2005.10.1(Sat)

本屋へGO

 新刊案内のメールで、『百鬼夜行抄(7)』とか『ベルセルク(29)』とか、買いたい本が諸々出ていることを知り、家族揃って本屋に向かった。Licは『新・特捜司法官S-A―ジョーカー外伝 (1)』。そして、みこりんも買いたい本があるらしい。自力でWebから必要な情報を探し当てたのだという。ブックマークしたページのリンクをたどっていくだけで、目指すページにたどり着けたのは、偶然か、必然か。そういえば昔、あらゆるWebページは数回のリンクでたどり着けるとかいう研究発表があったような。

 本屋の中では各自、自由行動。それぞれ目指す棚へと散ってゆく。
 『百期夜行抄(7)』はたぶんLicが探してくるだろう。私はレジ近くの新刊コーナーで『ベルセルク(29)』を手にとり、次の棚を目指す。『攻殻機動隊 STAND ALONE COMPLEX 眠り男の棺』が出ているはずなのだが、最近、SFのコーナーがほぼ消滅してしまっているので、じつに探しにくくなってしまった。

 文庫のコーナーを丹念に見て回ってみたが、結局、発見できず。『よみきり もの (9)』も、なし。
 Licが『百期夜行抄(7)』を手にしているのが見える。『新・ジョーカー外伝』の1巻はなかったらしい。
 みこりんがうきうきした表情で、1冊の本を抱えて戻ってきた。いったい何の本を買うつもりなのだろう。
 『小学2年生』と表紙のタイトルが踊っていた。今月号の付録に、たまごっちの本が付いていることを、みこりんは知っていたのだ。近頃すっかりたまごっちに夢中で、他の本をあまり読まなくなったような気がする。そこで、怪傑ゾロリの新刊でもどうかと聞いてみたら、意外にすんなりOKしたのだった。ふむ、興味はあるらしい。

 本屋に置いてなかった本は、あとでまとめてbk1に注文しておくことにする。
 文中リンクがAmazonなのに、注文するのはなぜbk1か。じつはたいした理由があるわけではないのだけれど、単に、Amazonアソシエイト・プログラムの申込みに必要な記述量がbk1よりちょっと多かったので面倒だっただけという。紹介料だとAmazonの方がお得なので、そろそろ申し込んでおいたほうが…。でもすでにbk1のブリーダープログラムのポイント貯まってるしなぁ、と悩み中。


2005.10.3(Mon)

カマキリ

 早めに退社したので、今日は私がみこりんを迎えに行った。学校に到着し、まずは体育館をチェック。みこりんのピンクの靴が脱ぎ捨てられているのが見えた。ここにいたのか、と中に入ってみたけれど、みこりんの姿はどこにも見えず。靴があるのに?
 おかしいなと思いつつ、体育館を出て、いつもの学童保育の教室に向かう。窓からみこりんがちらっと見えた。こっちにいたのか。……でもどうやって。靴は体育館にあるのに。

 教室の入り口から、みこりんを呼んだ。てけてけと駆けて来るみこりん。手には牛乳パックが1つ握られていた。
 中に何かいるんだろうか。気にしつつ、外に出る。みこりんは、ぴょんと靴脱ぎ場に降り立ち、誰かの靴の上に乗ったままで、牛乳パックを半分に割った。いや、もともと半分に切ってある牛乳パックだったらしい。
 そっと土の上に置かれた牛乳パック。やはり何かいるのだ。

 じぃっと見ていると、ちょろっと触角が見えた。続いて、頭。しばし躊躇したあと、ぱさっと出てきたのは、茶色いカマキリ。体長6cmくらい。精悍な顔つきだ。周囲をびしびし警戒しつつ、カマキリは植え込みの陰に隠れていった。
 みこりんは言った。「きょうねー、かまきりはじめてつかまえれたんよー」
 そうだった。みこりんは、カマキリが大の苦手だった。ちっちゃい赤ちゃんサイズでも、ちょっとびくびくしながら見ていたものだ。それがいきなり6cm級を捕獲とは。
 強くなったな、みこりん。

 しみじみしている間に、たったかたーと消えてゆくみこりん。ん?
 やがて体育館方面から駆け戻ってくるみこりんの姿。足にはちゃんとピンクの靴を履いていた。
 えーと…。どうやって体育館まで行ったんだろう?

