2005.9.2(Fri)

Stand Alone Complex

 今更ながらだが、『攻殻機動隊 Stand Alone Complex』のDVDをレンタルして見ている。しかも今夜で13巻目が終了予定なので、次作の『同 S.A.C 2nd GIG』1〜4巻を新たにレンタルしてきたりなんかしている。

 今を遡ることウン年前、SkyPerfecTV!のPPVで放送が開始されるという情報を見た時、どうもキャラクターデザインが私的に士郎正宗と距離があるような気がして、いまひとつ乗り気にならなかったのと、映画版『攻殻機動隊』の押井的世界がしっくりこなかったというのが、これまで見なかった主な理由。でもまぁ旧作扱いとなり1巻180円でレンタルできるんなら、と試しに1本見て、なんとなく許容範囲内かなと“囁やき”があったので継続して借りてきているのであった。

 中には“微妙にハズレ”の回もあったりしつつ…。草薙素子のデザインはやっぱり受け入れがたいと思いつつも、そこそこハマまる。特筆すべきはやはり音楽の良さ。菅野さんさすが。で、私的にツボだったのは、バトーを救出に駆けつけてきたタチコマ君たち。AIが(士郎さん的に言うと)ゴーストを…っていう展開は、小さい頃から好き。


2005.9.4(Sun)

発表会

 今年に入って何度目かの、みこりんのエレクトーン発表会の日。先月初旬までは、どうなることやらと冷や冷やさせられたものだが、2週間ほどでノーミスとなり、さらに残る日数をかけて全体の仕上げが終わった。みこりんはあまり積極的に練習をしないので、週2回あるレッスンが頼りなのだが、今回もなかなかいい具合に先生は整えてくれたようだ。

 午後からの開演に間に合うように会場に向かい、いつものように生徒席、一般席に分かれて座る。ビデオカメラを三脚にセットして準備完了。しばし待つ。
 やがて開演を告げるアナウンスがあり、プログラムに従って一番目の生徒から演奏が始まった。いつもの発表会であれば、まず本日の司会者から挨拶があったりするものだが、今回は司会者はなく、声の案内のみ。こういうのもシンプルで良い。

 3番手としてみこりん登場。とりたてて緊張している風でもなく、なんだか慣れた感じにエレクトーンの前で構え。スイッチを操作して、自分の曲データをスタートさせる(エレクトーンの演奏では、ベースとなるリズムを再生しつつ、それに合わせて上下鍵盤やら足ペダルを駆使して演奏を行う)。
 今回の曲目は『人生のメリーゴーランド』。いい感じに演奏は始まった。見ている私の方が緊張しているかもしれない。みこりんは淡々といつものように弾いていた。本当はもう少しノリノリに体を揺らした方がいいのだけれど、みこりんはぴしっと背筋を伸ばして弾いている。これも個性なのかな、とか思いつつ。

 たぶんノーミスで演奏終了。うん、これまでの3人の中では一番上手だったな。上出来。
 みこりんの出番が終われば、あとは気楽なものである。同じ教室の子の演奏をビデオに収め、同じ教室ではないけれど、ちょっと注目な子の演奏もビデオに収め。
 ところで今回の演奏会では、ピアノによる発表が多かった。みこりんより大きい子は、そのほとんどがピアノだったような。しかもなぜか途中で詰まる子多し。夏休みとあって、遊びに夢中になっていたのかも。とはいえさすがに取りをつとめた子は、巧みな指さばきでうまかった(もちろんノーミス)。体全体で弾いているのがじつに自然っぽくてよい。さすがである。
 あと5〜6年もすれば、みこりんもこんな感じに弾くようになるのかな、と妄想しつつ発表会終了。


2005.9.6(Tue)

視界

 数年前から、片方の目の見え方が気になっていた。時々二重になって見えたり、ぼんやり見えたりしていたのだが、目薬さしたりなんかするとわりと調子良く戻ったりしてたので、疲れ目かな…と。
 ところが、ここ最近、PC操作してるときに違和感が強くなってきた。目薬さしてすーっとしても、見え方に改善は見られず。なんだか視界の中央付近に薄い靄がかかったみたいになる。試しに右目と左目と、交互に手で覆い隠しつつ細かな字を見てみたところ…、左目はなんともないのに、右目の方がピンぼけしているのがわかった。疲れ目で二重に見えるとかいうレベルじゃなくて、完全にピンぼけ状態。

 対象物との距離を40cm以内にすると、焦点は合う。それより遠くだと、たちまちぼける。ためしに右目の瞼というか目の脇あたりの皮膚を、指でにゅーっと伸ばしてみると、微妙に焦点が合う箇所がある。なんだか顕微鏡でピント合わせをしてるような具合。目玉のレンズが皮膚の伸び縮みで、屈折率がわずかに変わるからかも?

