり。セブンの掛け声、カッコ悪い。なんでや、なんでこうなってしまうんや〜。あんなにオリジナルの素材が良いというのに、どうやったら、ここまで改悪できるのか不思議だ。
 エメリウム光線、ワイドショット、ショボすぎ。オリジナルなババババと光ってた光線のほうが、数段マシ。うーん、昔のほうが特撮よかったってのは、なんか納得いかんぞ。
 で、シナリオのほうだが、部分的によさそうなところもあったのだが、全体の印象が間延びしてて緊迫感に欠けたので、総合的に悪い印象しか残らなかった。すでに私の頭の中では、自分オリジナル『失われた記憶』ができあがってしまったではないか。

 やはり、見るべきではなかったのかもしれない。

『帰ってきたウルトラマン 最終巻』

 ついで、『帰ってきたウルトラマン』を見た。この巻には5話入ってるので、最初から。
 オープニング、やはりこの時代のウルトラマンのって独特のカッコ良さがある。しかも新マンの時期は、MATの兵器関係のデザインが、かなり実戦的になってて素晴らしい。マットアローなど、今見てもまったく古さを感じさせないデキである。
 平成セブンを見たあとなので、よけいそう感じるのかもしれないが、ドラマもしっかり創られている印象をもった。まぁ25分に収めないといけないので、ラストは「なんでそんなこと知ってるの?」だったけれども、まぁいい。

 途中で、Licが睡魔に負けてしまったので、最初のお話だけで今夜は終了したが、最終話が楽しみである。
 でも、新マンはリアルタイムで見ていたはずなのに、最終話の記憶がないのだ。セブンの最終話は知ってるのに、新マンが知らないっていうのが少し気になるが、見てのお楽しみとしておこう。


1999.5.4(Tue)

片づけ

 我が家の洗面所には、巨大なバケツが置いてある。130リットル入る、ドラム缶のようなやつ。2mの海水魚水槽のために使うものだが、これの置き場所がLicには不評である。
 洗面台の右横にどどんとあるので、邪魔極まりないのだ。この日、淡水魚の水換えついでにいろいろアクアリウム用品の戦利整頓をやるので、ついにこの巨大バケツを階段下の収納庫に仕舞う事を決意した。

 収納庫には何が入っているかといえば、私のアウトドア用品一式、それに各種空き箱。扇風機のとか温風機のとか。
 まず、空き箱を撤去した。こいつはもういらない。おそらく引っ越すことはないだろうから。そして、アウトドア用品もきちんと整理しなおした。そうしたら、なんと収納庫半分以上が空いたではないか!
 これだけのスペースがあれば、巨大バケツも入れることができる。さっそくバケツを綺麗に拭いて、中に収納した。脚立もついでに入れると、なおすっきりとしてくる。

 夕方までこれらの作業はかかったが、こういう長期休暇の時でもないと手をつける気合が入らないので、やってよかった。
 広々とした洗面所右側。あぁ空間をこれまで死蔵してたんだなぁ…、と思わずにはいられなかった。

手巻き

 夕方、お買い物に出たら、寿司ネタが超安価になっていたので、買った。
 これだけネタがあれば手巻き寿司!というわけで、今夜のご飯は、手巻きに挑戦。
 でもみこにゃんはナマモノはまだ食べる事ができないので、シーチキンマヨネーズ巻きで我慢してもらい、我々二人で新鮮なホタテやらカツオやらイカやらを堪能した。はー、やはり海の幸は、生がおいしいねぇ。

 ホタルイカのボイルしたやつも買っていたのだが、これはちょっと脂っこすぎた。でも、単体で食べるにはけっこう癖になる味。このホタルイカって、生食で問題出た時代があったように記憶してるんだけど、今も踊り食いは地元ではやっているのだろうか?


1999.5.5(Wed)

こどもの日

 GW前の予報では、今日も雨の予定だったのだが、昨日あたりの予報じゃ晴れってことになっていた。こういう予定変更は大歓迎だ。そして今日、予報どおり天気は最高。
 このサイト用に淡水魚の各水槽の写真をデジカメでぱしゃぱしゃ撮ったあと、午後から外出だ。行き先はGWセール期間中の海水魚屋コーラルポイントと、みこにゃんのプレゼント買い用にマーゴまで。

 コーラルポイントは、一ノ宮付近とかなり遠いのでこちらを先に行く事にした。R22は祭日にもかかわらず、異様に空いていた。もしやみんな高速使ってるから、下界は空いているのかも?
 コーラルポイントでは、ついお財布の紐もゆるくなってしまった。もちろん現金買いはできないため、カード決済である。お魚は、いい状態のやつとか綺麗なやつとかは、いつ入荷するかわからないので、出会った瞬間を大事にしないと一生後悔することになる。

 コーラルポイントを後にして、自宅付近のマーゴまで戻ってくる。すでに時計の針は6時半。でも、最近は日が長くなってきているのでまだまだ大丈夫。
 みこにゃんに、どんなおもちゃが欲しいのか選ばせようとしたのだが、おもちゃ売り場よりも遊具場のほうがよかったらしく、乗り物にのったり降りたりずぅぅっと遊んでしまった。Licは、この機会を逃さず子供服売り場に出撃していった。
 残った私は、みこにゃんにカーレースのゲームをさせてみようかな?と思い、ゲームマシンまで手をひいていったのだが、私がシートに座るとみこにゃんは対戦用の隣のシートに自分も座ると言う。まだみこにゃんの背では、シートが低すぎるため、ゲームは断念。いつもクルマに乗ると自分でハンドル握って運転したがるみこにゃんのことだから、こういうゲームはきっと楽しいだろうと思うのだが。。。

 しばらくいろんなゲームマシンに挑戦させてみようとしたが、電子ゲームはみこにゃんのハートを掴むことはできなかったようである。やはりオーソドックスな電動のデカい乗り物あたりがいいらしい。
 ふと、ガチャガチャの中に、『マグネロボ・シリーズ』なんてのがあるのに気付いた。マグネ・ロボとは、体の各部がマグネットでくっついたり離れたりするロボットのことだ。『鋼鉄ジーグ』が代表選手。『ジーグ』は当然ラインナップに入っているのだが…、うぉぉ、『ガ・キーン』がある。んん??これはぁ!「プライザーにマイティー」こんなマイナーなやつまで登場するか。やはりこのガチャガチャって、マニアなオトナ世代を狙ってるな。こんなん今時のお子様は買わんぞ、たぶん(買ってたらそれはそれですごいのだが)。

 Licが戻ってきたので、一緒に子供服売り場に向かった。なんでも子供用サンダル、しかも足首ホールド可のやつがあったらしい。ふむふむ、こいつは脱げなくてよいかも。でもみこにゃんが欲しいと言った「みっきーまうす(しかも青)のサンダル」には、みこにゃんの足のサイズ13がなかった。別のを試着させてみたが気に入らないらしい。なかなか好みにうるさくなってきたみこにゃんであった。というわけで、今回サンダルはパスということに。
 かわりに別の服でカッコイイやつをと探してみると、あったあった。都市迷彩の上下セット、しかも網網のベスト付き。サイズもちょうど80があったので、即買い。今年の夏も、やはり迷彩ルックがいいね。
 あとは一転、ふりふりの可愛いやつを、、、と思ったのだが、こっちはサイズがのきなみ95とか100になってしまうので、みこにゃんにはまだ着れなかった。とってもキュートなのがあったんだけど、しょうがない。みこにゃんが早く大きくなってくれるのを待とう。

 そうやって服を選んでいたら、なんと閉店時間の店内アナウンスが鳴り始めた。時計を見てびっくり。もう8時である。うーん、ひさびさに時間を忘れて楽しんでしまったなぁ。肝心のみこにゃんのプレゼントは洋服だけになってしまったが、時間切れではしょうがない。またの機会にしよう。


1999.5.6(Thr)

休暇明け

 長期休暇も、昨日で終了。再び、日常が始まる。
 夏の休暇までの2ヶ月、またがむしゃらに仕事仕事だ。
 稼いで稼いで、夏には思いっきり遊ぶのだ。
 うちの会社は成果報酬ではなく、時間報酬なので、効率よく仕事するよりは、ながーく残業しまくったほうが稼げるという、研究職にあるまじき給与システムになっている。そこで、不本意ではあるが、稼ぐために残業しまくりとならざるを得ない。

 うーむ、やはり時間いくらの作業やってんじゃないんだから、とっとと成果報酬に移行してもらいたいもんだ。現場との兼ね合いがあるんだろうけど、給与体系が現場と開発・研究職で異なるのは当たり前だと思う。なんでも平等にってのは、よくないねぇ。

 ちゃきちゃき仕事しようと思っていたが、全社で導入している文書管理システムってやつが言う事聞かなくなってしまい、再インストールするも症状改善せず。一日そうやって格闘してたが埒開かないので、今日はもう帰る事にした。
 文書管理システムの思想そのものは、まぁいいんだけど、ベースとなるのが「あの」Microsoft製 Word 文書じゃなきゃいかんというのは納得できないな。あんなアプリケーションべったりのデータ形式依存な文書で保存だなんて、ぞっとする。なんでHTMLベースの文書にしないかな。今のシステムじゃ、全文検索もできやしない役立たずなんだから。
 そして、今年もまた研究成果報告会がやってくるのだが、これのプレゼン用データも PowerPoint がなぜか全社標準ってことになっているんだが、今年はHTMLでやろうと思う。もうそろそろ一社のフォーマットにしばられるの止めた方がいいんじゃないかな。

葛きり

 Licが会社でもらったといって“葛きり”を持ってかえってくれた。じつは、葛きり、食べた事がないのだ。でも、前からとても興味があった。なんかおいしそうだったから。
 わくわくしながら裏の説明書きを読み、その指示どおり氷を5個入れたガラスの小鉢に“葛きり”を入れ、冷水をちょびっと入れて完成!ん〜見るからに涼しそう。

 テーブルで食べようとしたら、みこにゃんがやってきて「みこちゃんもー」と言う。「待ってね〜 とうさんまだ食べてないから」と待たせつつ、待望の最初の一口!…あぁ、なんて心地よい口触りだろう。このつるんとした感触、ほのかな甘さ。
 まさに一口だけ食べた時点で、みこにゃんに小鉢とスプーンを奪われてしまった。「まだだめよー」と言って、取り返そうとするのだが、みこにゃんはかたくなに「みこちゃんの」と言って小鉢を譲らない。しょうがないので、じゃ一口食べさせてみるか、とちぎって口元に持っていってやると、ぱくっと食べた。が、すぐに吐き出した。どうもみこにゃんにはおいしくなかったらしい。
 これで手放してくれるだろうと思ったのだが甘かった。
 「みこちゃんの!」とさらに強硬に小鉢をひっぱって…、「がっちゃん」小鉢は床に落ちて割れた。一口しか食ってないのにぃぃぃぃぃ。みこにゃんは、割れたらさっさと小鉢の事は忘れたようにLicのとこに行ってしまった。すさまじく哀しい出来事であった。