 謎は謎のまま、一日は暮れてゆくのであった。


2005.10.5(Wed)

そしてECO

 さて、オンラインRPG『エミル・クロニクル・オンライン(ECO)』だが、ちまちまとクエストを日々こなし、ようやく2人とも、レベル15に到達した。このゲーム、クエストで貰える経験値が結構いいので、ソロっていてもレベル上げにあまり不自由しないのがいいかもしれない。寝るまでの30分だけログインなんて毎日でも、そこそこレベル上げが出来てしまうのだ。
 ただ敵のレベルはそれなりに低いものしか相手にできないのは、仕方あるまい。敵を倒すことで得る経験値よりも、クエスト重視で。

 ところでレベル15といえば、新しい装備が可能になる。というわけで、さっそくバザーを見て回った。運良く見つけることが出来たのは、魔女の服♀。これで長らく愛用していたレザーワンピともおさらばだ。さっそくお着替え。
 並べてスナップショットを撮っていると、通りすがりの旅人さんにいつのまにか拝まれていた。たしかにちょっと双子っぽいかも。

私とみこりん

 私とみこりん


2005.10.7(Fri)

テラへ

 7万円台の外付け1テラバイトHDD(HDZ-UE1.0T2)登場。ふむふむ。DVD一枚4GBとして換算すると、250枚分か。太陽誘電のDVD-R50枚で6000円とすると、250枚だといくらになるかな。んー、3万円か。
 まだまだDVD-Rの方が割安。まぁハードディスクに格納してたほうが、取り扱いは便利かもしれないけれど。

 ただ気になるのは、こうした大容量ハードディスクの寿命。買ったはいいけど、2〜3年で壊れたりなんかしたら、コストパフォーマンスが極めて悪いことにならないかな。少なくともDVD-Rより長持ちしてもらわないと、データライブラリとして使うには、いまいちかも。バックアップが大変だし。
 もし我が家で使うとしたら、同じ容量のハードディスク2台買って、片方をバックアップ用として使うかな。でも来年あたりBlu-ray DiscとかHD DVDとかが出てくると、そっちで保存するほうがよくなったりは…。

 でもたぶん5年後には、個人がローカルに大容量ハードディスクを“保存用”として使うことはなくなってるかもしれない。壊れて無くなったら困るデータの保存用には、ネットワークのどこかに専用のデータセンターができてて、そういうところを利用することになりそうな。ま、どうなるかはわからないけど、なんとなくそんな予感のする今日この頃。


2005.10.8(Sat)

なつみ STEP!

 最初見たときには、ほんわかしてて微笑ましいFlash作品だな、としか思わなかった。
 ところが…、“裏”があるとかいう話を意識して、じぃっと凝視してみると、たしかにところどころ不似合いなカットが、ちらほらと。ひぃぃ

 グーグル先生に“なつみ STEP! 裏話”と入力して聞いてみると、まとめサイトに行き着いた。……こ、こわっ

 怖い、というか哀しいのに、何度も再生してしまうのは、キャラが愛らしいのもあるけれど、音楽が秀逸だからかもしれない。聞き終わっても、頭の中をずぅぅっとあのメロディが繰り返し繰り返し。音にも、何か仕込んであったりは……

 この日、午後あたりから急にひどい頭痛と吐き気に襲われ、ついに寝込んでしまった。呪い効果、だろうか。おそるべしっ


2005.10.9(Sun)

エマノン

 昨日の雨が嘘のような、爽やかな秋晴れの日曜日。bk1から注文していた本が届いた。
 『新・特捜司法官S-A―ジョーカー外伝 (1)』、『よみきり もの (9)』、『攻殻機動隊 STAND ALONE COMPLEX 眠り男の棺』、そして『さすらいエマノン』だ。

 梶尾真治の『エマノン』シリーズは、過去、表紙に惹かれて買った3巻『かりそめエマノン』と4巻『まろうどエマノン』だけが、私の本棚に並んでいる。当時は1巻と2巻もまだ書店にあったけれど、まとめて買うのはちょっと気が引けたので、あとでいいかと思ったのが運の尽き。いつのまにやら本屋にその姿を確認すること叶わず。

 今回、思い出したようにオンライン書店で探し回って、2巻となる『さすらいエマノン』は、なんとかゲットできた。しかし1巻がない。
 オークションになら、出品があった。だがその値段は定価の約2倍。そこまで気合入れて買いたいほど好きな作家ではないのだが…、とちょっと悩んだりしつつ。私にとっては、鶴田謙二による表紙絵と挿絵が、このシリーズのすべてといってもいいようなものだから、オンライン古本屋でたまにヒットする昭和時代の初版本ではなく、徳間デュアル文庫版じゃないと駄目なのだ。

 とあるリンクからたどり着いた、1軒のオンライン書店。だめもとで検索をかける。ヒットするも、“取り扱い中止”の赤い文字が…。しかしあきらめきれず本のタイトルをクリックすると、おぉ、こっちの詳細ページでは“購入”ボタンが有効になっているではないか。取り寄せまでに2〜3週間かかる、と書いてある。たぶん、どちらかが誤記なのだろう。しかし注文するだけならタダなので、さっそく購入ボタンを押し、注文完了。さて、1巻『おもいでエマノン』、無事手に入れることができるだろうか。


2005.10.10(Mon)

