2006.12.12(Tue)

擬音の罠

 劇場版『どうぶつの森』、これのオフィシャルファンブックをLicに買ってもらったみこりんは、本の後ろの方に載ってるスペシャルまんがで笑いのツボを百烈拳で突かれたらしい。先ほどから悶絶死するのではと心配になるほど、笑い転げて止まらない。

 どうやら「ペキッ」(ひざの鳴る音)とか「ピキッ」(着信音)とか「プキッ」(屁の音)とかいうのに、してやられたようだ。
 うん、気持ちはわかる。私もそれを牛乳飲んでる時に聞いたら、きっと大変な事になってると思うし。

 で、ちょっと前まで、みこりんは映画『ライアンを探せ!』を観たいと言っていたはずなのだが、今日からは『どうぶつの森』に変わったらしい。
 主題歌『森へ行こう』を歌ってる大貫妙子の声を映画館で聴くのも、ちょっといいかも。…しかし大貫妙子といえば、私が中学生の頃からほとんど声質変わってないような。
 さすがだ。


2006.9.23(Sat)

“Twilight”

 Electric Light Orchestra、略してELO。彼等のアルバム『TIME』を初めて聴いたのは、私が中学か、高校の頃だったかと思う。レンタルレコード屋で、たまたま目に留まって借りてみたのだが…。
 アルバム全体が1つの作品としてプロローグからエピローグまで、きっちり作りこまれているのもすごかったが、SFちっくな歌詞とメロディに、私は大いに衝撃を受けていた。これはすごい。なんかしらんが、ぞくぞくする。
 そして私は、生まれて初めて洋盤を買ったのだった。

 大学に入り、CDがまたたくまにレコードを駆逐していくのを見て、私も『TIME』を、CDで再度買いなおしていた。『TIME』の中でも特にお気に入りだったのは、“プロローグ”から流れるように続く、“Twilight”という曲だった。
 どのくらいこの曲を気に入っていたかというと、私とLicの結婚式の時にBGMとして流そうかと思うほどに(ちょっとノリノリすぎるということで、この案はボツになったのだが→9/25 Licから、ボツにはなってなくてちゃんと使ったとの指摘あり。…うーん、記憶が曖昧)。

 あれから歳月はぎゅんぎゅんと流れ、現代、今日。みこりんも9歳になり、夜のTVで『電車男DX』なるものを見て、興味津々の様子だ。そのオープニングを一緒に見ていたLicが、「ねぇ、これって…」と言った。そう、知っている人は知っている、あの『DAICON IV オープニングアニメーション』の真似っこだ。曲はもちろんELOの“Twilight”。『DAICON IV』を知らない(と言い張っている)Licでも、この曲は知っている。なにしろ結婚式のBGM候補だったのだから。
 しかし昔はSFモノにしか通用しなかったネタが、いまでは一般人にフツーに通用するようになるとは…。なんとおそろしい世の中になったものよのぅ。

 それはそれとして、『DAICON III&IV オープニングアニメーション』は、私が大学生の頃(はるか遠い昔のこと…)、レンタルビデオ屋に並んでいたのを見つけ、ダビングしていたのだが、βテープに録画していたため、βの再生装置が故障して廃棄処分になってしまった現在、もはや見ることは叶わず。というかたぶんテープそのものも、経年劣化でダメになってそうな予感(きっとカビカビ)。なにしろ20年前のものだし。

 見られないとなると、なんだか猛烈に見たくなる。こんなときには、YouTube。キーワード“DAICON”で検索をかけると、あったあった。さっそく再生。懐かしさに心を奪われ、しばし陶酔。

 同人作品ではあるものの、作った人達が、現在あまりにメジャーになりすぎたものだから、とても微妙な位置にあるのだろうなぁ…。オリジナルキャラがメインとはいえ、他は(ほとんど)2次利用だし。でも、なんとか再販にならないものか。和モノはともかく、洋モノも出てくるから無理かな…


2006.9.20(Wed)

MS IGLOO

 PCからTVに映像を出せるようになり、ようやく正しい画角で楽にDVDを見ることが出来るようになった(PCの液晶モニタで視聴すると目が近すぎて疲れる)。というわけで、『MS IGLOOシリーズ』などをちびちびと見始めているのだが…。

 個人的にはなかなかツボを突いた作品のように思えた。ガンダム世界の設定ではあるものの、谷甲州の『航空宇宙軍史シリーズ』に類似した独特な“匂い”がぷんぷんと漂っている。欲を言えば、女士官は邪魔。むさい男どもだけで十分OK。というかむしろ男だけの汗臭い、いまにもツンと匂ってきそうな情景のほうがぴったりなんじゃあるまいか。

 細かい部分では、大質量の戦艦が粒子砲食らってくるんくるん跳ね回る図にはかなり違和感を覚えたものの、そういうのを差し引いてもなお、時代遅れの試作(もしくはボツ、あるいは奇抜)兵器で立ち向かわなくてはならない哀愁がしみじみと感じられて、寝る前のひとときの安らぎにはちょうどよい作品だった。


2006.9.5(Tue)

妖怪退治今昔

 昨夜は機嫌よく眠りについたみこりんだったが、今朝もまた、“どよーん”とした黒い影をしょって起きてきた。朝になると不調ってことは、もしかして…。
 気になりつつも、出勤。

 *

 そして夜、仕事から戻ってみると、みこりんは、いつものみこりんだった。
 Licによれば、特に学校がイヤとか、そういうのはないらしい。ふむ、するとやはり寝起きが悪いだけなのかも?

 たしかに、朝とは打って変わって明るい表情のみこりんである。嬉々として日曜に買ってきた花子さんの本について、しゃべってくれている。
 「花子さん、強いよねぇ」と言うので、「そうやねー。でも昔は妖怪退治といったら、鬼太郎か、どろろんえん魔くんだったんやけどねー」なんて答えると、みこりんは一瞬真顔になって「鬼太郎って、げげげの鬼太郎?」と聞いていた。
 いかにもその鬼太郎のことだと答えると、みこりんは言った。「おとーさん、妖怪ポストに手紙出したことある?」

 鬼太郎とコンタクトを取りたい場合には、おもに妖怪ポストが使用される。しかし、そのような事をなぜみこりんが知っているのか。ひょっとして今も鬼太郎って現役ばりばりなんだろうか。そんなことを思いつつ、「いや、それはないなぁ。とーさんが知ってる頃の鬼太郎って、ちょっと怖い感じだったから」
 そう言うと、みこりんはたいそう驚いた様子だった。たぶん、みこりんが知ってる鬼太郎っていうのは、リメイクされた方の鬼太郎なんだろうなぁ…。私がはじめて鬼太郎をTVで見たときは、まだ白黒で、おどろおどろしい雰囲気が漂っていたものだ(単に私が幼すぎただけかもしれないが)。