1999.5.7(Fri)

H−IIA

 宇宙開発事業団(NASDA)が、JEMに続いて次期商用ロケットH−IIAの愛称及びロゴマークを公募していたのだが、今日が締め切りである。
 もちろん我々二人も応募した。Licは昨夜ロゴマークまで仕上げて気合が入っていた。当日消印有効なので、午前中に投函しておいた。

 JEMが先ごろ「きぼう」と決まり、日本の宇宙機器では「のぞみ」や「はるか」など未来指向的名称が続いている。やはり日本では宇宙開発といえば、まだ実用段階っていうイメージではないのだろう。
 だが今回のロケットH−IIAは、商用ロケットとなる。ばりばりの実用ロケットになるわけなので、ちょっと趣向をかえた名称を応募しておいた。
 発表は6月下旬だそうなので、決定したらどんな名前を書いたのか教えちゃおう。

のー

 最近のみこにゃんの口癖というか決まり文句は、なんでも語尾に「のー」を付ける事だ。例えば「あっちいくのー」「だっこするのー」「えほん よむのー」。

 よく女の子が使う語尾の「の」という感じの発音ではなく、「のぅ」って感じに近い。そこがまた可愛らしい。
 おかげで、私とLicにも、語尾「のー」付けが移ってしまった。

 みこにゃんは、すでにかなり複雑な文章もすらすらしゃべるようになった。昨日など「とーさん ばいくのって かいしゃいっちゃった」である。これには正直たまげた。最初はあまりに流暢に途切れなくしゃべったので、なんて言ってるのかわからなかったのだが、よく聴くと、そういうことだった。しかも、その日はバイクでは出勤していないので、たぶんみこにゃんの想像の世界で私がバイクで朝出掛けていったのだろう。

 ここまで言葉が複雑に操れるようになれば、さすが人類だなぁと感心してしまう。どうやって日本語を習得してゆくのか。その過程は外からはまったく見えないが、どうもオウム返しに何度も繰り返しているのが役に立っているような気はする。


1999.5.8(Sat)

明日は母の日

 なのだが、双方の実家へは今年、なにも用意していない。手持ちの現金がないってのが最大の理由だ。花屋でカード決済できりゃ、すでにバラの鉢植えを贈ってる。なぜに、花屋はどこもカードが使えないんだろう?
 こんなことなら、カード決済のできるオンライン花屋にでも注文しとけばよかった。

 ところで今日も、たいへん良い天気である。しかしながら、GWの振り替えによる休日出勤なのだ。こういう土曜振り替えの長期休暇ってのは、いいんだか悪いんだか、複雑な気分である。出勤日数で評価ってのがなくなって裁量労働性に移行すりゃ、なにも問題ないんだけどねぇ。

種到着!

 サカタのタネに通信販売で花の種を注文していたのだが、今日届いた。
 届いたもの一覧は以下のとおり。

  • 羽毛けいとう センチュリーミックス
    鮮やかな赤やオレンジ、黄色などの混合、カラフルな花壇になりそう
  • サルビア ファリナセア シリウス
    白い花の咲くサルビア、小型種、ナナディープブルーと対になる白色種
  • サルビア ナナディープブルー
    濃いブルーのサルビア
  • サルビア ファリナセア ストラータ
    青紫の花弁から白い花穂が出るコントラストの美しい種
  • バジル アフログリーン
    小葉で矮性のバジルで、直径30〜40cmのボール状になる
  • 千日紅 ストロベリーフィールド
    別名「いちご草」、小さい玉のような明るい赤の花を咲かせる
  • 千日紅 オレンジフィールド
    ストロベリーフィールドの色違い、オレンジ色の花が鮮やか
  • メキシカン チューリップ ポピー “ハンネマニア”
    目に鮮やかな黄色の花が美しい
  • ペチュニア プリズム サンシャイン
    黄色のペチュニアで、ちょっと雰囲気変わっている
  • ゴールデンピートバン 10枚
    こいつに届いた種を植える予定

 さて、これら全部を播いたとして…、どこで発芽まで育てるかな。置き場所を確保しないとなぁ。

昨日の夜

 昨日の日記では書いてなかったが、じつは昨夜はLicの職場が懇親会だったので、夕方5時半ごろから、みこにゃんを連れて街をさまよっていたのであった。
 みこにゃんがもっと小さい頃(といっても1歳2ヶ月とかそういうレベル)は、私と一緒だととてもおりこうさんだったのだが、現在すでに1歳9ヶ月。かなり成長している。なにか変化はあるかな?

 まず、クルマに乗せるのが一苦労であった。最初、海水魚屋に行ってたのだが、店の中では外に出るというし、いざ帰ろうとすると、店に入るという。なだめすかして約15分。ようやく助手席で落ち着いてくれた。
 次に立ち寄ったのは郵便局。ここでは比較的おとなしくしてくれたし、帰りのクルマも自分から後部のチャイルドシートにおさまってくれたし、とってもおりこうさんであった。

 クルマを走らせていると、時々みこにゃんの目がうとうとしかけるので、眠るかな?と期待したが、いいところまでゆくものの、寝てくれない。マグネ・ロボのガチャガチャでもやりにいこうかと思ったが、すでに時計は午後7時半。閉店まで30分しかないのでこれから行っても楽しめないと思い、近くのイトーヨーカ堂で遊ぶ事にした。

 駐車場に入れると、「とうちゃーく」とみこにゃんが言ってくれる。いそいそ降りる準備をみこにゃんが始めるので、私もさっさとクルマを降りて、みこにゃんをチャイルドシートから取り出してやる。
 ここも8時までしかやってないので、そんなに長居はできないのだが、とりあえず小腹が空いたので、もっとも安価にかつ効果的に空腹を満たす事のできると思われる“今川焼き”(ちなみにこれ、実家の愛媛のほうでは“大判焼き”って呼んでた)を2個購入。みこにゃんと分け分けして食べた。

 2階のおもちゃ売り場でみこにゃんを遊ばせてみると、だんご3兄弟のぬいぐるみを手に持ってくる。ちょうど串の部分が手にフィットするので握りやすいらしい。値段は2000円。みこにゃんが気に入ったのなら買ってもいいかなと思ったが、3回ほど手にして、以降興味を示さなくなったので止めておいた。
 それよりもみこにゃんには、レンジ台おままごとセットが楽しいらしい。魚焼きグリルを開けたり閉めたり、包丁持ったり、いくら連れ出そうとしても、ずぅぅぅっとそのサンプルで遊んでる。うーん、これは結構おもしろそうなオモチャかも。みこにゃんは、実物のレンジ台(コンロ)でも、かっちゃかっちゃ遊んでるしなぁ。よし、そんなに気に入ったのなら、買おう。子供の日のプレゼント、このまえ買えなかったので、これにしよう。
 買うためにレジに行くのが、また困難を極めた。みこにゃんがついてこないのだ。オモチャの虜になっている。怪獣のソフビ人形とかでつりつつ、ようやく閉店まぎわのレジのお姉さんに商品を渡す。

 そういえば明日は“母の日”である。Licにも何かプレゼントをしよう。よし、あれだ、あれに決めた。「64本体ください」とお姉さんに告げた。さらに付け加えて「ぴかちゅう元気でちゅう、もください」ううむ、このネーミング、みこにゃんがそばにいるからかろうじて言葉にできたが、一人だったらこっぱずかしくて言えんなぁ。

 カードで夏のボーナス一括払い。サインを終えたところで、なにやらオモチャの専門家風な店員登場。64の箱と「ぴかちゅう」のソフトだけだと知ると、こう聞いてきた。「スーファミ持ってますか?」
 ん?「ぴかちゅう」は64のソフトのはずだが?と対応ソフトのことかと思っていると、「接続ケーブルが付属していないので、スーファミがないとそのままじゃ使えないんです」ときた。をを、そうなのか!?N64って、接続ケーブルも付属しとらんのか。今時かなり珍しいが、もともとスーファミからの買い替え需要だけをあてにしてるらしいことも、このへんでうかがえるのぉ。

 では、接続ケーブルも買おうではないか。再びカードを取り出し、同じくボーナス一括払いにしてもらった。この時、私の左手にはみこにゃの手がしっかりと握られていたため、サインするのも一苦労である。レシートが動いてしまうので、レジのお姉さんに押さえてもらいつつ、サイン終了。
 閉店まであと5分という時間に、サービスカウンターで包装してもらった。いちおうリボンもつけてもらった。
 包装されるのを待ってる間、ここの遊具場のガチャガチャを探索したが、ウルトラマンやガンダムはあるが、マグネ・ロボはどこにも見当たらなかった。そらそうだ、子供向けの遊び場に、そんなマニアックなガチャガチャは普通置かない。じゃ、置いてるマーゴって…、じつは担当者がマニアなおっさんなんでは??