TANTRA

 とある日記サイトで見かけ、ちょいと興味を惹かれたのでダウンロードしようとしたのが『TANTRA』である。いわゆるオンラインRPGだ。しかも無料。
 最近この手のものに敏感になっているみこりんが、さっそく興味を示してダウンロードの様子をわくわくと見守っていたのだが…、昨晩は何度やっても途中でファイルが壊れるらしく、インストールが途中で止まってしまった。夜は回線が重いので、なにかよくないことが起きているのかも。と、みこりんに言ったら「回線って?」「重いってどうゆうこと?」と続けざまに質問が(当たり前か)。
 一度念入りにコンピュータとネットワークの仕組みについて、教えてやったほうがいいのかも。みこりんは、今、とても知識欲の充足に飢えているっぽい。

 で、今日の朝に、ダウンロード再挑戦。今度は一発でOK。
 さっそく2人分のIDを取得して、みこりん用と私用に、それぞれキャラを作成する。

 みこりんは「これってファイナル・タイプやね」と言う。たしかにキャラとか3D表示のさせ方は、『FFXI』風。女性キャラが欧米色に染まっていないのもいい。
 種族は、みこりんが“ガルーダ”、私が“ガンダルヴァ”。どっちも女性キャラなのは、お約束。

 さっそくゲームを進めてみる。町を出てすぐのところに、獲物がいっぱい。敵をタゲるのがとても楽だ。キーを押すごとに、手近な敵を順にたげってゆく操作感は、FFXIっぽい。カメラ位置も、水平方向まで下げられるので、さらにFFXIっぽい。
 夜空に雲が流れてゆくさまとか、月のぼぅっとした光芒の表現とか、けっこういい感じ。なぜゆえに、これを無料で公開してるんだろうか。何かのテストかな?

 二人揃ってレベル6まで上げてみた。かなりさくさくとレベルは上がるようだ。
 ただ、私のPCのグラフィックカードと相性が極端に悪いらしく、途中何度も画面が乱れて再起動せねばならなかった。みこりんの使ってる電源がおかしいPCではなんともないのに。あまりに再起動回数が多くなってきたので、中断。
 それなりに使えそうだったが、続けるにはグラフィックカードをなんとかしないと駄目のようだから、当分はやらないかな。


2005.10.11(Tue)

天井に張り付くもの

 午後8時過ぎ、みこりんと風呂に入る。湯船につかって、ぼぉぉぉっと天井を見上げていると、みこりんが「なんかおる」と、同じく天井を指差して言った。
 たしかにそこには、何かがいた。ちっちゃいゴミのような、虫のような。目が疲れているので、細部まで確認できず。でも、この姿かたちは、なんとなく…、コオロギっぽい。

 みこりんにそう言ったら、「こおろぎ?」と、きょとんだ。「そう、こ・お・ろ・ぎ」「??」
 どうもおかしい。コオロギという単語が通じていないような予感。

 みこりんは「バッタだと思う」と言っている。たしかに虫系だけど、バッタとは色も形も違っているような気がする。そこではっと気付く。みこりんにはコオロギという虫のことを、教えてなかったかもしれない。

 バッタに限らず、コオロギも庭にはたくさんいる。夜ともなれば、ころころり〜と、騒がしい。しかし、みこりんには「いま鳴いてるのが、コオロギだよ」とは言ったことはあるが、実物を示して「これがコオロギ」とは見せてなかったような。

 一度、実物を見せてやらねばなるまい。


2005.10.12(Wed)

C++Builder 2006

 長かった。じつに長かった。この発表をどれほど待ち焦がれていたことか。C++Builder6を最後に、C++からは撤退してDelphi,C#,Javaだけになってしまうのではないかと、少々恐れてもいたのだけれど、忘れられてなくてほっと安心。

 それにしても、こっちにはぜんぜんそれっぽい話題が載っていないのが、ちょっと気になるところ。日本語版の発売は未定でもなんでもいいから、インフォメーションとして載せればよいのに。


2005.10.14(Fri)

『おもいでエマノン』

 2〜3週間はかかると書いてあった『おもいでエマノン』が、今日届いていた。5日で到着。結構早い。
 届けてくれたのは、JBOOK。ちなみに先ほどもう一度検索してみると、発送の目安が“5日〜13日”になっていた。どこかに在庫があるらしい(絶版になってなくてよかった)。でも相変わらず検索ページだけを見ると“販売停止中”になっているのが、ちょっと気になる。

 さて、さっそくプチプチを内包した紙袋を開け、本を手にとってみた。カバーのエマノンのイラストが、わりとアップになっているので本自体が普通より大きく感じる。そのまま壁にでも飾っておきたいような感じ。しばらく本棚にはしまわず、日々眺めることにしよう。


2005.10.15(Sat)

HTML → XHTML

 見た目にはあまり変わっていない(というか変えなかった)のだけれど、当ページの記述言語を、XHTMLに変更した。それに合わせてスタイルシートを全面的に採用。
 スタイルシートについては、今でもブラウザ間の互換性の問題が残ってはいるのだけれど、それでも以前より酷いことにはならないであろうということで、移行を決めた。ちなみにこのページは、Win用OperaとWin用IEにより確認してある(いずれも最新版)。