 花子さんを呼びたい時にも、何か作法のようなものがあるらしい。そして謎の存在、やみ子さん。やみ子さんは、花子さんより強いらしいのだが…、やはりみこりんとの会話を成立させるには、私も『花子さん』シリーズを読破せねばならないようだ。


2006.8.20(Sun)

『ロボッツ』

 帰省していた時から、妙に体がだるくてしんどいという症状があったのだが、今日になっても改善されず。ほぼ一日、ぐったりして過ごす。

 これだけではなんなので、昨夜行われた、自治会主催の夏祭りについて少々。
 夏祭りでは、毎年映画を上映するのが慣わしとなっている。団地の中央公園に、巨大なスクリーンを張り、そこに投影するので、ちょっとした屋外型映画館の雰囲気が味わえるのだ。
 もちろんターゲットは団地の子供達なので、上映作品もそれなりに考えられており、今年は『ロボッツ』だった。

 午後7時から始まるので、10分前にはみこりんと家を出た。そのまま徒歩で公園に向かう。夏とはいえ、そろそろ辺りは薄闇に包まれつつあった。
 公園には役員による夜店があり、みこりんはさっそくカキ氷を注文してしゃくしゃくと食べている。例年なら7時開始といっても、実際に上映が始まるのは辺りが闇に包まれる7時半以降だったりしたものだが、今年は間をもたせるためか、『忍たま乱太郎』が7時から上映開始となっていた。スクリーンの前に広げられた巨大なブルーシートの上には、子供達とその保護者がちらほらと。やや閑散といった感じ。やがてとっぷりと日も落ち…

 そしていよいよ『ロボッツ』上映開始。
 吹き替え版なので、ロドニーの声はユアン・マクレガーではなく、剛君の方。最初すぐにそうと気付かなかったほどには、はまってたような感じ。
 順調に上映は進んでいたが、ロドニーがロボット・シティに到着し、ビッグウェルド・インダストリーズから追い出されたあたりで、急にストーリーが飛んだような気が。もとからそうなのか、今回の上映のみの特別編成だったのかは不明だが、とても重要な何かが抜けたような気がする。なので物語が唐突に場面転換して、少々面食らった。みこりんも同様だったらしく、このあたりから徐々に映画に集中できなくなりつつあった。

 だれてきたみこりんを膝にのっけて、それでも最後まで見届けた。なぜビッグウェルド博士は社長の座を追われていたのか、どうしてドミノにはまってたのか、というあたりが謎のまま残って、いまひとつすっきり感に欠ける。台詞を聞き逃したのかもしれないが…
 スタッフロールが始まると、早々にブルーシートから出て、帰宅の途に付く。みこりんと手をつないで、暗い路地を抜け、我が家へと。しかしこの辺、街灯がほとんどないので、暗すぎ。団地内とはいえ、ちょっと心配だ。

 来年、みこりんはまた私を誘ってくれるだろうか。微妙かなー、なんてことを心配しつつ、帰宅。
 来年の上映作品は『時をかける少女』をぜひ。対象年齢高すぎて無理か…


2006.7.8(Sat)

『ロード・オブ・ザ・リング』Disc1

 みこりんが続きを見たいと言っていた、『ロード・オブ・ザ・リング (スペシャル・エクステンデッド・エディション)』のDVDを借りてきた。2枚組、全部で3時間半か。なかなか手強そうだ。
 一日で全部見るのは、みこりんの集中力を考慮すると無理っぽいので、とりあえず今日はDisc1に挑戦してみよう。さっそく再生開始。

 日本語吹き替え、字幕なし、と。
 ん、なんか登場人物が妙に細いような?みこりんもすぐに気が付いたようで不思議がっていたが、これはあれだ、PS2で再生してるからにちがいあるまい。ちゃんとしたDVDプレーヤー買うか…、あるいはPCのビデオ出力をTVにつないでPCで再生するか。今後の課題である。

 みこりんはかなり集中して見入っていた。
 いよいよ9人の仲間で旅が始まり、洞窟へ。
 オーク達との戦いを過ぎ、火の悪魔が出てきたところで、ふいにみこりんが言った。
 「この人、かっこいいね」
 みこりんが指差しているのは、人間のアラゴルン。うわ、みこりんって結構渋好み?でもまぁたしかにカッコイイね。
 それを聞いていたLicが、「かーさんは、エルフのおにーさんがいいな」と言う。エル萌えなLicらしい。でもみこりんはエルフのおにーさんが、誰なのかよくわかってなかった。Licは説明を続ける。「髪が白くて(本当は金髪)、長くて…」ちょうどそこにエルフのおにーさんが画面に映った。「このひと!」とLicが言った次の瞬間、魔法使いガンダルフのアップへと切り替わり。みこりんが画面を指差して「この人?」と怪訝そうである。ガンダルフも髪が白くて、長かった。

 火の悪魔が地の底に落ち、ガンダルフも落ち、洞窟を抜け。
 溶岩で出来たような荒涼とした大地に、打ちひしがれた仲間達。みこりんがぽつりと言った。「このさつえいした人って、すごいね」と。……、ちょっとびっくり。今、撮影って言った?もしかしてみこりんは、実写映像の秘密を知ってしまったのか?ドキドキしながら、「そうやね、火の悪魔なんかどこから連れてきたんやろうね」と私が答えると、「うん、こわくなかったんかなぁ」と、みこりんは不思議がっていた。
 ふむ…、特殊撮影の謎には、まだ気が付いてないようだ。でも、実写映像がお芝居の一種だということには勘付いているらしい。

 午後9時。そろそろお風呂の時間。ちょうどよいタイミングでDisc1が終わった。
 みこりんはDisc2も見たそうにしていたが、かなり眠そうだったので、続きは明日。


2006.6.24(Sat)

『ロード・オブ・ザ・リング』

 風呂上り、地上波で『ロード・オブ・ザ・リング』が始まったので、見てみることに。
 みこりんが「こわいやつ?」と心配していたため、ものすごく大雑把に「ファイナルファンタジーみたいなやつ」と答えてみたところ、ちょっと興味が出てきたらしい。じっと見入っている様子。

 魔法使いとホビットの背の高さが倍くらい違うことに関して、みこりんは「魔法使い、すごく大きいねぇ」と感想を漏らしていたのが印象的。私の視点では「ホビットが小さい」と表現するところだが、みこりんは逆に魔法使いの背が高いことに着目している。子供独特の視点かもしれない。

 さらに登場人物が主に日本語を話していることに関して、みこりんは「どうして?」と思ったらしい。たしかに風景はどうみても日本とは思えないし、外観からして異質である。そんな彼等がなぜ日本語を話せるのか。
 “実写映像は本当のこと”だと思っているらしいみこりんにとっては、たしかにこれは謎であろう。「もともとは違う言語で話しているのだけれど、放送するとき日本語に“吹き替え”てるんだよ」という説明はちょっと難しかったようだ。