 その後はレンタルビデオ屋とか古本屋とかをさまよっていたが、なかなかLicからお迎えコールが来ない。すでに時計は9時20分〜。うーん、もしやこの携帯、待機メッセージモードとかになってて連絡付けられんのでは?と思って(この携帯電話を入手したのがつい最近のことなので、まだ詳細な機能を把握していない)、一度LicのPHSにかけてみることにした。2コールでつながり、今、新しい店に来たとこだとLicが言ってた。あと30分くらいはかかるかも〜というので、もうしばらくさまようことにした。

 途中、みこにゃんが「じゅーす ある じゅーす ほしい」と要求しはじめたので、会社の独身寮にいたころよく使ってたローソンまで買いに行った。店長、あいかわらずであった。
 みこにゃんは喉の渇きが潤うと、次はお腹すいたすいた攻撃になるだろうと思って、一番安価なご飯モノ、“いなり寿司3個セット”も購入。みこにゃんは、小型ペットボトルのジュースを飲むのに、キャップをコップがわりにするのがお気に入りだ。しばらくそうやってキャップにぐびぐび、みこにゃんじゅぅじゅぅってのをローソンの駐車場で繰り広げてた。

 さてさて、Licからようやくお迎えコールが来たのが夜の10時20分のことであった。懇親会は、予想外に長引いた模様。私もまだ夕食は今川焼き1個と、いなり寿司2個しか食べてないのでそろそろ限界。ちゃっちゃと帰宅し、にゃんきち君の世話やら魚の世話やらひととおりやったあと、夕ご飯。やっと落ち着いた。

 Licとみこにゃんに買ってきたプレゼントを渡してみたが、みこにゃんは買うその場に立ち会っていながら、すでに存在を忘れていたようだった。でも箱から出してやったら、興味津々で遊びはじめたので一安心。Licも、マイクにむかって「ぴかちゅぅ」とか「こっち」とか、しゃべってる。このゲーム(という分類でいいのか?)、むかーしの人工無能モノを彷彿とさせるが、音声認識である点、グラフィックで相手が3Dで動く点など、格段に進歩している。単純なのだが、なんかはまりそうな感じ。

 遊ぶみこにゃんに隠れるようにして、Licが再び持ってかえってきてくれた葛きりを、こっそり食べた!うう、うますぎる。氷の入った冷水で食べると、高級和菓子屋で食べてる雰囲気。量が少ないけど、こういうお菓子って、ちょびっと食べるからいいんだろうな〜。


1999.5.9(Sun)

マグネロボ

 お昼、用事があったので街まで出掛けていたのだが、ついでにマーゴに寄ってきた。この一見普通のスーパー、しかしガチャガチャにマグネロボがあるというマニアックな店で、ついにマグネロボをゲットするためだ。
 みこにゃんが見守る中、ガチャガチャに200円入れて、ハンドルをがちゃっとひねる。…がこん。落ちてきた懐かしのガチャ玉。期待と不安で、やや緊張しつつ取り出してみると…。なんと!一発で、一番欲しかった『プライザー&マイティー』が当たったではないか。こうも出だしが好調だと、2回目にも期待がかかる。

 2回目、出てきたやつを確認すると…この青いボディはまさしく『ガ・キーン』。なんたる幸運。これでもう何も思い残す事はない…

 マグネロボのガチャガチャをあとにして、Licのもとへと戻った。
 みこにゃんは、最初に出てきた『プライザー&マイティー』を、自分のものと認識しているらしく、ずっと握ったままだった。あとでちゃんと返してくれるかなぁ…。

 しばらくして、Licが今度はマグネロボのガチャガチャに触っていた。やはり興味を惹かれるのであろう。ふと、その手をみると、なんとガチャ玉があるではないか!?もしやLicまでマグネロボが欲しかったのか??
 驚いていると、お金入れてないのに勝手に出てきたとのこと。ハンドル回してたら、がちゃんと音がしたので、見てみたらあったらしい。この現象はその後、2度と再現しなかったので、Licの願望が見せた幻で、実はお金を入れていた可能性も捨て切れないのだが…。
 Licが当てたやつは『バラタック』であった。これで全5種のマグネロボ・シリーズのうち、3種まで集まってしまったことになる。あとの2種とは、『鋼鉄ジーグ』と『パーンサロイド』だ。

左から『ガ・キーン』,『プライザー』,『マイティー』,『バラタック』

 この日、ゲットしたマグネロボ達。左から『ガ・キーン』,『プライザー』,『マイティー』,『バラタック』。

「ガ・キーン フルパワー!」

 「ガ・キーン フルパワー!」
 左右の手の甲に、プライザーとマイティーを装着。そうそう、たしかこんな設定があったような気がする。
 こんなマニアックな変形用パーツまでプライザーとマイティーに付属しているのがツボをついてると思う。

「バラタック ドリルから大砲に換装」

 「バラタック ドリルから大砲に換装」
 こういう細かいパーツ交換可能なところがうれしい。
 ちなみにバラタックの頭部が、もう1種類入っていたのだが、本編を一度も見たことがないため、どんな設定なのか不明である。

 さて、この日マーゴの遊技場では、こういうガチャガチャとかの空きカプセルを、ゲームマシン用メダルに交換するサービスをやっていた。私のガチャ玉はなんとなくもったいなかったので、Licの空きカプセルを交換してもらったのだが、店員とカード勝負してもらえるメダルの枚数が決まるらしい。今回は負けたので、10枚のメダルと交換。

 みこにゃんにメダルゲームをやらせてみた。こういうメダルで動作するゲームマシンは子供向けがほとんどなので、みこにゃんでも遊べるのだ。
 10枚は、半分をみこにゃんが、もう半分を私がすぐに使い切ってしまった。
 そのあと、たまたまみこにゃんが“アンパンマン”の電動乗り物に乗るというので、またまたオマケのカプセルゲット。こいつをみこにゃんに店員のお姉さんと勝負してもらったところ、なんと勝ってしまい、60枚ものメダルをもらったのであった。すごいぞみこにゃん。
 60枚のメダルといえば、かなりの量である。遊びきるにも気合が必要だ。というわけで、午後から出直してくることにした。

 そして午後、ふたたびマーゴ遊技場にて。カプセルを次々にメダルに交換してゆく。総数300枚ほどになった。ものすごい数である。全部持って歩くのも大変なので、一部をキープしておくことにした。なんかカジノのようである。
 みこにゃんは、ウルトラマンのスロットに挑戦していたようだが、ビギナーズラックというべきか、がんがん当てまくっていた。またまた増殖するメダル。私もみこにゃんの殖やしてくれたメダルで、ウルトラマンのナンバーズをやってみた。50%の勝率。メダルは減らない。
 これで当分は、マーゴ遊技場でメダルに困ることはなさそうである(使い切れるのか不安だったりもする)。

母の日

 やはりなにもしないわけにはいかないってことで、マーゴに店子として入ってる花屋で物色してみた。
 すると、手ごろなミニ観葉セットがあるではないか。ちょっと可愛系なテラコッタに入ったパキラやらドラセナ。1000円で2個入り。これはいい。安いし、毎年花というのも芸が無いし。

 双方の母親用に2セット買った。それでも2000円だ。花束3000円コースを2人分より、だんぜん安い。花束は枯れるが、ミニ観葉ならよほど下手な管理をしない限り枯れないだろう。
 でも、もらう方は花束のほうがよいと思っているのかもしれないが…。

 帰りに黒猫ヤマトで梱包してもらい、発送した。緩衝材を入れてないので、割れないことを祈りつつ。

野菜

 ホームセンターに、またまた寄ってしまった。野菜用花壇の土が、もうだいぶ古くなっているので、再生剤を買おうと思ったのだ。
 でもそれだけで済むはずもなく、結局、新たにいろいろ野菜の苗を買ってしまった。

 スイカ(赤い玉のと黄色い玉の2種類)、ミニトマト、パセリ、ローズマリー(植え替えたやつが、なんとなく立ち枯れしつつある気配なので)、それとデュランタの苗(じつはこの冬で枯らしてしまったので)。
 帰宅してから、野菜用花壇(うーむ、こういうのを畑と一般的に呼称するなぁ)を耕し、土再生剤を播き、石灰も入れ、ほこほこ土壌に改良していると、お隣の奥さんが花の苗を持ってやってきてくれた。
 お隣の奥さんもガーデニング大好きで、庭はいつも花で囲まれていた。よく花の苗とか交換しているのだ。

 鑑賞用カボチャとパセリ、それから開花中の花を少々いただいてしまった。ありがたいことである。
 畑作業を終え、私がポットに赤オクラの苗を植え替えしているのを興味深そうに見ていたので、本葉が出てきたら分けてあげることにした。なにしろ種の数が多かったので、無事発芽したやつだけでも、24株ほどもあるのだ。全部、我が家の庭で育てきるにはそもそも無理がある。

 さて、野菜といえば、もう1つ、変わった野菜をキッチンで栽培中なのだが、下の写真がそれである。

ブロッコリーの芽

 一見、カイワレ大根風。がしかし、こいつはブロッコリーなのだ。種の袋には、“ブロッコリーの芽”と書いてあった。双葉でひょろひょろな奴を食べるらしい。この育て方で正解なのである。
 もし、この苗をまともに育てたら、ホンモノのちゃんとしたブロッコリーになるのか?という興味があるので、1本だけ畑で育ててみようと思っている。

『帰ってきたウルトラマン最終話』

 を、ついに見た。なんとゼットンが再び登場してる。

 冒頭の夢のシーン、なかなか異色な雰囲気を出すのに成功してる。これが当時、子供向け番組で製作されたというのが、なんだか信じられないくらいシュールである。浜辺での純和風な婚礼の儀。途中、出動がかかり、花嫁を残し、みんな羽織を脱ぎ捨て(なぜか下にはMATの制服が)行ってしまう。私的には、急を告げに来た隊員が、怪しくてグーだと思った。あれで、黒子の姿をしていれば最高である。

 ゼットン攻撃に向かうマットアローとマットジャイロ。たしかMATにはもう1種類、戦闘機があった記憶があるのだが(あの翼が丸いやつ)、あれはなぜ登場しないのだろうか。もしや、それまでの回で全機撃墜されていたとか、不具合が見つかって廃棄されたとか?うーむ、記憶にない。やはり全話見るのが一番かな。

 撃墜されたアローを修理して再出撃のところ、燃料缶で燃料持ってきてたが、アローは航空燃料ではなく通常のガソリンで動くのか?