 残る問題は、これまで書き溜めてきた過去のページだ。こつこつと手作業で変換していってもいいけれど、いまひとつスマートではないような気がする。ここはやはりプログラムを書いて、さくっと全自動で変換といきたいところだ。さいわい“ひみつ日記”のページは、あまり装飾に凝っておらず、文書のみの抽出はやりやすいようになっているはず(そう意識して書いてきたつもり)。
 以前、“お魚日記”のページを自動抽出するプログラムは書いてあるので、それをちょっと変更すればできそうな気もするけれど、開発言語がC++のままというのも味気ない。ちょっと目線を変えて Ruby あたりを使ってみようかな、と思っている。じつはスクリプト系の言語はあまりいじったことがないので、Ruby も初挑戦なのであった。大丈夫かいな。

 で、いずれはRSSの導入…、まで行ってみたいものである。でも個人的にはRSSリーダーってあまり使ってないんだけれど。というかおとなしくBlogツール使え、という話もありやなしや。ま、趣味の世界だから、無理に流行に合わせる必要もないかな、ということで。


2005.10.16(Sun)

 雨で順延かと思われた団地の側溝掃除だが、今朝は昨日とは一転、晴れ晴れとした朝である。さっそく準備をして現場へと向かった。
 草刈機は、別の人に貸しているので、手作業での草引きである。昨日の雨と朝露で、しっとり湿った草だから、すぐに軍手が水分を吸って重くなる。濡れた軍手の感触はあまり好きではないのだが…。それでも黙々と草を抜いた。

 抜いた草を数箇所に集めるため、竹箒でざかざかと掃く。濡れ落ち葉とか、湿った土とかも一緒くたに。そのまま堆肥にでもすれば、いい具合になりそうだ。
 やがて、市役所から手配されてきたゴミ収集車がやってきた。草の山々は、徐々にゴミ収集車に吸い込まれ、なくなってゆく。でもこの収集車、草以外のゴミは引き取ってはくれないらしい。紙くずとか、土とかは放置。仕方が無いので、土は山に返し、紙くずは…、いつのまにか見えなくなっていた。誰かが回収してくれたようだ。

 空き地に生えた木々の剪定くずは、ごみ収集車ではちょっと無理があったので、続いてやってきたトラックの荷台に、みんなして放り込む。これが終われば今日の作業も終了である。
 残る剪定くずもあとわずか、というとき、突然、右の腋の下にぴりっとした痛みが走る。左手を、シャツのそでからつっこんで探ってみたけれど、何もいないようだ。でも、ちくちくとした痛みは、腋の下に数箇所あった。あまりよく確認はできなかったが、目視でも、小さな噛み痕が見えた。
 痛みの感触からして、毒を注入されたっぽい。ムカデか、なにかが入り込もうとしていたのかもしれない。そういえば、掃き溜めの土の中に赤茶色のムカデがいたような。でもどうやって上ってきたのか…。もしかして剪定くずに虫がくっついて…

 作業終了後、さっそく風呂場でシャワーを浴びる。服に虫はくっついてはいなかったようだ。Licによれば、噛み痕は3箇所くらいだそうな。薬を塗ってもらった。
 その後、猛烈な睡魔に襲われ熟睡。お昼ご飯を食べることも忘れて、ひたすら熟睡。夕方、起床。まだ腋の下がちくちくと痛む。注入されたのは、毒は毒でも、昏睡薬だったのではないかと思わせるほどの睡魔だった。ひたすら寝るだけの日曜日。なんだか、もったいない。


2005.10.17(Mon)

ダンボール箱の中には…

 帰宅すると、Amazonから届いたダンボール箱が、出迎えてくれた。けっこうでかい。30cm四方で厚みにして15cmほど。届く予定のものは、本2冊なのだが、もしかして豪勢なオマケでもついてきたのかな、などと思いつつ手にとると、これがじつに軽い。

 リビングにて開封。みこりんがここぞと覗き込む。何が入っているのかな?
 ……やはり、本2冊だった。どちらも厚さ1cmほどの、普通の本。箱の中は、がらがら。ちょっと寂しい。みこりんも期待外れな顔をしている。

 届いたのは『世界の潜水艦―Uボートからハイテク潜水艦まで』と『3DRPGプログラミング』。いずれも仕事絡みで必要な資料である。みこりんは潜水艦の方にはあまり興味を示さなかったが、3DRPGの方では、目つきが変わった。ぱらぱらっとめくってみて、中にファンタジーRPGにありがちなパーティの図などを目敏く見つけ、「これってエミルの本?そう?」ときた。
 まぁ『エミル・クロニクル・オンライン』はオンラインRPGなので、まったく関係がないわけではないのだけれど、ちょっと違う。この本は、RPGを作るための本だ。というのをみこりんにどう伝えたものかと迷ってるうちに、いい答えが見出せず、時間切れ。みこりんの就寝タイム到来。

 どうにかして、みこりんにコンピュータを使った“プログラミング”という遊びを教えてやりたいものだが…。まだちょっと早いかな。


2005.10.18(Tue)