 明日は日曜日なので、少々夜更かししてもいいかな、というわけで、みこりんも最後まで見る予定だったのだが…。エルフが出てきたあたりで、いつのまにかすぅすぅと寝息をたてていることに気が付いた。
 またDVDでも借りてきてやらねばなるまい。


2006.4.26(Wed)

地底人

 みこりんは入浴タイムになっても、しきりに「ちていじんって、本当にいるの?」と私に何度も確認を求めてきた。夕方TVで見た“地底人”の出てくるドラマが、よほど印象に残っているのだろう。

 ドラマの中の地底人は、みこりんも一発で見抜けるほど偽者っぽかった。だから「あのちていじんは、ほんものじゃないよねぇ」と、みこりんは言う。でも、偽者がいるからには、それのモデルとなる本物がいるにちがいないと、みこりんは思っているのだ。
 地底人。私がはるか昔に読んだ古典SF等にも、少なからず登場していたような…。もはや記憶も曖昧だが。それらの中にあって、今でも不思議と覚えているのは、ウルトラセブンに登場した地底人(というか地底ロボットというべきか)、ユートムである。黙々と地底のプラント内を巡回していた、量産タイプのメタリックなロボット達。セブンの光線1発で倒される弱い敵なのだが、倒され方に特徴があって、まずひざ関節をがっくりと折り、そして上体をばたんと前のめりに倒れ込む。いかにもロボットらしい、静かな倒され方であった。

 みこりんの記憶にも、今日の地底人は克明に記録されたかもしれない。もう1つのキーワード、“おにぎり”によって。
 地底人の元気の源、万病の薬、“おにぎり”。人間界からころがり落ちてくるおにぎりによって、地底人の女の子は一命を取りとめる。
 おにぎり、ころころ、穴の中…。みこりんはもう1つ別の作品も思い出したらしい。そう、昔話に語られる、あのねずみとおにぎりのお話だ。

 おにぎりを穴の中に転がすと、まず、ねずみの家にたどりつくんじゃないのか。なぜ、地底人の方に転がっていったのか。これがみこりんのさらなる謎となっているようだ。
 「地底人の方が深いところに住んでるからじゃない?」という私の言葉が、よりいっそうみこりんの謎をかき混ぜているような気もしたが、じつはみこりんにはもっと根源的な謎が残っていたのだった。それは…

 「ちていじんって、何?」

 漢字で書けば一目瞭然だが、読みだけだとたしかに謎かも。


2006.3.11(Sat)

こんどこそ『のび太の恐竜2006』

 みこりん待望の土曜日がやってきた。映画『のび太の恐竜2006』の上映時間をWebサイトで調べていると、「これで予約できないの?」と、みこりん。んー、たしかにそれができれば便利なんだけど、残念ながらそういう仕組みにはなっていないので、実際に映画館まで出かけていってチケットを買ってこないといけないのだよ。というわけで、午前中のうちに席をとるため、お出かけ(全席指定なので早い者勝ち)。
 ただいま午前10時を少し過ぎたところ。1回目の上映中だ。
 我々のターゲットは3回目、つまり午後2時半からの分。さすがにこの時間だと、余裕で席は空いており、希望どおりの座席を押さえることに成功した。
 いったん帰宅。

 *

 午後、ふたたび映画館へ。今回はLicも一緒だ。
 入場時、チケットと引き換えに、ドラえもんの人形が手渡された。子供だけでなく、大人にも配布してるのか、なんて太っ腹な。でも大半の大人は、人形を持て余すような気もするが…

 上映開始。いつになく、みこりんが真剣に見入っている。いつもなら40分もすれば、だいたい飽きてくる頃なのだが、今回そういうのは一切なし。ドラえもんパワーおそるべし。
 ところで少年が恐竜を育てる話といえば、昔、外国の小説でそういうのを読んだことがあるような…。どんな結末だったのか、記憶も曖昧なほど昔のことだが。そんなことをちらと思い出したりなんかもしつつ。

 終了。時計を確認してみると、CM含めて上映開始から120分経過していることがわかった。子供向けだから90分くらいかと思っていたのだが、結構長かったらしい。でも途中退屈することもなく、ふつーに見ることが出来たのは、お話がそれなりにつながっていたからかもしれない。欲を言えば、ラスト、恐竜とさよならするシーンはもう少しさらっと余韻を残した感じにした方がよかったような気もするが、子供にはあれほどダイレクトな表現のほうがいいんだろうか。ちょっとくどかったかも。

 それはそれとして、しずかちゃんのパンツ見せすぎ。見えそうで見えない描き方はできるはずなので、狙って描いてるんだろうなぁ…。ちょっとやりすぎ。


2006.3.5(Sun)

『のび太の恐竜2006』

 じつはみこりんが隠れドラえもんファンだとわかったのが、先月のこと。うちにあるドラえもん関係の品は、誰かからもらったリビングの壁掛け時計くらいなもので、コミック等はない。TVもほとんど見ていなかったと記憶している。では、どこでみこりんがドラえもんと接触したかといえば、学校が終わったあとの学童保育の場であった。

 そこですっかりドラえもんにはまってしまったらしいみこりんは、昨日から公開が始まった映画『のび太の恐竜2006』を、とても見たがっていた。あんまり熱心に言うものだから、それじゃ今日行ってみようかということで、最寄の映画館まで出撃。午後の上映に間に合うように、50分ほど早く家を出た、のだが…

 いつ行ってもがらがらな記憶しかない映画館だったが、今日はいつになく人で溢れていた。しかも子供連れが多い。なんとなくイヤな予感を感じながら、ホールに入ってみたところ、「午後のドラえもん、満席です!」と叫んでいるスタッフの人が(この劇場は、全席指定なのだ)。
 うは、やられた。ドラえもん人気おそるべし。

 夕方5時からの分はまだ席が空いてるそうだが、それにした場合、終わるの何時?と考えると、ちょっと躊躇いがある。明日は普通に学校があるので、あまり遅くなってもいけないし…。
 みこりんに「来週にしようか?」と聞いてみたところ、あっさり「うん」と言われたので、驚く。いつものみこりんなら、ここまできて来週っていうのは、かなり不満を言いそうな気がしたのだが。連れて行ってもらえることが確定している“安心感”があるせいだろうか。
 みこりんも、春から小学3年生だものなぁ…

 みこりんがちょびっとお姉さんになったような気もしつつ、帰宅。外で一緒にコマ回しに興じたあと、みこりんお出かけ。近頃はこうしてお友達と遊んでる時間の方が長いかもしれない。
 コブシの蕾が、だいぶ大きくなってきた。もうじき春、本番。


2006.1.13(Fri)

『呪怨2』

 先週の金曜日に、Vシネマ版の『呪怨2』を見た。時刻は前回同様、みこりんも眠る午後10時ごろ。

 始まった。けれど、なんか見覚えのあるシーンのような?
 どうやら前作の後半部分から収められているようだ。あまり必要性が見出せないけど、なんの意図があったのか。まさか不動産屋の子供(少年)のカットを見せたいがために…、とか?。