 さて、ゼットンをどうやって新マンが倒すのか気になるところだったが、あれはゼットンにシールドを使わせないようにしてから、スペシウム光線で破壊したという設定なのかな、やはり。初代マンのスペシウム光線はゼットンには通用しなかったが、死角があったということか。一度、初代と同じくシールドされるシーンが初回にあったほうが効果的だったかもしれない。

 さて、ラストである。郷 秀樹(ウルトラマン)、スーツで登場ってのは、なかなか渋い。“旅に出ます”という台詞が生きてくる。見送る姉ちゃんとジロウ少年。遠ざかる郷が、波打ち際で変身したが、あの二人のリアクションを見る限り、彼がウルトラマンであったことは知っていたような感じ。すでにこのへん、記憶が曖昧で確信がないのだが。
 変身アイテムを持たない新マンの、あの十字に輝く星が現れる変身の仕方は、けっこう好きだ(でも一番好きなのはやっぱりセブンの変身シーン)。

 セブン最終話のような熱く激しいものは、あまりなかったが、妙に落ち着いた全編たんたんと異様なほど静かに進行した最終話であった。M78星雲のウルトラの星に、総攻撃がこれから開始されるというストーリーにより、新しい戦いがこれから始まるのだという想像力を膨らませたまま見終わることのできる、見事なラストである。帰ってゆく新マンが、地球防衛の任務を中止してまで母星の戦いのために戻るというのがこの最終話を独特な雰囲気にしている。

 さて、これで初代マン、セブン、新マンと最終話を見たが、次のエースを見るべきかどうか悩む。昭和のウルトラマンは、やはり新マンで記憶の補完はとどめておくのがよいのかもしれない。
 次は、第1話シリーズをやってみようか。


1999.5.10(Mon)

ヘルプデスク

 うちの会社では、社内LANやらPC関係、あらゆるソフトウェア関係のQ&Aを一手に引き受ける“ヘルプデスク”なる部門がある。ノーツの機能を使って気軽に質問できるので重宝してはいるのだが…。

 会社から配布されているPCには、95マシンにはIMEとしてMS−IME95がインストールされているわけなのだが、最近この使いにくさに我慢の限界を感じたため、ATOKを購入しようとした。
 ところがATOK購入にあたっては現在のIME95が業務に支障をきたしていることをヘルプデスクが証明せねばならないらしい。面倒な手続きだが、部門費削減のおり、こうでも理由をつけないとハンコは押せないよということなのだろう。
 そこで、IME95で頻発していた、変換時のフリーズをヘルプデスクに投げかけた。これでIME95に、そのような不具合在りってことになれば、堂々とATOKが購入できる。

 ヘルプデスクでは、そのような事例は報告されていないので、フリーズ時に起動していたソフト名一覧を教えてほしいと回答があった。覚えている限りのことを書いて送信しておいたが、どうやらこのヘルプデスク、本当の業務を担当しているのは社外の委託業者らしい。社内のヘルプデスクは、たんに情報の受け渡しのみをやっているようだ。
 次の回答では、IME95ではなくIME98を使って欲しいと書いてあったが、社員に強制的に去年配られたIME98など、私の周囲では誰もインストールしていない。メリットを感じないのと、当初は不具合が多かったからだ。現在はバグフィックス版があるので、それをインストールしてくれと書いてあったが、そこまで Microsoft に執着する必要も感じなかったので、「ATOKでは駄目か?」と聞いてみた。
 そうしたら、「ATOKでもよいが、できればIME98を」とのこと。この外部委託サポート、Microsoftの飼い犬かもしれないなぁ。

 ATOKの購買伝票を書いてから、すでに3週間が経過しており、このままヘルプデスクとIME98をめぐる押し問答をしていても埒があかない。上司も、ついにハンコ押してくれた。ふぅ、やっとIME95から解放される。
 でも、サポートを担当してた女性、こちらが最後通告で「ATOKを発注中なので、IME98はインストールしません」とメールしたら、直接電話かけてきて、「あの、IME95の件なのですが…」と今にも泣きそうな声で話しはじめたのには驚いた。内容は、これにて件のQ&Aは終了としたい、ということだった。
 社外サポートのIME98を使えという圧力と、私の意地でもIME98はインストールしないぞという板挟みに、悩んでいたのかな、もしかして。

 しかし日本語入力の機能は、IMEごとに微妙な癖があり、社内統一でMS−IMEにするってのが、そもそも間違ってるのだ。このIME1つで、文書入力のストレスの有無や量、変換速度、快適性など、あまりに個人差が大きすぎる。
 それにしても妙なのは、去年一斉に社員に配布されたIME98だ。誰も欲しいなんて言ってないのに、希望の有無も問わず問答無用の一斉配布であった。大量購入のほうがライセンス料が安くなるのだろうが、こういう感覚的側面の強いソフトの場合は、コストパフォーマンスを考慮しないと駄目だろう、やはり。安物買いの銭失いとは、このことだ。

暗闇の職場

 残業してたら、いつのまにかこのフロアでは私一人になっていた。時計の針は、23時30分を過ぎている。
 最後にフロアを出る人が、照明を切り、ブレーカーを落とし、鍵をかける習わしなので、私も仕事を終えると、鍵をかける準備を始めた。
 ところがである、最初に照明を落としたのがまずかった。いきなり真っ暗になった、だだっぴろいフロアは、あまりに不気味でありすぎた。背筋に理由もなく寒気が走り、両腕の産毛が総毛立つのがわかる。なにか予感めいたものがあったのかもしれない。

 非常灯のほのぐらい明かりを頼りに、ポットの電源を抜いた。ふいに、その奥から手をつかまれそうな強烈なイメージにとらわれ、さっと手をひいた。
 正直、これほど「恐い」と思ったことは、過去の似たような状況では一度もない。これまで残業で最後の一人になったことは1度や2度ではないが、そのときは少しも恐いと思わなかった。

 なんだか妙だ。

 背後を振り返りたい衝動をむりやりおさえつつ、扉の鍵を締めた。まるで恐怖映画のワンシーンのように、鍵を締める手も落ち着かず、今にも、このドアの向こうに何かが現れそうな予感を強く感じながら。

 背後の真っ暗な廊下の向こうにも、何かの気配を強く感じていた。視線を感じる。近づいてはこないが、なにかいる。
 はやくこの場を離れなければいけない。それだけを本能的に感じた。
 ダッシュで、建物を出たら、少し不安は解消された。
 でも今度は視線を上から感じてしまった。暗闇の建物内部から、何かがこちらを見下ろしている…

 広すぎる工場敷地を小走りに抜け、守衛さんに鍵を渡して、門の外で待つLicのクルマに乗り込んではじめて、100%安心できた。

 うちの工場は、第二次大戦で爆撃にあい、死者もかなりでている。そのため、敷地内にわざわざ慰霊用の神社まで建立されているほどだ。
 それでも噂は絶えない。一人で残業していると、ふと見知らぬ社員がいつのまにか一緒に残っていた、とか。首吊りがあった職場では、夜になると夜毎その人が現れるとか…

 いまも、敷地内をさまよっているのかもしれない。


1999.5.11(Tue)

乾杯

 みこにゃんは、どこで覚えてきたのか「乾杯」ができる。コップを持ってたら、うれしそうに自分もコップを持って、「ぱんかーぃ」。
 「かんぱい、だよ」と言っても「ぱんかーぃ」になってしまうみこにゃん。
 コップだけでなく、スプーンとか、歯ブラシとか、手当たりしだいに「ぱんかーぃ」してくるみこにゃんは、可愛すぎである。

 でもたまに「かんぱーぃ」と言うこともある。「かんぱい??」と聞き直すと「ぱんかーぃ」に戻ったりもするので、まだみこにゃんの頭の中では「ぱんかい」と「かんぱい」はイコールになってるのだろう。

ちょっとヘン

 今日は早く帰ってこれたので、みこにゃんと一緒にお風呂たいむ。
 みこにゃんは、髭剃り用シェービングフォームが気になってしょうがないらしい。「しゅ する しゅ する」といって、缶を開けようと必死である。
 開けてやって、みこにゃんのちっちゃい手のひらに、ちゅぅぅぅぅとフォームを出してやると、なんと私の顔に擦り付けてくれるみこにゃん。これは「とうさんが使うもの」という認識があるらしい。
 ついでなので髭剃りすることにして、みこにゃんにまんべんなくフォームを塗ってもらったが、際限無く塗ろうとするので、別のモノに気をそらそうと苦労した。

 さてお風呂上がりのみこにゃん。今日はちょっとおしゃれに髪をタオルで巻き巻きしてもらってた。「かっかわいすぎる!」
 Licと二人で、さっそくデジカメ&通常カメラで激写してしまった。

ぱじゃまじゃま

ぱじゃまじゃま

はい、ポーズ!

はい、ポーズ!

砂漠の民“ジャワ族”を連想してしまった…

砂漠の民“ジャワ族”を連想してしまった…

じゃきーん

 みこにゃんは、私がガチャガチャでとってきたマグネロボが、すごく気になるらしい。(みこにゃんの手が届かない棚の上に飾ってあるのだが)それを見上げては、手をのばしてる。
 そんなに欲しがるので、「バラタックとガ・キーン、どっちがよい??」と2体を手に持って聞いてみると、みこにゃんはうれしそうに「じゃきーん」と答えた。

 そうかー、『ガ・キーン』がいいのか。やはりみこにゃんは青が好きだなぁ。『ガ・キーン』を持たせてやったら、楽しそうに遊びはじめた。さらに『バラタック』も持たせてやったら、2体で格闘ごっこなどをしているようす。
 『ガ・キーン』と『バラタック』という、あまりにマイナーなロボットで楽しげに遊ぶみこにゃんの図は、将来きっとSFモノになるに違いないと思わせるに十分な光景であった。みこにゃん用に、新しいマグネロボをゲットしてこようと決めた。


1999.5.12(Wed)

“最も醜いWebサイト賞”

 というのが先日発表されていたので気になっていたのだが、ついに今日、その栄えある受賞に輝いた“最も醜いWebサイト”を覗いてきた。

 まずは“最悪のコーポレートサイト”。Quaker Oatsのサイトが受賞しているのだが、ははぁなるほど、審査員コメント「冗談に違いない。スプレーペイントを吹き付けたくなる」(Dan Shafer氏)というのも、なんか納得してしまう。こういう感じのサイトって、よく学会などでは見かけるけど、一般企業ではさすがに見なくなっていたものなぁ。

 次は“最悪の中小企業サイト”。Gem Hostingが金賞を受賞。このレインボーカラーは確かにユニークすぎる。

 最後は“最悪の役所サイト”。テキサス州政府のサイトが受賞した。…一見して、最初の“最悪のコーポレートサイト”との共通点を見て取れる。そうかー、こういう感じのサイトが「醜い」と称されるのだな、ふむふむ。大部分がテキストで、色彩的にイケてなくて、リンクばかりってのが際立ってるな。

 こういう受賞作品を見ると、うちのサイトは大丈夫かな?と心配してしまう。トップページはもうちょいデザインを工夫したほうがよいだろうか…。かといって、グラフィックで凝った造りにしたら、重くなっちゃうし、、、、テキストだけでクールなやつにするにはなかなかセンスが要求される。


1999.5.13(Thr)

最近はまってるハーブティ

 といえば、“ローズヒップ”である。バラの実を乾燥させたものだ。
 最初、お湯の量を多めに入れすぎて、「ぜんぜん風味がしないなぁ?」なんて思っていたのだが、Licにお湯の入れすぎと指摘され、入れ直したら、これがまたじつに旨いのである。

 ちょっと酸味が効いてて、香りも爽やか、飲みごこちもフルーティ。蜂蜜とか入れなくても、十分おいしい。口の中から、お腹の深部まですっきり洗浄してくれてる感じになるので、つい何杯も飲んでしまう。飲み飽きないのが、すごいと思った。ジュースや紅茶なんかだと、「もういい、もういらない」となってしまうのだが、こいつは違った。
 家でだけ飲むのはもったいないので、明日から会社にも小ビンに分けて持っていく予定。