フライング・バナナ

 資料用として買った、『世界の軍用ヘリコプター』読み終わり。なかなか濃ゆくて、興味深いものだった。発刊されたのが1997年というのが、微妙に古さを醸し出していて、ちょっと情報鮮度の点では難ありなところもあったのだけれど、こればかりはしょうがない。

 ヘリの歴史で紹介されていた機体の中で、1つ、興味をそそられる形状をしたものがあった。パイセキ(もしくはピアセッキ)社のPV3。細長い胴体で、頭の先とお尻の先にローターの付いたタンデムローター機であり、その湾曲した胴体形状から“フライング・バナナ”と呼ばれたヘリコプター。鼻先のマッコウクジラみたいに突出しているあたりが、生物的でじつにいい。
 ネットにもっといい写真画像がないかとグーグル先生に聞いてみたのだが、いまひとつコレといったものが発見できなかったのが残念だ(探し方がまずいのかも)。イラストなら、それっぽいものがあったのだけれど、ちょっと写真と雰囲気が違うかなぁ。本の写真のだと、もっとコックピットのフレームが黒っぽくて、不気味なのに。

 でもどっちかというと、この形状、空飛ぶより、海に潜ってる方が似合ってそうな?


2005.10.19(Wed)

冬が来るまえに

 目覚まし時計に起こされて、眠い目をこじ開けてみる。隣でLicが掛け布団を体に巻きつけて、あったかそうに熟睡していた。その隣にはみこりんが…、いない。昨夜は、みこりんが端っこで眠っていたはずなのに。どこにいったのか。
 ふっと気配を感じて足の方に目をやると、いた。みこりんだ。私とLicの間にはさまるようにして、ころんと転がっている。とても狭そう。しかも掛け布団かぶってないし。

 冷え冷え状態のみこりんを、ゆすって起こす。「さむい〜」と言うので、しばらく掛け布団の中に入れて暖めてやった。みこりんが言うには、私とLicが、それぞれ掛け布団を体に巻きつけてしまったので、みこりんの掛け布団がなくなったということらしい。そ、そうだったのか。
 ちょっと前なら、みこりん用の掛け布団がなくても全然平気だったのに。ちょっとしたスペースがあれば、みこりんなら入り込めたものだが、もはやそういうわけにもいかなくなったらしい。大きくなったな、みこりん。

 冬が来るまえに、みこりん専用掛け布団を用意せねばなるまい。


2005.10.20(Thr)

 地上5階の窓を開け放ち、夜の工場群を見つめていた。仕事のあいまの、わずかな休息の時間だ。遠くでまたたくライトの明かりに視線を向けると、こわばっていた眼の筋肉がじわっと解放されてゆく気持ちよさがあった。
 凝った首筋を、こきこきしていると、視界の隅で見慣れぬものが動いたような気がした。な、なにやつ?

 網戸のこちら側に、そいつは、いた。大豆ほどの大きさの白くて丸いもの。せかせかと、網戸表面を軽やかな足取りで渡ってゆく。いや、足は網戸に直接ついてはいなかった。そいつが渡っているのは、まさに空中。浮かんでいるのだ。
 よく見ると、浮かんでいるのではなく、透明な細い糸の上を歩いているのだとわかる。蜘蛛の糸。こんな生き物密度の極端に薄いところで、せっせと罠をしかけている。しかも網戸の内側。いったいどんな獲物がかかるのだろう。

 蜘蛛は、もう1匹いた。ちょっと上の方で、同じように罠の修繕に余念が無い。こうやって活動しているということは、なにがしかの食べ物が得られるのだろう。小さな蚊か、羽虫の仲間か。普段部屋の中ではめったに虫の姿を見ないので、なんだかとても興味がわいてくる。もしかすると、とんでもなく変わった虫が捕らえられるのかもしれない。

 しばらくじぃっと見つめていたが、彼らの流れるような作業は止まることなく続き、獲物がかかる気配はなかった。遠くで明滅する赤い灯火が、美しい。
 仕事に戻ろう。私は窓に背を向け、分厚いドアを開け、暖かな室内に戻っていった。


2005.10.21(Fri)

インストール

 自宅で主に私が使ってるPCには、いろいろと試行用のツールがぐちゃぐちゃと入っていて、だんだん必要なものと不要なものとが渾然一体となりつつあった。そんなわけで、夜、OSの再インストールを始めた。
 データ領域とOSの領域はパーティションを分けてあるので、悩むことなくきれいにフォーマットからやり直し。このハードディスクも初めて装着してからずいぶん経つ。OS領域が5GBしか確保してないのが、いかにも昔風で微笑ましい。いやいや、実際問題5GBはちょっと少ないかも?昔はこれでも大容量だったけれど。光陰矢のごとし。

 とはいえパーティションをいじろうと思ったら、データ領域にまで手をつけねばならないので、ちょっと躊躇う。今ちょうどでかい動画が入っているので、これをバックアップする先がない。まぁ、これまで使ってきて問題なかったから、いいかな、このままで。とか思いつつ、さくっとインストール開始。
 OSのインストールが終わったら、各種ドライバの更新と必要不可欠なアプリケーションのみの再導入。こまごましたものは、後々必要になったときに入れる方向で。ちなみに、必要不可欠なアプリケーションとは、私の場合、以下の通り。