 −鑑賞中−

 終了〜。
 ごめんなさい、はいずり幽霊のフトモモに、つい目がいってしまいました。ごめんなさごめんなさい。
 廊下を雑巾掛け走法で猛ダッシュしてくる幽霊を見て、つい笑ってしまいました。ゆるして。やっぱりこれ狙ってるとしか思えない。


2006.1.4(Wed)

『呪怨』

 昨日、深夜にCSでやっていた劇場版『呪怨2』が、まったく怖くなかったので、今日、原点となるVシネマ版『呪怨』をレンタルしてきた。じつはこれまで『呪怨』はおろか『着信アリ』とか、『仄暗い水の底から』とか、ここ数年話題のジャパニーズ・ホラーの類は『リング』くらいしかまともに見たことがなかったのだ。そんなわけで、どのくらい怖いのか?というあたりに、ちょっと興味が湧いてきたのだった(栗山千明が出ているというのもポイント高い)。

 みこりんも寝静まった午後10時。ヘッドフォン装着で、再生開始(Licはこういう系の怖いのはまったくダメなので、音が漏れては大変だ)。
 再生開始から約10分。Licの声が聞こえたような気がしたので、ヘッドフォンを外してみると…。「音きこえてるんやけど」とのこと。ヘッドフォンはAVアンプに挿していたのだが、肝心のTV本体のボリュームを下げるのを忘れていたのだった。ありゃまぁ。
 というわけでTVの音を消してと。再生再開。

 −鑑賞中−

 あ、もうおしまい?
 もっと怖いのかと思っていたけれど、あんまり怖くなかった…、というかほとんど怖いと思わなかったなぁ。ただ1つ怖かったのは、あの人殺しのダンナかな。胎内の赤ん坊を取り出して殺すってイメージは、私的にすんごく怖いのだ。
 期待していた幽霊さん達の方は、悪いけどぜんぜん怖くなかった。まぁ、小学生の頃に見たら、びびって天井裏とか見られなくなるような気もしたけれど、今の私には怖いというよりコミカルな印象しかなかったかな。幽霊なのにあまりに物質っぽいのがマイナス点かも。もともと『ゾンビ』とか『死霊のはらわた』系ぜんぜん平気なタイプだから。
 とはいえ、怖くないから面白くないってことではなくて、ストーリー的には謎がいろいろあるので、Vシネマ版の続巻見てみようかなという気になっているところ。アメリカ映画的なスプラッタムービーじゃなかったので、その点は評価できる。グロいのは個人的に対象外だから。
 それはともかく、栗山千明の出番が少なかったのはちょっと残念。


2006.1.1(Sun)

夢、わるい夢

 謹賀新年

 午前0時、年明け早々、なんとはなしに眠れなかったので、DVDのはしごをして過ごす。

 『トップをねらえ』最終話“果てし無き、流れのはてに…”
  ↓
 『メガゾーン23 PartII』
  ↓
 『戦え!イクサー1 Act.III』

 なにもかもみな懐かしい…。

 午前4時、布団の暖めが完了したので、コタツで眠るみこりんを抱っこして、寝室に移動。布団の中でごろごろするも、なかなか寝付けず、外を新聞配達のカブが走っていったのを記憶している。夜明けは近い。

 いつのまにか夢を見ていたようだ。妙にリアルな色つきの夢。ドアの外で『ヘルレイザー』に出てくるような異形の化け物が1匹こちらを見ていて、どうやって逃げようかとめちゃくちゃ焦っている場面だったり、ロケットエンジンの噴射テスト中に爆発があり、人間の手足がちぎれて、そんなになりながらも走っている場面とか、川で魚釣りをしているシーンから最初の化け物のシーンにリンクして堂々巡りのような、なんだかとても疲れる気持ちの悪い夢だった。
 縁起悪っ

 夢見が悪かったからか、ひどい腹痛に悩まされつつ、夕方、家族で初詣。おみくじを引いてみると、慎重に行動すれば吉とか、ふむふむ。
 お賽銭を投げ入れ、Licと二人して二拍二礼?二礼二拍?と迷いつつ、普通に二拍手のみでお祈り。正解は二礼二拍手一礼。覚えておかねば。

 神社にいる間は、腹痛も忘れていたのだけれど、帰り道、スーパーにて買い物しているとまた調子悪くなってしまった。おまけになにやら頭痛までしてきて、徐々に風邪の諸症状が現れてきつつあるような…。正月休みは4日までなので、それまでに治してしまわないと、やっかいなことになりそうだ。

 夜。またしてもみこりんコタツで爆睡。その隣に並んで寝転んで、ストーブにて足先を暖めていたところ、いつのまにかうとうとーっと…
 ここから先の意識はない。


2005.12.8(Thr)

T3

 100円で借りてきた『ターミネータ3』のDVDを、夜、再生してみた。これも事前情報ほとんどなしで初見。

 ターミネータは1作目、2作目ともリアルタイムで映画館で見たのだが、この3作目は、不思議と「見てみたい」欲求があんまりわいてこなかったため、ここ数年忘却していた。ゆえに、ちょっと怖い感じもする。いや、なんとなく嫌な予感みたいなのが…

 女型ロボットの外観は、目元口元がややつり上がり気味なところが、ややツボ。でも微乳の方がよかったかもしれない。
 生身の方の主役2人のキャラは、なんというか、ちょっと唖然。ありえない。私的にこれはかなり致命的。

 しかもサラ・コナー死んでるしorz...

 アクションシーンは、もうCGでたいていのことができてしまうから、よほどアイディアを練らないと、飽きる。敵がせっかく飛び道具持ってるんだから、素手でそれといかに対峙するかっていうカットが入ってればポイント高かったのだが、ただの殴り合いではなぁ。

 あのラストシーンでは、次作もありってことな気がするけれども、たぶんもう見ない、と思う。


2005.12.2(Fri)

『死国』『KILL BILL』

 夜、レンタルビデオ屋に寄ってみた。特に意識して今日を狙ったわけではなかったが、幸いにも店は金土日と三日間限定で新作・旧作のビデオ/DVDが100円で借りられるキャンペーン中だった。
 これは借りねばなるまい。

 新作コーナーチェック。上から下までずらーっと並ぶ、空パッケージの山。すべて貸し出し中である。さすが週末。みこりん用にハリーポッターのシリーズでもと思ったが、こっちも1作目から全部貸し出し中だった。
 人気作は競争率が高すぎる。そこで、どうせ100円なのだから、普段借りないようなものを狙ってみることにした。