セントの植え替え

 昨夜のことになるのだが、2年ぶりにセントポーリアの植え替えをやった。放任栽培の結果、ものすごい状態だったので、今年こそは植え替えしてやらないと…、と思っていたのだが、みこにゃんが起きている間にそんなことをするのは暴挙といえよう。
 なにしろセントの植え替えセットは、いかにもみこにゃん好みのアイテム揃いなのだから。

 みこにゃんが寝入ったのを見計らって、収納庫から植え替えセットを掘り起こし、リビングに新聞敷いて、植え替えを開始した。
 古くなった下葉や、貧弱な葉っぱを大胆にカットして、植え替え植え替え。すっきりさっぱりの株に変身してゆくセント達。脇芽が伸びていたやつは、ついつい株分けしてしまい、さらに増殖してしまった。セントは増やそうと思えば、簡単に増えてしまうのであっというまにセントだらけになってしまう。お気に入り株だけ増やそうと心を鬼にしてかからないと、大変だ。

 一時期は100株を超えていたのだが、整理縮小してようやく原種系を13株、交配種を12株ほどというのが現状だ。交配種は、もうこのままでいいと思っている。原種系は、徐々にまた増やしていこうかな。

 途中、みこにゃんがむくっと起きてしまったので、かなり焦ったのだが、みこにゃんは興味深そうに見てはいるのだが、なんだかこわごわとした感じで手は出してこなかった。普段見かけないアイテムだからだろうか?
 それでも植え替え用小型スコップなどには、「とーさん すこっぷあそんでる」なんてうらやましそうに言ってた。みこにゃんはスコップなどで、土とか水を移し替えるのが大好きなのだ。


1999.5.14(Fri)

動物病院

 今日は、みこにゃんの保育園で遠足がある。行き先は、名古屋の東山動植物園だ。もちろん親子参加イベントなのだが、バスで行くということもあり私は今回パス、Licとみこにゃんだけで出かけていった(バスには酔いやすいので苦手なのである)。

 二人を保育園までクルマで送っていったあと、一度家に戻ってから、いざ出勤というときになって、にゃんきちくんの様子がなんかヘンなことに気がついた。いつも綺麗にトイレをするのに、なぜか汚れている。お腹の具合が悪いのかもしれない。今までこんなことはなかったので、さっそく獣医さんに診せにいくことにした。当然会社はお休みである。

 我が家の動物達がいつもお世話になっている動物病院に行くことにしたが、にゃんきちくん用のキャリングケースをまだ買っていなかったので、途中ホームセンターで購入していった。思わぬ出費であった。まぁいずれ買わなければならないものだったのだから、時期が早まっただけと思えばどうということはない。ただ、手持ちの現金が心許なかったので、良い品を選べなかったのが心残りではある(ホームセンターまでは、段ボール箱に入ってもらっていた)。

 動物病院で診察してもらった結果では、食べ物が合わなかったのではないかな?ということだった。4月中旬ごろから、乾燥フードを食べてくれなくなったので、猫缶をやっていたのだ。
 下痢をしているので、点滴してもらったのだが、その間、にゃんきちくんは実におとなしくしていた。診察台に乗って、じぃぃぃっと微動だにせず。獣医さんに「ほぉ、なかなか優秀な猫だねぇ」などとほめられてしまった。飼い主としては、特にしつけたつもりはないので、にゃんきちくんの資質なのだろう。

 餌を、元の子猫用乾燥フードに戻したほうがいいよとアドバイスされたので、今日から特訓の開始である。
 なんにしても重大な病気でなくてよかったよかった。

ついでに買い物

 にゃんきちくんを獣医さんとこから連れ帰ったあと、せっかく休暇にしたのだからと買い物に出かけた。
 イトーヨーカ堂で、サターン用の『グランディア』がなんと500円で叩き売られていると、Licから情報を得ていたので、まずはそいつを見に行くことにした。どこにあるのかちょっと探してしまったが、あったあった、ワゴンセールの中に埋もれていた。たしかに500円。なんという破格値であろうか。

 『グランディア』といえば、来月あたりプレステ用にリメイク版が出るとかで、体験版とやらを配るらしく、そのチラシに載ってたキャラはなかなかいい感じだったので、買ってみる気になったのだ。
 ただ、サターン用のやつは1997年製なので、ちょっと古い。そこが気になるところではある。

 『グランディア』を買ったあとは、今夜の夕食の材料を仕入れねば。というわけで、生鮮食料品売場を物色してみると、かなり立派な真アジが目に留まった。2匹で300円とはかなり安い。迷わず買いである。岐阜でこれだけの魚が手に入るとは、なんだか感動すら覚える。
 このアジは塩焼しかないだろう。すると、シシトウなんかも焼きたくなるではないか。ついでに買った。今夜は思いっきり和食なメニューだ。

 家に戻る途中、ふいに大型園芸センターに寄りたくなったので、アジをクルマに乗せたまましばし探索。今日は日差しが強いので、氷をもらってきてないのがちょっと心配だが、つい永居をしてしまった。
 小一時間ほど見て回って、結局買ったのは、“とうもろこしの苗”1本である。みこにゃんと収穫する予定。今年は野菜を育てるのにはまっているので、こういうおいしい野菜の苗があると、どうしても手が出てしまうのだ。
 クルマに戻ると、車内はめちゃ暑かった。アジがちょっと心配…。急いで家に戻る。

 そうこうしてるうちに、Licから迎えにきてコールがあったので、お迎えにいった。みこにゃんはえらく上機嫌で待っててくれた。遠足は楽しかったらしい。大好きな“ぞーさん”をいっぱい見れたようだ。
 でもLicは、お守りでめっちゃ疲れたようすである。最近みこにゃんは元気いっぱい走り回るし、いたずら盛りなので親一人で外出するのはかなり大変になってきている。
 それでも、東山動植物園にしかない『世界のめだか館』はしっかり見学してきたらしい。うらやましいぞ。私もそこにはいずれ行ってみたいと思っているのだ。

アジをさばく

 Licは神戸っコなのだが、魚をさばくのは苦手である。そこで、今日は私がワイルドにアジをさばくことにした。
 うちには出刃包丁がないので、アウトドア用のいかついナイフを使う。あのシュワルツェネッガーも愛用していると当時評判になったSOGの大型ナイフである。刃渡り27cm級のナイフは、さすがに迫力満点だ。
 しかも切れ味抜群なので、使っていて楽しくなる。ここ最近本来の用途であるアウトドアで使えてないのが、残念。

 焼き網で、いい感じに焼くと、今夜のような陽気だと庭でランタンでも灯して食いたくなる。今年の夏休みにはぜひ海辺のキャンプを実現したいものだ。

『グランディア』

 夕食も終わり、『グランディア』を起動した。取り説の図柄を見る限り、なんかプレステ用のキャラデザとなんか違和感がある。ゲーム画面でも確認したが、やっぱりなんか違う。うーむ、サターン版のキャラは、いまいちかも。それでプレステでは改良されたのかな?

 ゲームシステムそのものは、360度自在に視点を動かせるというのとか、会話シーンが独特とか、個性的でそれなりにグーなので、プレステ版がただの焼き直しではなく、内容も改良されているのなら、そっちも買いかな。
 で、案の定、夜も更けるころにはLicがコントローラを握っているのであった。定めじゃのぉ。


1999.5.15(Sat)

大変!

 真夜中過ぎ、Licは昨日の疲れで爆睡中。私はといえば、なんとなく寝付けずに夢と現実のはざまを行ったり来たりしてた。
 それまでぐっすり寝てたみこにゃんが、急にもがき始めたので、トントンと胸をたたいてやっていたのだが、むくっと起きあがり…、けろ〜と吐いてしまった。大変だ大変だ!熱はないみたい。食べ過ぎかな?と思ってるうちに、みこにゃんは再び熟睡してしまったので、Licと二人でシーツやら布団を片づけて、寝直すことにしたのだが、それから1時間ほどたったころ、再びみこにゃんが吐いてしまった。うーん、これはなんかヘンだ。一応、吐き気止めの座薬を使ってみた。あいかわらず熱はないようなので、すぐに病院という感じでもなさそう。

 がしかし、2度あることは3度ある。さらに1時間後、みこにゃん再び吐いてしまったので、さすがにちょっと心配になった。育児書ひっぱりだして、読んでみると、疲れたり精神的にストレスがたまると吐くことがあるらしい。
 昨日の遠足が原因かな?それでもみこにゃんは、またぐっすり寝たので、ひとまず様子を見ることにした。

 そして朝、夜中ずっとみこにゃんが心配で何度も起きていたので、ほとんど眠れず睡眠不足。みこにゃんは、見た目元気そうだった。…が、朝ご飯のあと、また吐いてしまった。しかもかなりひどい下痢もしている。こいつはやはり病院だ、というわけで、診療時間ぎりぎりの小児科専門の病院に駆け込んだところ、風邪とのこと。脱水になってはあぶないので、点滴となった。

 幼児の点滴といえば、じっとしているはずもなく、左手を固定用の器具を包帯でぐるぐる巻にして、点滴用チューブが接続される。みこにゃんのちっちゃい手は、なんだかものすごい怪我してるような感じになっていた。
 しかも大人みたいに早く入れるわけにいかず、ゆっくり時間をかけるため、Licと交代で見てやることにした。
 幸い、点滴室にはビデオが備えてあったので、みこにゃんが寝てる間、なんか見ようかな〜とビデオテープを点検してたら、なんと『ウルトラセブン』の第1巻があるではないか!なんでこんなものが、こんなところに??という疑問もあったが、とにかくそれを見ることにした。

 ところがである。しばらくして看護婦さんが見回りに来てくれたとき「あら、TVに替えてもいいのよ〜」と地上波のチャンネルに替えてくれた。看護婦さん、『ウルトラセブン』を見てるのは、みこにゃんじゃなくて私なんですぅ…。とは言えないまま、「あ、すいません」などと、いかにもみこにゃん用に『ウルトラセブン』を流していたかのように振る舞ってしまった私であった。うーむ、まだまだ修行が足りないのぉ。

ロータス

 ロータス・ヨーロッパといえば、『サーキットの狼』である。当時はあのコミックでロータス・ヨーロッパに憧れたものだった。まさに第一次スーパーカーブームまっただ中の時、一番好きなスーパーカーといえば、ランボルギーニ・カウンタックやフェラーリ各車をおさえて、堂々の一位の座を私の中で占めていたのだ。