 おぉ、すっきりした。なんとなく操作の方もちょっとだけ快適になった気が。
 ところが突然、鉛のごとき重さに豹変し、“ディスクの空き領域がない”とメッセージがポップアップ。な、なにゆえに。
 OS領域を確認してみると、なんと空き容量60MB少々。少ない。少なすぎる。一瞬、頭の中が真っ白になったが、はたと思いつく。仮想メモリか。

 そういえば以前にもこんなことがあったような。と思い返しつつ、仮想メモリをデータ領域からごっそり取るように修正。再起動。
 OS領域の空き容量、約1.2GB…、これでもなんか少ないような気もしたが、見なかったことにする。当分はもつだろう。それよりも、…HDDが逝ってしまいませんように。


2005.10.22(Sat)

録音

 もはやカセットテープというモノが、なにものかわからない人もいるのではなかろうか。なにしろ某国では、CDプレーヤーすら存在が危ういらしいし。
 ちなみにカセットテープとは、手のひらサイズのプラスティックケース(まれに金属とかも)に、磁性体を塗りつけたテープ状のものが、左右2つのリールに巻かれて収納されていて、カセットデッキという装置に入れると、音を再生したり録音できたりするありがたい品のことである。録音時間は、46分とか60分とか90分とか120分とか、いろいろ。

 ちょうど私が大学生になった頃、CDが大々的に出回りはじめたわけだが、当時は懐もなかなか寂しいものがあったので、CDはもっぱらレンタルしてきてせっせとカセットテープに録音するのが常であった。今だとPCに落とすか、iPod類に移すか、といった感じに。
 それが今ではカセットデッキはここ7〜8年、電源すら入れたことなく、カセットテープにいたっては、10年くらいずっと押入れにしまい込んだままだった。そのうちPCにコピーしておこうと思いつつ、踏ん切りがつかないまま、このありさまだ。

 幸い昨日OSを入れ替えたばかりのPCがある。こんなこともあろうかと、サウンドカードは、オンキョー製を選んであった。今まさに、これが役立つ時がきた。
 ラックの中からカセットデッキを取り出してきて、PCの横にならべ、ケーブルをつないで、と。カセットデッキは、学生の頃買ったアカイのGX-R60だ。オートリバースにノイズリダクションはdbx付きという代物。動くんだろうか。ちょっとどきどきしながら、電源スイッチを押す。
 ぶわっと明るく光るゲージ類。ん、なんかいけそう。押入れを開け、カセットテープを収納したBOXを引っ張り出して、テープを選ぶ。すさまじく懐かしいタイトルの嵐。宮里久美の“FOR YOU ベストコレクション”に決めた(メガゾーン23の曲が入ってるやつ)。

 あ、ところでどうやってPCに録音するんだったけ。むかーしは、アクセサリの中にそういうツールが入っていたような…(13年くらい昔の話)。固まっていてもしょうがないので、Webで検索。よさそうなツールを探し出す。3個くらい試用してみて、結局、“SoundEngine”のフリー版に決めた。シンプルなインタフェースなので、結構使いやすそう。
 で、録音。レベルメーターを最適値に調節するのなんか十何年ぶりのこと。これぞアナログ録音、という感じ。A面とB面を録音し終わったら、1曲ごとにぶつ切に。それ用のツールとしては、“WaveZ”を選んだ。
 だいたい1曲あたり、wave形式で40MBくらいになった。MP3に変換すると、もっと小さくなるけれど、しばらくはこのままで。なんとなくデータをいじるかもしれない予感がするから。それになにしろ、昔とちがってHDDの莫大な容量の前には、生データのままでもぜんぜん怖くはない。

 カセットテープもカセットデッキも、怪しげなところはなにひとつなかった。おそるべし。なんと頑丈なことよ。


2005.10.23(Sun)

子守唄

 古いカセットテープの詰まった箱を、あれやこれやとまさぐっていると、名無しのカセットが何本か混じっているのに気が付いた。そのうちの幾つかは、見ただけで古さ際立つ25年以上も昔の品だったが、残りは、せいぜい20年〜18年前といった風合いだ。前世紀、1980年代当時のカセットテープの世代交代は、すさまじいものがあったように記憶している。たった数年の差が、歴然と表に現れているのだった。

 何を録音したのか記憶も定かではないが、そのうちの1本の背面に、殴り書きしたようなペンの跡を見つけて、読んでみる。「紋章族のOVAのやつ」
 OVAとは、“オリジナル・ビデオ・アニメーション”の略。80年代後半は、そのようなOVAが百花繚乱の時代だった。当たりも外れも、いろいろあったが、ほぼ毎週ごとに新作がレンタルビデオ屋の店頭に並ぶさまは、当時は当たり前のように思っていたが、いまにして考えればかなり贅沢な時代だったのかもしれない。