 最近ふと思い出したように栗山千明をチェックしていたので、とりあえず『死国』とか。原作はだいぶ前に読んだきりになっているので、内容をほとんど忘れているのだが(当時の感想は、こことかこことか、そしてここ)、100円なので外してもそうダメージはくらわないであろう。
 もう1本、栗山千明つながりで『KILL BILL』。公開当時、雪の積もった庭での決闘シーンをパロった番組を、地上波で見たくらいしか前知識がない。はっとり半蔵とか、あやしげな日本語とか、ネタなのかマジなのか区別がつかなかったのだけれど…
 あとはスタートレックの映画版『ネメシス』と『ターミネータ3』あたりを試してみることにした。チープなB級ホラーにもちょっと惹かれたが、また次回ということで。いくら7泊8日借りられるとはいっても、平日は遅くまで起きていられないし、こんなところだろう。

 *

 LicがFFXIやってる間に、さくっと『死国』を見てしまうことにする。Licは怖い系が特に苦手なのだった。だからヘッドフォン装着。

 莎代里役を栗山千明がやってるので、幽霊になって出てきても、ぜんぜん怖くない。いやむしろもっとよく見てしまう。こんな幽霊になら、とり殺されてもいいんでは…、などと思い始めている自分に驚く。
 莎代里が黄泉の国から蘇ってきた時も、暗い廊下をずりずりと歩いてくる様子が、なんだかとても痛々しくておもわず手を貸してあげたくなる。たぶんここ怖い演出を狙ってるんだとは思うけど、うーん。
 物語はやはり二人の女が一人の男をとりあうことになってるわけだが、生前の莎代里と男の情報が極めて少ないので、あいかわらず説得力に欠けるというか、悲愴感が漂ってこない。でもまぁ100円だし、栗山千明が私的にツボなのでOK

 続いて『KILL BILL』。これはLicも大丈夫だろうということで、スピーカーから音を出す。最初、日本語音声にしていたのだが、台詞が聞き取りにくいので英語音声、日本語字幕に切り替えた。
 これはいい。テンポよく音楽もよく、さくさく進む。そして同じようにさくさくと人体が日本刀で斬られるが、切断面がしゃきんとしてるので昔はやったスプラッタ映画みたいにグロくない。と私は思ったのだけど、Licは「気持ち悪い…」と言っていた。
 でもまさかラストがあそこで終わるとは。公開時に映画館で見たひと唖然としたのでは。明日早速『KILL BILL Vol.2』借りてこなくては。ゴーゴー夕張OKOK。


2005.10.23(Sun)

子守唄

 古いカセットテープの詰まった箱を、あれやこれやとまさぐっていると、名無しのカセットが何本か混じっているのに気が付いた。そのうちの幾つかは、見ただけで古さ際立つ25年以上も昔の品だったが、残りは、せいぜい20年〜18年前といった風合いだ。前世紀、1980年代当時のカセットテープの世代交代は、すさまじいものがあったように記憶している。たった数年の差が、歴然と表に現れているのだった。

 何を録音したのか記憶も定かではないが、そのうちの1本の背面に、殴り書きしたようなペンの跡を見つけて、読んでみる。「紋章族のOVAのやつ」
 OVAとは、“オリジナル・ビデオ・アニメーション”の略。80年代後半は、そのようなOVAが百花繚乱の時代だった。当たりも外れも、いろいろあったが、ほぼ毎週ごとに新作がレンタルビデオ屋の店頭に並ぶさまは、当時は当たり前のように思っていたが、いまにして考えればかなり贅沢な時代だったのかもしれない。

 「紋章族のOVAのやつ」とは、OVAのサウンド・トラックのことだろう。これをペンで書いた時には、すでに肝心のタイトルを失念していたものと思われる。手がかりは“紋章族”。タイトルは忘れてしまっていたが、私はこの中に記録されている1つの曲を、鮮明に思い出していた。作品中で歌われる、美しい子守唄。この曲のために、このテープを残したのだと思う。
 10年前なら、パソコン通信で調べるところだが、今の世はGoogle先生なしでは何事も進まなくなっているような気さえしてくる。これらがなかった20年前は、いったいどうやって調べ物をしていたんだっけか…。膨大な紙の資料を、ひたすら読み漁っていたような気もするが、時間だけは大量にあったので間に合っていたのだろう。

 “紋章族”で検索をかける。かなりアバウトだが、固有名詞としてはあまり一般的ではないと思われるので、たぶんヒットするはず。
 ずらっと表示されるリストの中から、それっぽいものを選び、確認。見つけた、『グッドモーニング・アルテア』、その名とともに、どどっと記憶が蘇る。レガシアム、レ・ディウス、アルテア。この3作品が同時期にOVAとして発売された(他のページではレ・ディウスの代わりにダンガイオーがそうだとする説もあり。でも、ダンガイオーは確かもうちょっと前に出てたような)。
 アルテアか。でもお話の中身は、あまり記憶に残っていない。まぁ、そういう作品だったのだろう。残ったのは子守唄だけ。

 タイトルが判明してしまえば、曲名はAmazonでわかるはず。と思ったが、甘かった。データベースに登録されていないらしい。ということはもはや入手不可能ということだろうか。どこかに曲のリストが落ちていないかと、今度はGoogle先生に聞いてみたが、結果は芳しくない。
 曲名のわからないまま、カセットデッキにセットして、PCに録音開始。子守唄は、B面の最後に入っていた。ファイル名、“09.wav”。そうタイプして、ハードディスクに保存した。いつかこの曲の名前がわかる時がくるだろうか。…20年後も、ずっとこのままのような予感。


2005.10.8(Sat)

なつみ STEP!

 最初見たときには、ほんわかしてて微笑ましいFlash作品だな、としか思わなかった。
 ところが…、“裏”があるとかいう話を意識して、じぃっと凝視してみると、たしかにところどころ不似合いなカットが、ちらほらと。ひぃぃ

 グーグル先生に“なつみ STEP! 裏話”と入力して聞いてみると、まとめサイトに行き着いた。……こ、こわっ

 怖い、というか哀しいのに、何度も再生してしまうのは、キャラが愛らしいのもあるけれど、音楽が秀逸だからかもしれない。聞き終わっても、頭の中をずぅぅっとあのメロディが繰り返し繰り返し。音にも、何か仕込んであったりは……

 この日、午後あたりから急にひどい頭痛と吐き気に襲われ、ついに寝込んでしまった。呪い効果、だろうか。おそるべしっ


2005.9.10(Sat)

S.A.C. 2nd GIG

 『攻殻機動隊 S.A.C. 2nd GIG』13巻目鑑賞終了。

 た、たちこま達が・・・(号泣号泣)

 映画『2010』のHAL9000にクラっときてしまう人たちには、たぶんここ結構ツボかも。ぜひご覧ください。


2005.9.2(Fri)

Stand Alone Complex

 今更ながらだが、『攻殻機動隊 Stand Alone Complex』のDVDをレンタルして見ている。しかも今夜で13巻目が終了予定なので、次作の『同 S.A.C 2nd GIG』1〜4巻を新たにレンタルしてきたりなんかしている。