 夕食後、古本屋に出かけた私は、ずらっと並んだ復刻版『サーキットの狼』全巻があるのを見つけてしばし時を忘れて立ち読みしてしまった。うーん、やはりトヨタ2000GTもなかなか捨てがたいのぉ…、などと思いつつ。
 で、結局、1巻と19巻(番外編)を買った(復刻版は本編18巻、番外編1巻からなる)。当事のスーパーカーのデザインって、ほんと今見てもぜんぜん古さを感じさせないなぁ。というより、今のクルマより、だんぜんカッコイイ。なんでだろう?
 ロータス・ヨーロッパは、今でももちろん大好きだが、ランボルギーニ・イオタもかなりいいなと思う。でも、このクルマ、生産台数少なすぎてオリジナルは絶対入手不可能ってのが残念。ま、コピーイオタでもいいや、欲しいな〜。


1999.5.19(Wed)

ばんごはん

 みこにゃんの風邪は、まだ下痢が続いているので今日も保育園お休みである。しかも私もLicも風邪でダウンしてしまっているので、家族そろって静養中だ。
 でも夕食の材料を買わねば餓死してしまうので、夕方Licが疲れてダウンしている間に、みこにゃんを連れて、買い物に出かけた。

 ホームセンターとスーパーが併設されているお店に行ったので、最初ホームセンターで菜園用の土と鶏糞を買った。そろそろ菜園の準備をしないと苗がどんどん大きくなっているから。
 そのあと、「ばんごはん 買おうね〜」とみこにゃんとスーパーに入ったのだが、みこにゃんはよほどお腹がすいていたのか、「ばんごはん ばんごはん〜」と大きな声で叫びながら、あちこち探索していた。
 そしてついに惣菜売場のコロッケを指さし、「ばんごはん いる」と宣言した。

 コロッケは3種類、肉コロッケ、野菜コロッケ、カニクリーミーコロッケとあったのだが、みこにゃんは野菜コロッケを指定した。私はカニクリーミーがいいなと思ったので、「これはだめ??」と執拗に食い下がったが、みこにゃんはがんとして「ばんごはん これ」と野菜コロッケを指さして譲らない。仕方ないので、それを1つ買った。
 私とLic用には、ほんとは魚がよかったのだが、いまいち新鮮なものがなかったので肉にした。時間も時間だったので、どんどん値引きシールが貼られてゆくから、買うのもタイミングが重要だ。

 家に着くなり、みこにゃんはテーブルのまえにみこにゃん用イスに着席し、「ばんごはん たべる」、とコロッケをぱくつきはじめた。下痢してるけど、お腹は大丈夫らしい。食欲はあるのだ。どんどん食べてはやくよくなろうねみこにゃん。


1999.5.21(Fri)

子守り

 みこにゃんはだいぶ体調がよくなっているのだが、大事をとって今日も保育園をお休みさせた。そこで、今日は私がみこにゃんの子守りをすることにした。私の風邪もまだ治ってないので、休養ということだ。

 午前11時、みこにゃんをお昼寝させるためにクルマにのっけてドライブ。途中、ちょっと気になるプラモデルが発売されるという情報を得ていたので、プラモ屋に寄ってみた。
 そのプラモデルとは、『ガンキャノン』である。昔から出てるタイプじゃなくて、この度、新しく作られるやつだ。じつは、ファーストガンダムに限らず、ガンダムシリーズのモビルスーツでは、このガンキャノンがけっこう好きなのだ。ガンダムほどヒーローっぽくないが、その渋さがイイ。赤いボディも美しい。

 店長に聞いてみたら、今月末に出るらしい。買っちゃおうかな〜。
 そのほかに、店の商品みてて「を!」と思ったのはトヨタ2000GTのプラモ。でも値段が5800円もする。店長は2割までならまけてあげるといってくれたが、あいにく手持ちの現金がない。残念だが、あきらめよう。宝くじでも当たったら、プラモじゃなくて、本物のトヨタ2000GTを買ってやる!

農作業

 ドライブの帰り、目論見どおりみこにゃんはお昼寝してくれた。そこで、家に帰り着くと、みこにゃんをリビングに寝かせ、菜園を整備することにした。
 レモンキュウリや赤オクラの苗がかなり大きくなってきているので、そろそろ菜園のほうに植えないとまずいからだ。

 鶏糞入れて、さらに土も入れて、耕し、ほくほくのいい状態にしてから、レモンキュウリの苗を、ピートバンからほぐして1つ1つ植えていった。かなりの数の苗ができていたので、少しお隣に分けてあげることにする。
 赤オクラもポットから抜いて植えたのだが、これを全部植えたら、巨大シシトウの苗を植えるスペースがなくなってしまうではないか。
 赤オクラは頑丈そうなので、あとで庭の固い地面を耕して植えることにして、今日のところは終わりにした。

 だが、作業はこれでおしまいではない。猫がトイレにしないように、菜園をネットで囲う作業が残っている。支柱を立てて、メーター90円で買ってきたネットで囲った。世話用に、人間の入れる入口も作ろうと思ったのだが、あいにく電話がかかってきてみこにゃんが起きてしまったので、中断。ま、そのうち入口はネットを切り貼りして作ろうと思う。
 それにしても真昼の電話には、まいった。呼び出し音が鳴らないようにしとけばよかったなぁ。みこにゃん寝てる時は、気をつけなくちゃ。

ガンダム

 夕方、Licを迎えに行った帰り、レンタルビデオ屋に寄った。特に何を借りようという気はなかったのだが、見るだけでも楽しいから。
 でも結局、『ガンダム0083 映画版』を借りてしまった。来月、『スーパーロボット大戦コンプリートボックス』が出るので、いまだ見たことのない『0083』を見ておくのもいいかな?と思ったからだ。こいつを見てないばっかりに、ニナさんやらコウやら、デンドロビウムやらがゲームに出てきても、あまり感情移入できなかったから。

 夜、さっそく見てみた。…途中までは、うーむ、まだまだこれからよくなってくるのだろうと思ったのだが、だめだった。『逆襲のシャア』と、コンセプトほとんど同じじゃないか。で、しかも救いのない終わりかた。ニナさん、ぜんぜん理解不能な行動するし。コウも、オールドタイプはいいんだけど、いまいち売りがないし。あー、だめだ。これ見ないほうがよかったかもしれん。


1999.5.22(Sat)

イチゴ狩り

 きょうは保育園で近所の農園までイチゴ狩りがある。ようやく復活したみこにゃんは、Licと二人でさっそうと登園していった。じつはみこにゃん、イチゴが大好きなのだ。うちの庭で増殖しまくっているイチゴを見ると、いつも「じちご じちご」と呟きながら、手でちぎってくれる。食べられるイチゴだけでなく、Licの大事にしているヘビイチゴの実も、『イチゴ』と認識しているらしく「じちご」を摘んでくれるのであった。

 園児の歩みでゆく散歩がてらのイチゴ狩りなので、お昼でお開きになったそうであるが、参加したお父さんお母さんは、子供達の「だっこ」攻撃に軒並みあってしまい、へろへろになっていたそうである。Licも、先週に引き続き、疲れて戻ってきた。
 でもみこにゃんはイチゴをたくさん食べることができたので、大満足だったらしい。残ったイチゴは、Licがジャムにしてくれた。やはり新鮮なイチゴはうまい。

庭いじり

 今年は庭いじりに燃えているので、最近はよく雑草抜きをやっている。最近の気温の高さで、雑草などあっというまにわらわら状態になってしまうので、見つけたら即、殲滅せねば去年みたいに庭が雑草まみれになってしまうのだ。

ミニバラの一輪挿し バラ周辺には、特に液肥をよくやっているのでクローバーの増殖がものすごい。抜き甲斐があるというか、まるでツタのようにからみあってる。もう、ばっさばっさ抜いてやった。こんなに雑草があると、せっかく肥料をやっても無駄になるし。
 春のはじめに大胆に剪定したHTローズ(バラ)2種は、無事新芽も伸びてきて、今年は大輪を咲かせてくれることだろう。

 バラといえば、玄関先に植えてあるミニバラ3種も、今年は剪定のタイミングもよかったらしく、新芽が元気だ。オルトラン粒剤でチュウレンジバチ対策も万全なので、去年みたいに丸坊主にされることもないだろう。こちらも液肥を毎週やっているので、大きな花が咲くようになった。去年までの、2倍はあるだろう。植物は、手をかけただけ成果が目に見えて現れるので、おもしろい。
 赤いミニバラ(品種名失念)の一房が、重そうに垂れてきていたので、切り花にすることにした。みこにゃんが興味津々で見ていたのでもたせてやったら、「きれいー」とぎゅっと胸に抱き抱きしてた。いつのまにか、花の美しさがわかるようになっていたみこにゃんであった。

鉢上げ

 苗床ですくすくと生長しているハーブ達が、そろそろ本葉も出始めているので鉢上げすることにした。ロケットなどは、あまりに過密に種を蒔いてしまったので茎が徒長気味である。はやく苗床から移動させないと、このままでは収穫できなくなってしまう。
 家に余っていたプラ鉢やら、プランタを総動員して、苗床の半分ほどを鉢上げした。それでもまだまだ苗は余っている。でも、もう鉢がない。うーん、困った。地植えにしてしまおうかと悩んだが、とりあえず間引いてみて残った丈夫なやつだけ、来週にでもまた鉢上げすることにした。それほど苗の数が多いのだ。ちょっと種を蒔きすぎたなぁ。

 もともと、このロケットの種は3年ほどまえに買ってきてたやつで、まさかこれほど発芽するとは思ってなかったのだ。種の袋には、まだ100粒ほど残っているし。まぁロケットは短期で収穫できるから、また必要になったら蒔こうと思う。
 次に、バジル(こんもりボール状になるタイプ)も鉢上げしようと思ったのだが、先のロケットで鉢がなくなってしまい、やむなくこっちは間引くだけにとどめておいた。
 種が比較的大きいので、最初からポットに植えておけばもっと楽だったなぁと反省しつつ、これも置き場所を来週までに考えないと…
 やはり地植えコースが無難かな。


1999.5.23(Sun)

図書館

 ようやく地元に図書館が完成した。今日はその完成式典も兼ねて、なにやらお祭りがあるらしい。でも、私の風邪がまたぶり返しつつあったので、Licとみこにゃんだけが参加してきた。Licは“もちまき”が大好きなのだ。そしてみこにゃんも母譲りで、“ももち”が大好物なのであった。

 夕方、戻ってきたLicとみこにゃんは、もちまきの戦果を披露してくれた。3つ確保できたらしい。赤いの1つと、白いの2つ。なんだかすごい人手だったようで、おばちゃんパワーに負けてしまったらしい。それでも、みこにゃんはしっかり“ももち”を1つ握りしめてたというので、さすがだなぁと思った。食い意地は、人一倍のみこにゃんなのだ。