 「紋章族のOVAのやつ」とは、OVAのサウンド・トラックのことだろう。これをペンで書いた時には、すでに肝心のタイトルを失念していたものと思われる。手がかりは“紋章族”。タイトルは忘れてしまっていたが、私はこの中に記録されている1つの曲を、鮮明に思い出していた。作品中で歌われる、美しい子守唄。この曲のために、このテープを残したのだと思う。
 10年前なら、パソコン通信で調べるところだが、今の世はGoogle先生なしでは何事も進まなくなっているような気さえしてくる。これらがなかった20年前は、いったいどうやって調べ物をしていたんだっけか…。膨大な紙の資料を、ひたすら読み漁っていたような気もするが、時間だけは大量にあったので間に合っていたのだろう。

 “紋章族”で検索をかける。かなりアバウトだが、固有名詞としてはあまり一般的ではないと思われるので、たぶんヒットするはず。
 ずらっと表示されるリストの中から、それっぽいものを選び、確認。見つけた、『グッドモーニング・アルテア』、その名とともに、どどっと記憶が蘇る。レガシアム、レ・ディウス、アルテア。この3作品が同時期にOVAとして発売された(他のページではレ・ディウスの代わりにダンガイオーがそうだとする説もあり。でも、ダンガイオーは確かもうちょっと前に出てたような)。
 アルテアか。でもお話の中身は、あまり記憶に残っていない。まぁ、そういう作品だったのだろう。残ったのは子守唄だけ。

 タイトルが判明してしまえば、曲名はAmazonでわかるはず。と思ったが、甘かった。データベースに登録されていないらしい。ということはもはや入手不可能ということだろうか。どこかに曲のリストが落ちていないかと、今度はGoogle先生に聞いてみたが、結果は芳しくない。
 曲名のわからないまま、カセットデッキにセットして、PCに録音開始。子守唄は、B面の最後に入っていた。ファイル名、“09.wav”。そうタイプして、ハードディスクに保存した。いつかこの曲の名前がわかる時がくるだろうか。…20年後も、ずっとこのままのような予感。


2005.10.24(Mon)

 『ワンダと巨像』、なかなか惹かれるものがある。でも、つい最近まで『ワンダと巨象』だと思い込んでいたのは秘密だ(でっかい象を操るゲームかと…)。


2005.10.28(Fri)

Web2.0

 今世紀初頭、日本にも Weblog(今で言うブログ)が徐々に紹介され始めたとき、私も含めて、ずっと以前、前世紀からテキスト系サイトを維持してきた人たちによる、「それってテキスト系サイトとどう違うの?」といった感想をいろいろと見かけたような気がする。
 現在では、ブログ用ツールを用いて運営しているものをブログと呼ぶらしいが、書いてある内容は古くからあるテキスト系サイトと目立った差異は少なくとも私には感じられない。たぶんこれは日本の特殊性というか、日記を書くのが好きな国民性(1990年代後半、どうして日本には日記すなわちテキスト系サイトが多数あるのか?というのが一時期話題になっていた)によるものかもしれない。

 ブログツールがこれほど一般的になる以前は、HTMLをべた打ちするか、HTMLエディタを使うか、あるいは日記書き用ツールを使うか、といった選択肢しかなかったため、知ってる人にしかテキスト系サイトは維持できなかった。そこへブログツールが大手ポータルサイトやプロバイダ、ホスティングサービス会社のサイトなどにインストールされ、テキスト系サイトの公開が、以前よりも大幅にラクになった。もとより日記を書くのが好きな国民性が、ここでどばっと花開いたのだろう。
 逆に海外の場合、特にアメリカでは日記(テキスト)系サイトというのは、少なかったらしい。実際、サーチエンジンで Diary を検索しても、それっぽいのはあまりヒットしなかった記憶がある。それがブログツールのおかげで、一気に日記(テキスト)系サイトが好きになったらしい。9.11のテロがそのトリガーとなった、とする説もあるようだ。誰かに自分の考えを、思っていることを、聞いてほしい。そういう思いが人々の間に募っていったのかもしれない。たしかにあの日の光景をリアルタイムでTVごしではあるが見ていた私にとっても、異国の地で起きた大惨事に、かなりショックを受けたのだから、当事者にしてみれば、すさまじい思いがあったことは想像できる。