 今を遡ることウン年前、SkyPerfecTV!のPPVで放送が開始されるという情報を見た時、どうもキャラクターデザインが私的に士郎正宗と距離があるような気がして、いまひとつ乗り気にならなかったのと、映画版『攻殻機動隊』の押井的世界がしっくりこなかったというのが、これまで見なかった主な理由。でもまぁ旧作扱いとなり1巻180円でレンタルできるんなら、と試しに1本見て、なんとなく許容範囲内かなと“囁やき”があったので継続して借りてきているのであった。

 中には“微妙にハズレ”の回もあったりしつつ…。草薙素子のデザインはやっぱり受け入れがたいと思いつつも、そこそこハマまる。特筆すべきはやはり音楽の良さ。菅野さんさすが。で、私的にツボだったのは、バトーを救出に駆けつけてきたタチコマ君たち。AIが(士郎さん的に言うと)ゴーストを…っていう展開は、小さい頃から好き。


2005.7.16(Sat)

スターウォーズ

 スターウォーズ・エピソード3が公開されるのに合わせて、ここ最近、地上波では過去の5作品が次々に放送されていた。それに触発されたのかどうかは不明だが、みこりんは最新作を映画館で見たいと私に言った。
 こんなこともあろうかと、地元映画館組合発行の割引券をゲットしておいたのだ。よろしい、行こう、映画館へ。明け方までFFXIをやっていたらしいLicは、ものの見事に冷凍マグロ状態だったが、どうにかこうにか誘い出すことに成功し、午後からの上映に間に合うように、家族3人、最寄りの映画館に向かったのである。

 【軽いネタばれあり。引き返すなら今です。】

 この映画館は全席指定だった。ゆえに、人気のある作品だったりすると、満席なんてことになって、入れない可能性もある。今回のスターウォーズ最新作は、私的には人気作品ということになっているので、実際予約を入れてみるまでドキドキ状態だった。いい席とれそうになかったら、明日の分を予約しておくのもいいかな、なんて思いつつ、空き状態を確認すると…。

 絶好のポイントが確保できたのである。中央真ん中寄り、しかも前がちょっとした通路になっていて、前席の圧迫感から解放された理想的な場所。上映時間まであと20分。…もしかして、空いてる?吹き替え版だから?そういえば、チケット売り場でも人の列はなかったような。

 *

 上映5分前。チケットに記された8番シアターへと向かう。行き交う人影は、じつにまばらで、どことなく閑散とした雰囲気が漂っていた。で、シアターの中。300人は収容可能と思われる座席のほとんどが空席である。というか、いるの10人くらい?(我が家を含めて)こんなんで営業続けていけるんだろうか、などと心配しつつ、着席。みこりんを両脇から挟み込むような配置。

 予告編の嵐が過ぎ去ったあと、スクリーンサイズが調整され、一気に照明が落ちる。いよいよだ。画面中央に懐かしいタイトルロゴが現れ、オープニングサウンドと共に、導入部を語る文字列が銀河の彼方へと消えてゆく。

 私がスターウォーズを初めて映画館で見たのは、みこりんよりもちょっとだけ大きい小学生の頃(たぶん高学年)だった。今ではエピソード4なんて番号がついているけど、当時はそんなものついてなかったし、“フォース”のことを、字幕で“理力”と書いてあって、いったいどんな意味なんだろうかと、ずぅっと悩んでいたのを思い出す。

 はたしてみこりんは“フォース”がなんなのか、わかってるんだろうか。気になりつつも、惑星軌道上での艦隊戦に視線は釘付け。大気圏突入で真っ赤に燃える宇宙船を見ているとき、ふいにみこりんが耳元で囁いた。「ねぇ、これってほんとうのこと?」

 CSでウルトラセブン(平成版ではなく、本物のほう)を見ていたときも、同じような質問をみこりんはしたことがある。ウルトラセブンは実在するのか。宇宙人はほんとうに地球にやってきているのか、と。その時は「父さんが生まれた頃にあった出来事だから、ずっと昔のことだよ」という説明で、なんとなく納得したような顔をしていたが…。さて、どうしたものかな。

 2秒ほど考えたあと、「そうだよ。とおいとおい宇宙のどこかであったことだよ」と答えておいた。みこりんは、「空の上にあんなたくさん宇宙船がいたら、あぶないねぇ」なんていいつつ、今回も納得したようである。

 さて、そんなみこりんは結構がんばっていた。途中、身をよじったり、後ろの席を覗き込んだり、上を向いたり、しつつも、最後まで映画を見届けたのである。私は私で、ラスト付近のアナキン vs オビ=ワンのとこいらへんから、赤子のルークが届けられたタトゥイーンの沈む2つの太陽、そして物悲しくも懐かしいBGMに、すっかりしてやられていた。いやもう感無量ですよ状態。
 エピソード3があるのとないのとでは、その後の4〜6に至る物語の捉え方が、ぜんぜん違うものになりそうな予感。ダース・ベイダーの中の人が、ああなってこうなって……今に至ってるとか考えると、もうね…。

 *

 倒れ伏したアナキンに向かって、オビ=ワンが「選ばれし者だったのに!」と、苦しげに叫ぶシーンが、家に帰ってからも何度も頭の中をリフレイン。みこりんと風呂に浸かっていても、目を閉じればあのシーン。はふぅ。
 ところでみこりんはどんなところが面白かったかというと、「あのまほうのけんみたいなのがよかった。あのまほうのけんみたいなの、ほしい!」とのこと。「いやー、あれはジェダイしか持てないからなー、それに普通に売ってないし」と言うと、じつに残念そうに「えー!」とか言ってる。ちなみに、みこりんのお気に入りキャラは「みどりいろして、タルタルみたいな耳をした、ちっちゃいひと」なのだとか。緑色と言われた瞬間、はて?と思ったけど、緑色でちっちゃくて耳がとんがってる人っていったら、しかいない。みこりんもなかなか渋い趣味をしているらしい。

 スターウォーズ・エピソード3、もう一度大画面で見てみたいものだ。


2004.1.19(Mon)

一枚タダ

 1枚買ったら、もう1枚タダというキャンペーンがDVDで行われているのは知っていたが、私の行動圏内にあるショップでは欲しいタイトルが皆無だったので、これまで特に気にしてはいなかった。けれども、最近ソフマップから届いたメールで、欲しかったDVDの在庫があることを発見。さっそく注文しておいたのだった。

 今日届いたのは『荒野の七人』と『大脱走』。昔の人には説明の必要もないほどの映画だが、最近の人は聞いたことないかもしれない。もしレンタルビデオ屋で見かけたら、ぜひ見ておくといいかも。


2004.1.9(Fri)

再度『アルマゲドン』

 前回(1999.8.6)見たときには、けっこう厳しい評価を下した『アルマゲドン』だったが、今回は比較的気楽な気持ちで見始めたのが功を奏したのか、前回のアラがあまり目立っていないような気がする。かわって、アメリカ・イズ・ナンバーワンっていう体質がちょっと鼻につく。