 肝心の図書館だが、できたばかりということもあり蔵書はこれからということみたいだが、買うまでもないがちょっと読んでみたいという本をチェックするには重宝しそうである。ただ、閉館時間が17時ってのが、ちょっとなぁ。せめて会社帰りに寄れるくらい、そう、21時くらいまでは開けておいてほしいものだ。

スパロバー

 買ってからちょっとやって封印していた『新スーパーロボット大戦』を、再び起動した。やはり来月コンプリートボックスが出るので、スパロボやりたい病が再発してしまったのだ。
 がしかし、やはりこの『新…』は、ストーリーもいまいちだし、主人公メカ3体もまったく面白くない。しかも動作がトロすぎ、と不満だらけであった(なので、封印してたのだ)。

 でも、やり始めて2話くらいすると、そんなのはどうでもよくなっていた。やはり私は根っからのスパロバーなのか。ダンクーガが動かせる、νガンダムのフィンファンネルで一撃のもとに敵を破壊する、というのをやってしまうと、もう止まらない。風邪で頭が痛いにもかかわらず、ついついやりこんでしまったのであった。このぶんだと、今月中には、コンプリートさせてしまうかもしれない。(もっとも、ゲーマーなスパロバーならば2〜3日でコンプリートさせちゃう程度の内容なんだけど…)

 今は宇宙編をやっているのでレイズナーとかが出てないのが残念だけど、コニーをレベルアップさせるべくがんばっているのであった(コニーが一番お気に入り。本編のVガンダムが見たことないんだけど)。

マグネロボ

 もちまきから戻ってきたLicが、ガチャ玉を4つ持って帰ってきた。マーゴで、再び挑戦してきたらしい。やはりLicもマグネロボが気に入っているらしい。

 今回ゲットしてきたのは、『ガ・キーン』2体に『パーンサロイド』、それに『鋼鉄ジーグ』である。ついに『ジーグ』が手に入った。これで、あのマグネロボ・シリーズのガチャガチャにラインナップされてるやつは、すべて揃ったことになる。

 これよりまえ、じつはLicが『ガ・キーン』と『プライザー&マイティー』、それに『パーンサロイド』をゲットしていたので、『ガ・キーン』だけでも4体になってしまった。こんなにあっても困るのだが、まぁいい。100年もすれば立派なお宝になるだろう。

鋼鉄ジーグ

 ようやくゲットできた鋼鉄ジーグ。懐かしい〜。でも右腕に不具合が…

パーンサロイド

 パーンサロイド。本編でも記憶なし。うーん、これどこで登場したんだっけ?

ジーグがパーンサロイドにスルーイン

 じつはパーンサロイドにはジーグ上半身が合体できる。 腕も、ドリルに換装してみました。
 やはりこういう合体分離技はマグネロボの真骨頂だねぇ。


1999.5.24(Mon)

シングルCD

 今朝は異様に体調が悪かった。まだ風邪を引きずっているのかも…。午前中様子見で休暇にしたが、午後も改善しなかったので結局一日お休みである。
 しかも今日は雨なので、家で休んでいたのだが、夕方、保育園にみこにゃんを迎えにいったついでに、夕食の食材を買いに街まで出かけた。

 最近は、魚に凝っているので“トビウオ”2匹ゲット。このトビウオ、なかなかあっさりした味で、食欲減退気味な時には最高なのだ。
 その後、ここ数年寄りついてなかったレコード屋に寄ってみた(CDとLDしか売ってないのだが、いつまでレコード屋っていう呼称が使われるんだろう?)。シングルCDを見ていたら、なんと『イデオン』のオープニングとエンディングが復刻版で出ているではないか。迷わず買ってしまった。こういうのは、レンタルには出ないから買うほかない。

 『イデオン』のオープニングも好きなのだが、じつはエンディングが実にすばらしいのである。“たったひとつの 星に捨てられ…”で始まるこの曲は、なんとも哀しげなそれでいて美しい旋律。『イデオン発動篇』を見てから、この曲を聞くと、はまりすぎである。
 でもこの復刻版、歌ってる人、当時と変わってるような気がする??


1999.5.25(Tue)

SETI

 SETIといえば、Search for Extraterrestrial Intelligence の略称である。ちょっとでも宇宙に興味のある人ならば、ご存じであろう。地球外からの知的な電波の痕跡を探査するのが目的だ。

 先週あたり、一斉にニュースとして報じられたのが、その中でも我々でも参加できる可能性のある SETI@home プロジェクトである。カリフォルニア大バークレー校が運営するものなのだが、これの興味深いところはインターネットを通じて世界中のコンピュータを活用し、超分散処理で信号処理をやろうという点にある。UNIX用の解析ソフトは以前から公開されていたのだが、今回 Windows用と Mac用のソフトが発表されたため、一般人にも身近になったと思われる。

 SETI@home のサイトでダウンロードできるので、興味のある人はぜひ挑戦してみてはどうだろう。各国言語対応のサイトなので、英語が苦手という人でも大丈夫である(ただし、ソフトは英語版)。


1999.5.28(Fri)

朝の忙しい時に限って

 朝起きて、さわやかな気分のまま、階段を降りる。あぁ今日も一日、がんばれる…
 と思っていたら、なんとにゃんきち君のケージの中で、トイレが倒れ、猫砂が廊下にまでこぼれていた。うぐぐ、にゃんきち君〜なんてことを…。そのまま会社に行くわけにもいかないので、急いで片づけることにしたのだが、にゃんきち君を遊ばせるには時間がないので、キャリングケースに隔離することにした。

 お腹具合の治ったにゃんきち君なので、トイレが倒れたといってもそんなに汚れてなかったのが救いだ。それと、今回使っている猫砂が優れているというのもあるだろう。ほくほくしてて、不潔感がない。
 忙しい朝のひととき、にゃんきち君のケージもついでに綺麗に掃除して、餌も替え、ようやくすっきり。
 忙しい時ほど、作業効率が良くなるっていうのは真理かも。

ビデオ

 今日は会社を早く終わり、帰宅途中にあるスーパーでみこにゃんを遊ばせ、レンタルビデオ屋にも寄ってきた。やはり週末は、こうでなくちゃ。

 レンタルビデオは、悩んだ末、結局『THE X−FILES ザ・ムービー』と『ダーク・シティ』を借りた。1本無料の券があったので、かなり気が大きくなっている。特に、『ダーク・シティ』のほうは、予告編を見て以来、ぜひとも本編を見たいと思っていたのだが、きっとLicに却下される内容なので、こういうタダ券があると借りやすい。

 『未来世紀ブラジル』と比較されていることから、ちょっと期待してしまう。『未来世紀ブラジル』は、大学時代に見たがアレは衝撃的だった。ロバート・デ・ニーロがちょい役で登場してたのにもびっくりしたが、見ていて現実感覚が浮遊しそうな映像美っていうのに感心したものだ。『ダーク・シティ』は、どこまでがんばっているかな。見るのが楽しみ。


1999.5.29(Sat)

千日紅

 苗床で、すくすくと育っていた花の苗を今朝、見てみると、なんと千日紅のうち“オレンジフィールド”のほうが、かなり虫に双葉をかじられてヤバイ状況になっていた。
 ようやく双葉がしっかりしてきて、これから本葉が開くぞ〜ってときに、絶体絶命のピンチである。しかも種の少なかった“オレンジフィールド”が狙われた。うーん、ナメゴンにしては這い痕がないし、ヨトウ君にしては被害が小さすぎる。いったい何にやられたのか。

 なんにしても、このままほっといたら、また今夜襲われて、今度こそ昇天してしまいそうだったので、急遽ポット上げしてしまうことにした。双葉が開ききっているが、本葉がまだなので、ちょっと早いかなぁと不安ではあったが、このまま虫にやられてしまうよりはマシだ。
 ついでにストロベリーフィールド種のほうも、同じくポット上げして、仲良く南側の縁台の隣に避難させてやった。うまく持ち直してくれるといいんだけど。

新しいTシャツ

 午後からTシャツを買いに出かけた。もともと服にはあまり金をかけないし、数も持ってないほうなのだが、さすがにそろそろTシャツの寿命がきつつあったので新しいのを買わねばと思ったのだ。
 これまで着てたTシャツは、“NATURES”シリーズのものだったのだが、数年前に買って以来、付近の店ではこのシリーズをぜんぜん見かけず、ちょっと心配である。絵柄が大好きなイルカとかクジラ系なのもあるけど、売り上げの一部が自然保護基金に寄付されるというので、他のTシャツ買うよりいいなと思ってただけに、今回の買い換えでもこのシリーズがどうしても欲しかったのだ。

 が、しかし、やはりなかった。代わりに、“OUTDOOR”シリーズ(?)が幅を利かせてた。デザインはそれほど悪くなかったが、ロゴにでっかく「OUTDOOR」って入るのは、ちょっと勘弁って感じだ。あまりにダサい。
 かといって、他のTシャツもこれといっていいのがないので、「OUTDOOR」なシリーズでもロゴが違う単語「NATURE ISLAND」になってるやつを2種類買うことにした。こっちのほうなら、まだ露骨にアウトドア〜って主張してないので、許可である。

 それにしても、“NATURES”シリーズはどうなってしまったのだろう。多少縫製に難があろうと、首まわりが伸びちゃおうと、あの絵柄はそれらを忘却されるに十分だったのに。夏本番まで、もうちょっと探してみようかな。

思い切った!