 そして今、“Web2.0”がアメリカでは話題となっているらしい。動的なコンテンツ、変化のあるコンテンツ、様々な人たちによるアクティブなコンテンツ等々。これらを総称してそう呼んでいる、と今は理解している。一時の流行で終わるか、定着するのか…。なんとなく、Web2.0という呼び方は忘れられるが、その形態は残るんじゃないかな、と思っている。個人出版本→パソコン通信のコミュニティ→インターネットのコミュニティ、そしてブログによるコミュニティの拡大、と続く変化は、おそらく止まらない。
 ただ、ちょっとひっかかるのが、Web2.0に対比して、古いものをWeb1.0と言っているのだが、個人サイトがWeb1.0(変化の少ない死にサイト)で、ブログがWeb2.0(変化の激しい活きサイト)だとする部分。アメリカではそうだったかもしれないが、少なくとも日本においては、そうではなかった。テキスト系サイトは彼らがWeb1.0と呼ぶ時代から、熱かったのだ。ここ重要。
 でも、新しい流れがたいてい海の向こうからしかやってこないというのも、ちょっと謎なところだ。日本からの情報発信が少なすぎるのか、定型的なツール(思想)としてまとまってないので大衆に受け入れ難いところがあるのか…。ブログツールは日記好きの日本人こそがまっさきに作ってそうなものだが、当時の日記書き用ツールは海外にまで影響力を及ぼすことは(たぶん)なかった。登場した時代が早すぎたのか…、単に器用な国民性が災いし、HTMLべた打ちでも問題なかったから、だったりするのかも。


2005.10.29(Sat)

ヒキガエル

 夜、野暮用のため、家族で車に乗って出かけようとしたとき、異変に気付いた。ガレージの前の道路に、なにやら固まりのような物体が落ちている。な、なにやつ。
 外灯の寂しげな明かりに照らされて、そこにたたずむものの正体がわかる。カエルだ。でっかいヒキガエルが、そこにいるのだ。しかも、轢死体となって…
 普通、車の両輪がまたぐ格好になる位置で死んでいるのが、さらに謎を深めていた。わざわざ狙って踏んだとしか思えない。

 みこりんがじぃっと見つめている。幸い、ぐちゃぐちゃにはなっていなかったので、正視できたのだろうと思うが、やっぱりちょっと気味悪がっていた。そして遅れて外に出てきたLicに、「ヒキガエルがしんどるよ」と教えてあげていた。

 轢死体のヒキガエルを見たLicは、臆するところなくこう言った。
 「ヒキガエルが轢きガエルになっとる」

 母は強し。


2005.10.30(Sun)

入浴剤とかいろいろ

 我が家の庭は、猫侵入防止のために『完璧な防壁』と称するネットによって囲われている。数年にわたる、猫の糞害対策の結果、この形態に落ち着いたのだ。しかし玄関周りは、無防備なままだった。柔らかい土の部分が少ないため、猫の糞害が滅多に発生しなかったからだ。ところが、今年に入ってから、そう、お盆が終わったころから、ぽつぽつと被害が現れ始めた。
 お盆休みに、玄関脇に積んであった雑草の山を撤去し、はびこっていたコニファーの下枝を大胆に剪定したため、猫にとって大好きなふかふかな地面が出現してしまったのである。

 猫は未経験な匂いを嫌がると聞く。実際、にゃんちくんの鼻先に、たとえば入浴剤の塊なんか出してみると、マッハの速度で逃げてゆく。そうとう嫌いらしい。そこで、まずは入浴剤の塊を適当に割って、玄関脇に置いてみた。
 しかしまさにその入浴剤の真上に、してやられてしまって、効果なし。どうやら猫にも個体差があるようだ。

 次に、定番の木酢液の原液を試してみた。ちょっと値段が張るのが痛いが、これで糞害がなくなるのなら、我慢できる。
 効果はあった。しばらくは猫も近寄らなかったらしい。だが、液体である木酢液の匂い効果は、あまり長続きしない。月に何度か散布しなおさないといけないのだが、うっかりそれを忘れて、また元の木阿弥に。
 効果が期待できて、長続きするものはないだろうか。しかも値段が安ければもっといい。

 わさびの粉とか、テキーラ等のアルコール類は、過去に試して一定の効果を確認しているが、長続きしないという点で、いまひとつ。やはり専用の品を買うしかないかと、いわゆる猫避け剤を購入。軽石に薬剤をコーティングしてあるとかで、数ヶ月はもつらしい。一本の値段が1000円弱と、やや高価だったが、本当に数ヶ月もつのだったら、コストパフォーマンスはさほど悪くはないだろう。
 しばらくこれで様子をみてみよう。でも一番いいのは野良猫には餌をやらないことなのだが。近所のおばあさんが、野良猫に餌を大盤振る舞いしているせいで、このへんは猫の住処になっているのだった。餌をやるなら、ちゃんと責任もって家の中で飼って欲しいものだが、そういう気遣いはできないらしく、我慢するしかない日々である。


2005.10.31(Mon)

かの国

 民主化運動を武力で鎮圧し、言論統制を行っている国に、ひたすら媚びへつらい、彼らの代弁者としてふるまう人々がいる。日本は言論の自由が保障された国だから、別にそのことは咎められることではない。しかもいまやインターネットの普及により、既存マスコミの存在価値は相対的に低下し、誰かの思想で国民を洗脳するなんてことはほぼ不可能になりつつある。じつによい時代になったものだ。

 かの国にも、衛星経由の無線インターネット端末(頑丈で小型で手動発電でも動く)を無数に上空からばらまくだけで、“問題”はさくっと解決するような気がする。弾道弾を打ち落とすシステムより、案外安上がりにできたりはしないだろうか。究極の平和的“兵器”として。


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