 ま、それはともかく、いよいよラストシーン。ひとり小惑星に残って起爆スイッチを押した瞬間、走馬燈のように娘の思い出がめぐる演出(特にみこりんくらいのサイズの娘が出てくるとこ)に、私はしてやられた。前回はこの付近の演出を気に入らなかったはずなのに、なんとしたことだろう。当時から4年以上が経過し、みこりんとの記憶が積み重なった結果か、あるいは単に前回見逃してたか。とにかく私は女の子の父親という役柄に、妙にシンクロする体質に変化してしまっているらしい。

 このラストシーンのためだけにDVD買ってもいいかな、と思ってしまったほどだ。ここまで感情移入できたのは、たぶん今回の放送が字幕ではなく、吹き替えだったからかもしれない。字幕だと、妙に醒めた見方をしてしまう癖があるようだから。

 今日のこの吹き替え版、DVD化されないかな。


2003.9.5(Fri)

再生

 先日、Amazonで注文したDVD達が、続々と到着しつつある。それにしても、DVDだけのために、段ボール箱に梱包するのは、ちょっと過剰包装のような気もする。箱の形態をしてるほうが運搬に向いてるからだろうか。でも、同じDVDでも、段ボールっぽい材質の封筒で送付されているのもあって、その使い分けに一貫性がなさそうなのも気になるところだ。もしや担当者の好み?

 さっそく一枚再生してみる。80年代後半のOVA『ロボットカーニバル』だ。オムニバス作品なので、当たりもあれば外れもあったりする。が、当時はビデオテープだったので、延々とBGVとして流していた。今ではチョイスして再生というのがカンタンになったので、じつに気楽。いやしかし、なんとも懐かしいことよ。こういうのは音楽と同じで、当時リアルタイムで見聞きした時代の記憶まで再生されるため、ひとときのタイムトリップを味わうにはうってつけだ。
 でも資金に余裕ができたら、もう少しコレクションを増やしてみてもいいかな、と思っていることはLicには内緒だ。


2003.8.23(Sat)

屋外映画

 自治会主催の移動映画館(でいいのか?)が、公園にやってくる。上映作品は『モンスターズ・インク』。みこりんはこの日をずっと楽しみにしていたのだった。

 午後7時、座布団抱えてみこりんの手をひき、公園へ。中央に青いシートが敷かれ、そばには役員さんによるこぢんまりとした露店などもあり。子供には無料でお菓子が配られる大盤振る舞い。さっそくシートの中央右よりに座布団を2枚並べて、みこりんと座った。

 予定よりも30分遅れてのスタートとなった。こんなことなら急いで来ることもなかったなぁと思いつつ、大きなスクリーンを二人して見る。
 みこりんはこの作品を一度見ているので、こっそりストーリーを先に教えてくれたりもしながら、物語は進んでゆく。それにしても青いシートは半分も埋まってはいなかった。団地の総数約300世帯に比して、子供の数は20人もいないような具合だ(単に映画を見に来てない子供が多いのかもしれないが)。こんなものなんだろうか。なんかちょっと寂しいような気も。

 途中みこりんは飽きたのか、思いっきり寝転がって夜空を見上げ、「あれ、かせい」とか指さしてたりもしてたが、終盤には再び集中力が戻ったようで、おおいに面白がっていた。
 ところでこの『モンスターズ・インク』、題名なんとかならなかったんだろうか。英語表記を見るまで、ずぅっとインクって、あのペンとかにつけるインクのことかと思っていた。たぶん子供達もそう思ってる子が多いんでは…。そんなことないかな。


2003.3.24(Mon)

夜毎の録画

 ここ数ヶ月というもの、連日のように深夜1時からの放送をPCで録画していた『スタートレック/ヴォイジャー』が、ついに今日で最終話を迎えた。タイマー録画ができないために、夜な夜な1時まで起きていなければならないというプレッシャーとストレスは、想像以上に私を苦しめていたらしい。今宵2時、録画終了と同時に、両肩から10tの重りが霞のごとく消え去ったかのような、清々しさがあった。あぁもうこれで眠い時には早く眠ることができる。無理やり起きていなくてもよいのだ。
 エンドレスの動画変換作業からも、これで解放される。あとはDVDに焼いてゆくだけで、HDDの空き容量はどんどん増える一方になるわけだ。すばらしい。

 今回の『ヴォイジャー』は録画し始めたのが136話からなので、次の再放送では足りない分を1話から録らなければならない。再放送も近いのだが(スーパーチャンネルはここ数ヶ月スタートレック強化月間らしい)、それまでの間、しばしこの自由を満喫しよう。
 ところであさってからは『スタートレック/DS9』の再放送が始まる。しかし、これはパスしようかと思う。過去にビデオで録画した時にも、途中はパスして第5だったか第6だったかのシーズンになってはじめて真剣に見始めたくらいだから、そのくらいからでも遅くはない。

 さて、『ヴォイジャー』全172話分をDVD-Rに焼くとして、いったいどれだけのお金がかかるかというと…、1枚のDVD-Rに2話入るから86枚、DVD-Rの5枚入りパッケージが1700円だから、(86/5)*1700=29240円だ。最近はHDDの値下がりもすさまじいものがあるから、じつはHDDに保存したほうがちょっとはお得、になる計算。でもまぁ長期保存を考えると、やはりDVD-Rのほうが安心ではある。


2003.2.18(Tue)

懐かしきマクロス

 『マクロス・ゼロ 1巻』を観た。冒頭の独白に、なぜか『王立宇宙軍』の冒頭を思い出してしまう。独白の雰囲気がちょっと似ているような気がしたのだ。
 そして空中戦。CGによる機体の描写や、実戦シーンを参考にしたであろうリアルなカメラワークは、なかなかのものだと思う。が、個人的には『マクロス・プラス』における空中戦の描き方の方が趣味に合っているようだ。重量感とか加速度描写のデフォルメ具合の違いが、そう思わせるのだろう。
 しかしまぁそんなことよりも、フォッカー少佐登場の懐かしさに、すべてを許可してしまいたくなる。加えて尾翼に描かれたスカル小隊のエンブレムと共に登場するゼロの姿、そして、これでもかとじっくり見せるバトロイドへの変形シーン。ツボ突かれまくりである。
 まんまと製作側の思う壺にはまったような気もするが、こいつはDVD買ってもいいかもしれない。いや、きっと買うだろう。
 2巻が出るのが2003年春3月……、待ち遠しい。


2003.1.12(Sun)

DVD焼き

 目覚めれば、すでに太陽は西に傾きつつあった。時計の針を確認するまでもなく、今が夕方だということがわかる。
 長い、長い夢をみていたような気がした。少し体が熱っぽいような気もする。発熱時特有の、不条理な興味深い夢だったかもしれないが、目覚めてしまえば夢の記憶はまたたくまに輪郭を失い、霧散していった。