 Tシャツ買ったあとは、スーパーに行った。Licが押入収納BOXが欲しいというので、それを買うためだ。最近、家の中の整理整頓にも燃え始めているのだ。
 増大を続けるエアチェックしたビデオテープやら、本などを収納する用には、すでにニッセンのカタログで大規模収納庫を予約済みである。これらが到着すれば、一気に部屋の中は見違えるようになるに違いない。

 収納BOXは、でかいので一番最後に買うことにして、まずはテナントをいろいろ見て回った。特に他に買うものはないんだけど、こういう瞬間って結構好きだ。
 そうしているうちに、ふとすごいものを発見してしまったのだ。見つけたのは、私とLicの両方。でも見つけた時間は違う。だが、二人して、「これいい!」と思っていたので、「じつは欲しいものがあったんだけど…」というと、お互い目を付けていたものだったので問題なく購入となった。

 その「いいもの」とは、『竹』である。もちろん生きてる竹で、根っこもあるし、芽も茎から伸びつつある。でも本体は竹を10cmくらいに切ったやつで、グラスにたくさん挿して売られていたのだ。
 “ミリオン・バンブー”という名前だった。萬年青とか萬年竹と書くらしい。付いてた説明書によれば、竜舌蘭科の“Dracaena Sanderiana”という植物のようである。学名は“Agavaceae”。あとで図鑑で詳細を調べてみよう。気になるのは10度以下では枯れるらしいことだ。まぁリビングに置いとけば、だいたいクリアできそうなので大丈夫だろう。
 売っていたのは園芸ショップではなく、インテリア・雑貨を扱ってるとこだった。たしかにこれならインテリア性抜群だ。大中小の3種類の長さ太さがあったが、中と小を1本ずつ組み合わせて飾ることにした。単価が安いので、私などは小を10本くらいまとめ買いしてもいいかなと思っていたのだが、やはり初めて買うものなので様子見ということで。

 『竹』を買ったあとも、しばらくうろうろしてみたのだが、またしても「すごいもの!」を発見してしまった。今日は、なんだかこういうのが多い。
 Licは、すでに収納BOXを買っていて、両手一杯に荷物があったので、とりあえずこれをクルマに乗せてきてから、というわけで、いったんクルマに戻り、身軽になったところで、いざ「すごいもの!」を売ってる店に出撃。
 これこれ、と指さすそれを見たLicは「あぁ、やっぱり」と納得した感じだった。ということは、Licも気にはなっていたということだ。
 その「すごいもの!」とは、「絵」である。画家 内田新哉が描いた風景画。淡い色彩に、ペンの線がマッチしてて、しかも絵の中にドラマを感じる。
 最初は、2500円ほどのちっちゃなやつで「どれがいいかな?」なんてすでに買う気満々で選んでたのだが、Licがさらに「すごいもの!」を見つけてしまった。
 でかい。幅70cmくらいはある額に入ったバージョンであった。作者は同じ。小さいのとは比較にならないほど、迫力があって、これを見たらもう引き返せない、というほどインパクトがある。値段も、2万5千円と、10倍ほどするのだが、これは欲しい。とてつもなく欲しい。Licも欲しいと言っている。お互いの意見が一致したところで、購入となった。

 シルクスクリーンとオフセット併用の品だったが、シリアルナンバーとサインが入っている。タイトルは『Sea Breeze』。こういうある意味、本格的な「絵」を買ったのは、今日が初めてだ。なんだかどきどきする。値段的には、海水魚のクイーンエンゼルやフレンチエンゼルのほうがさらに倍くらいするので、めちゃ高い買い物というわけでもないんだけど、やはり「絵」という作品を買うという行為が、新鮮なのにちがいない。

 さて、この「絵」だが、どこに飾るかは、すでに決めてあった。トイレだ。しかも2階の。普段使わないが、この絵を飾るにはそこしかないというくらい、感覚的にあう場所だった。
 帰宅すると、さっそくトイレ部屋の掃除をして、奥の壁にネジをねじ込み、「絵」をかけた。まさに、最初からこうあるべきだったのだ、と思わせるくらいはまりすぎた光景がそこに出現した瞬間だ。
 壁紙の白と、天井が屋根のカッティングに合わせて斜めになってる具合も、見事にマッチしている。海が見える情景を描いた「絵」なので、気分は一気に夏本番である。
 窓辺には、買ってきたばかりの観葉植物を飾った(『竹』とは別に、「絵」用に1鉢買ってきたのだ)。普段使わないトイレをここまでコーディネイトするという、まったく非生産的行為だが、なぜかとてもうれしい。トイレを見るだけで、心がほっと落ち着くのだ。もちろん、ドアは常に開放状態。すでにトイレという機能を放棄し、部屋そのものがインテリアとなった感がする。
 まさに出会うべくして出会ったという感じの「絵」であった。


1999.5.30(Sun)

『新スパロボ宇宙編』コンプリート

 つい徹夜してしまったが、昨夜深夜からやってた『新スーパーロボット大戦』の宇宙編をようやくコンプリートした。
 地上編のコンプリートデータは、まだないので真のエンディングはまだだが、いちおう区切りはついた。それにしても、このスパロボ、完結編とかに比べるとまったくといっていいほどドラマ性がない。ここまでシナリオが崩壊してると、逆に懐かしロボットを動かせるという行為にのみ没頭できて、いいかもしれないと思うほどだ。

 なにしろ、最終話が、最終話と気づかなかったほどなのだから。せっせと資金集めのために「幸運」かけたり、レベルアップをはかったりと、がんばってるうちにエンディングになってしまったのだ。
 νガンダムと、Vアサルトバスターガンダム、それに真ゲッターにダンクーガだけでも、余裕で最終話勝てたくらい楽勝であった(補給ユニットは必須だが)。手応えなさすぎる。でも、これくらい派手に勝てると、逆にさっぱりとしてて気持ちいい。

 さて、地上編もやってみるかな。いちおうこの『新スパロボ』をクリアしないと、次の新しいゲーム『エースコンバット3』とか買う意欲も落ちてしまうから。
 そう、最近気になってるゲームは『エースコンバット3』である。CM見るたび、あーあの機体を動かしてみたいと思ってしまう。でも、フライトシミュレータ系は、じつは苦手なのである。PC用にその昔、『STRIKE COMMANDER』を買ったはいいが、結局シナリオ本編に入れず、練習画面だけで終わってしまった前科がある。ジョイスティックが過敏すぎて操作性がいまいちだったというのも影響大なのだが、PSでのフライトシミュレータってどうなんだろう。ジョイスティックの操作はしやすいのだろうか。気になることだらけだが、久々にやってみたいなと思うゲームの登場だ。

『THE X-FILES THE MOVIE』

 を見た。期限が今日までだったので、ちょっと焦りつつ。
 Licは、『THE X-FILES』が苦手である。TVでやってたときも、ほとんど見てないくらいだ。恐怖映画系な怖さがダメらしいのだが、初期シリーズはともかく、最近のはそんなに怖い話はないんだけど…。

 でも今日はなぜか最初から一緒に見始めた。導入部で、テーマが宇宙人&UFO系とわかったからかもしれないが。
 みこにゃんは、そばで気持ちよさそうにお昼寝中。

 蜂が媒介してるウイルスって、そうだったのか〜、あの“生物”のことだったのか〜と納得しつつ、見終わった。登場人物に、謎のかなりの部分を語らせるなど、初心者にも優しい造りになってたなぁ。マニア受けだけでは、稼げないからかな。
 さてこれからのシリーズ、どうなるのだろう。地球側が、ワクチンを開発成功したということがわかって、宇宙人との植民地化計画は白紙撤回されるのか?それとも大侵略開始なのか。続きが気になる。

ハーブを食べる

 夕食に、庭で育てているハーブと野菜が登場した。
 豆腐サラダに、リーフレタスとロケット、それにナスタチウムが盛られている。
 ナスタチウムは、葉っぱだけでなく花も使っていた。どちらも食用になるのだ。でも食べるのは初めてなので、ちょっとどきどき。

 みこにゃんが、まっさきにナスタチウムの花に興味を示し、手でつまんで口に入れた。でもすぐに出してしまった。どうやらドレッシングが口に合わなかったらしい。
 その後もしきりに「おはな おはな」と指さしながら、何か言いたそうにしてた。お花を食べるというのが、新鮮だったのかな?

 ロケットは、ほんとうにゴマの味がした。たっぷりゴマ油って感じの。まだ本葉が出かかったような小さいやつを数枚入れてあるだけなのに、こんなにゴマ風味になるのもすごい。生長しきった大きな葉っぱなどは、どんな破壊力を秘めているのか。

 ナスタチウムの葉っぱは、青臭くなく、ぴりっとしててスパイシー。大量に食べるには向かないかもしれないが、アクセントとして野菜サラダに入ってると、かなりいい感じ。そして花。鮮やかな赤とオレンジの花は、彩りもすばらしいが、味のほうも葉っぱよりマイルドかつピリっとしてて、グーであった。
 来年はもっとたくさんナスタチウム買ってきて、毎日でも食べようかなと、思わせた。

 リーフレタスもとれたてなので、もちろん旨い。植え替えしてから、葉っぱもどんどん大きくなって数も増えてるので、食べ頃である。週1くらいで収穫してれば、なくなってしまうこともなく維持できそう。


1999.5.31(Mon)

風邪

 先週の火曜あたりから喉が痛かったが、ついに今朝、ダウンしてしまった。熱は平熱なのだが、頭痛、関節の痛み、倦怠感、喉の痛み、鼻水、咳、くしゃみと、風邪の諸症状は「熱」以外ほぼ出そろった感じである。
 やはり日曜に、徹夜などしてしまったからだろうか。体力が落ちているのを実感してしまう。
 意識朦朧状態なので、今日は会社をお休みすることにした。

 午前中、ちょっと気分転換に庭で植物に水やったりちょっと草抜いたりしてみたが、しんどくなってきたのでLicの作ってくれてたお弁当を食べ、そのまま布団になだれこんだ。

 不条理な夢を見た。熱のある時、特有の感じの夢。でも今回発熱はないのに。体が弱ってるからかな?
 土曜に薬局で買ってきてた風邪薬もそろそろ切れてしまう。明日には治っているかな。

 夜、昼間よく寝てしまったので、なかなか寝付けなかった。ずっと新しい水槽をどこに置こうかとか、そんなことばかり頭に浮かんでは消え…。
 みこにゃんも、風邪っぽい。また家族に風邪が蔓延するのだろうか。心配である。


Profile

about

Written by U.

Home

Since 1997.11.14

Index

2009年

  • 7月
  • 8月
  • 9月
  • 10月
  • 11月
  • 12月

2008年

2007年

2006年

2005年

2004年

  • 7月
  • 8月
  • 9月
  • 10月
  • 11月
  • 12月

2003年

2002年

2001年

2000年

1999年

1998年

1997年

  • 1月
  • 2月
  • 3月
  • 4月
  • 5月
  • 6月

RSS feed

RSS1.0RSS

[VALID RSS!]

お勧め

『メイン☆ストリート』(アーティスト:May’n)

『付喪堂骨董店〈5〉―“不思議”取り扱います』(著:御堂 彰彦)

オンライン書店 boople.com(ブープル)

ユーブック

賛同企画

中国によるチベット人殺害と武力弾圧に抗議する!
チベットにおける中国の武力弾圧に反対します

中国製品不買運動

2月22日は竹島の日。竹島は日本固有の領土である。韓国の侵略を許さない。

提供:natsuka.net

gooホーム PROJECT

国際サンゴ礁年2008
国際サンゴ礁年2008

田中律子のTalk&Life