 Licとみこりんの帰還予定は明日。となれば、今日はひたすらDVD焼にでもはげむのが吉。並行作業で昨日インストールの終ったLinuxマシンに、プロキシサーバを導入しておこう。キャッシュはそっくりそのまま残っているので、無事に引き継げられればWebサーフィンの快適度も変わるまい。

 DVDに焼くのは、『エンタープライズ』からと決めた。10話分、約10GBだから、これをHDDから消してしまえればかなり楽になる。
 1話で約1GBだから、1枚のDVDに3話は入るかと期待したが、微妙なところで容量オーバーの赤ランプ点灯。これ以上画質を落とすのも何なので(現在のビットレートは3.1M)、2話づつ格納することにした。こんなことなら、もう少しビットレートを上げておくのだったと後悔しても、オリジナルテープはすでに上書きしてしまったので、どうにもならず。第11話からの反映としよう。

 1枚のDVDを焼き上げるのに、だいたい2時間強。出来上がったものから確認のために視聴する。それがちょうど1時間半くらいで終るので、まぁまぁいい具合に作業は引き継がれていくのだった。
 計5枚のDVDに、10話分、きっちりと焼かれたのを確認し終ったのが、真夜中過ぎ。延々と『エンタープライズ』づくしであったが、こうやって改めて見直してみると、さらに作品世界になじんでいくのがわかる。最初はバルカンのトゥポルと、前作のヴォイジャーにおけるセブンとのキャラのだぶり加減が気になっていたのだが、いつのまにかそんな心配もささいなものに思えつつあった。かえってそれはそれでいいのかも、などと肯定しはじめている。慣れとは恐ろしいものだ。

 HDD内の10話分のデータは、サーバの方に転送しておくべきか少しだけ迷ったが、結局、さっぱりと消すことにした。残すとなったら、最終話まで残さなければならなくなるし、不可能ではないにしても、HDDがもったいない。300GB程度のHDDが1万円で買えるようになったら、そうしてもいいけれど、今はまだその時ではなかった。

 最後に『ウルトラQ』5話分を焼きつつ、布団へと潜り込む。明日目覚める頃には、すっかり焼き上がっていることを期待して。


2003.1.7(Tue)

その人の名はホシ・サトウ

 スーパーチャンネルで昨年末から放映が開始されたスタートレック・シリーズの最新作『エンタープライズ』(スーパーチャンネルでの解説はこちら)も、これまで同様に録画を継続中である。媒体はS-VHSだ。ところが、年始から“丸ごと5日間”ということで第10話まで連続放映されるのを機に、直接PCでHDDに録画し直すことにした。
 “丸ごと5日間”に気付いたのが惜しくも二日目だったことから、第1&2話だけは、テープからの変換になってしまったが、すべてHDDに記録したあと、テープを解放できた時にはなんだか気分もすっきり爽快に思えたものだ。場所をとらないというのが、これほど気持ちのよいものだったとは。このままDVDに焼かずに、HDDに残しておくことも考えたが、現状のコストパフォーマンスを考えると、まだ微妙にDVDの方が勝っているのでDVDに移すことになるだろう。きっと来年の今ごろは、HDDの記録量あたりの単価が、DVDを下回ってそうな気もするが(DVD1枚あたり2話収録するとして)、今はまだHDDの増設を考えるのは先の話しである(などと言いつつ、さくっと来月あたり120GBほど追加してるかも…)。

 さて“エンタープライズ”は、時代的にはこれまでのスタートレック・シリーズよりも古き時代を描いている。まだ連邦ができる以前だ。初めての深宇宙探査ということで、前シリーズの“ヴォイジャー”が未知宙域を舞台にしたのと、状況は少し似ている(時代設定は異なるが)。

 レギュラー・クルーの中に、ホシ・サトウという女性が登場する。たぶん日本人という設定なのだろう。演じているのは韓国出身のリンダ・パク (Linda Park)さん。劇中ではかなり気弱いところがありながらも、どでかいナメクジをペットにしている落差が可愛らしい。みこりんもナメクジのエピソードで、すっかりこの人のことを気に入ってしまったらしい。PCで再生中の画面を見るたび、「ほしさとうさんは?」と聞いて来るほどの執着ぶりだ。いつのまにか宇宙空間が出て来ると、それが“エンタープライズ”と瞬時に認識できるほどに。

 前作“ヴォイジャー”の時には、チャコティ副長を気に入っていたみこりんなのだが、今回何故ゆえにホシ・サトウさんなのかは、謎である。ナメクジを飼っているというのが、よほどインパクトがあったのか、はたまた、若い女性だからか。いずれ確認してみなければなるまい。


2002.11.25(Mon)

やはり2号が好き

 サンダーバードといえば、2号と4号のプラモデルを作った記憶がある。弟が1号だったか3号だったかを持っていたので、サンダーバードごっこをするには、じつに都合が良かったものだ。

 ではLicはどうだろう。サンダーバード・メカのうち、どれが好きかな?と聞いてみたところ、「さんだーばーどってなに?それっておいしい?(意訳)」というような答えが返ってきたではないか。…な、なんてこった。
 さっそく教育だ。せめて1号と2号の違いが分かる程度にはしておかねばなるまい。
 スターウォーズは数年前に旧3部作のLDを見せて教育した。ブレードランナーはつい最近DVDで教育した。あと抜けているものはないか、気がかりである。


2002.9.28(Sat)

記憶を揺さぶる曲

 金曜から土曜日へと移り変わる丑三つ時、布団に寝ころびながらなかなか寝付かれず、ついTVのリモコンを作動させる。
 ぶん、という低い音とともに、足側に位置する14インチのブラウン管が鈍い発光を始めると、若かりし日の藤竜也&草刈正雄コンビのドラマが始まっていた。

 たしか先週も、そのまた先週も、さらにその先週も、こんな光景が繰り返されたような気がする。いつも途中から見始めて、エンディングまできっちり見終わるのが常だった。たぶん今夜もそうなるのだろう。70年代後半か80年代初頭にかけての作品に違いないと思いつつ(リトラクタブルライトのRX-7が印象的)、なぜかそれよりも5年ばかり時代を下った自分の大学時代の記憶とオーバーラップさせながら、懐かしい雰囲気を楽しむのだ。

 そしてエンディング。これがまた記憶の奥底を強烈に揺さぶる曲だった。たしかに自分はこの曲を知っている、けれど、誰のなんていう曲なのか思い出せないもどかしさに、毎週悶々としてしまう。つい、ぐっすり眠り込んでいるLicを揺さぶり起こして、「これ聴いたことある?」と問いかけずにはいられないほどに。そこまで気になるならビデオにでも録画してテロップを確認すればいいのにと、心のどこかで思いつつも、布団の誘惑に勝てず起きあがることが出来ないのだった。

 “うかれとぶ まちに むーんらいと…”

 あぁ思い出せない。ちょびっと、SHOGUNの『男達のメロディー』を彷彿とさせる雰囲気が、なんともいえず格好良く、気になって仕方がない今日この頃。


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