 私の視力はもともと両目とも2.0を維持していた。片方の目の視力が衰えていないので、普通に生活する分には困らないのだけれど、細かい字を追ったりする仕事になると、どうもよくない。なんだかとてもストレスが溜まる。
 というわけで、近々眼科に行く予定。


2005.9.8(Thr)

日記日記

 じつはずいぶん以前から、このサイトのコンテンツに加えようと思っていたネタがある。その名も“お魚図鑑”(じつに安直なネーミング)で、いわゆる魚のデータベースだ。もちろん“U's aquarium”のコーナーに追加するつもりだった。
 はじめはPCにダウンロードして動かせるように、Windows用のプログラムを開発した。魚のデータも、図書館から借りてきた各種図鑑の助けをかりて、そこそこ入力も終わっていた。が、時代は流れ、今更クライアントだけで動かしてもなぁ…、と思い、開発中断。そんなわけでサーバ側で運用するWebアプリケーションを目指していたのだが…、うちが利用しているレンタルサーバでは、あと1万円出さねばデータベースが使えないのだった。これは痛い。データベースを利用せずに、テキストデータだけでなんとかする手もあるが、これはいまひとつ開発意欲が湧いてこないので却下。そうこうするうちさらに月日は流れ、いまやブログの時代だ。

 前世紀、インターネットが日本でも流行りだした当時の、“我が家のホームページ”百花繚乱と、どことなく今のブログ人気は雰囲気が似ている。あの時代、“我が家のホームページ”の代表的コンテンツは、ペット紹介(あるいは趣味の作品紹介)、そして日記であった。今や、日記はブログで書くものになってしまったかのような勢いである。
 ところで、ブログツールは日記を書く以外にも、いろいろと便利に使える。なにしろ、データベースを使っているので、カテゴライズされたデータの整理にはもってこいだ。そう、私が目指していた“お魚図鑑”など、ブログツールがあればちょちょいのちょいで完成する(検索機能がちょっと弱いけど)。大変なのは膨大なデータの入力作業だけだ。
 “お魚図鑑”だけではない。ここのところ更新が滞っている“U's garden”だって、ブログツールがあれば、楽々だ。あれは画像のサムネイル表示や実寸ページの作成など、定型作業がやたら多くて手作業だとめんどくさいことこの上ない。

 というわけで、数あるブログツールの中でも、うちのレンタルサーバで動きそうなやつを探してみたところ、MovableTypeがいけそうだった。試しに会社で動かしてる自分用の実験サーバにインストールしてみたところ、サクっといけた。
 作業手順を忘れないうちに、家に戻ってから、レンタルサーバ上で構築開始。Perlのバージョンがちょっと古いのが気になったが…、ものはためしだ。動いたらラッキーってことで。

 レンタルサーバの容量が50Mしかないので、アップロードするためにちょっとデータを削除しなければならなかったけれど、なんとかインストール完了。無事にログイン画面までやってきた。Melody/Nelsonっと。お約束の呪文を唱えて、無事ログイン成功。と、ここまでは順調だったのだが、アカウントのプロフィール変更画面で躓いた。変更を保存しようとしても、そこから先は、トップページのログイン画面に戻ってしまって、どうにもならない(例のクッキーを切ってた場合の不具合とはちがう)。やはりPerlのバージョンが適合してないからかな。

 今借りてるレンタルサーバ屋さんでは、別の種類のサーバも最近扱うようになっていて、そっちのコースだとPerlのバージョンも合ってるし、なにしろ同じ利用料金でデータベースも使える。借り換えようかなと、やや本気で思案中なのであった。

 でも、この“ひみつ日記”はいつまでも古風な作りでいく予定。


2005.9.10(Sat)

S.A.C. 2nd GIG

 『攻殻機動隊 S.A.C. 2nd GIG』13巻目鑑賞終了。

 た、たちこま達が・・・(号泣号泣)

 映画『2010』のHAL9000にクラっときてしまう人たちには、たぶんここ結構ツボかも。ぜひご覧ください。

ECO

 ふと思い立って、オンラインRPG『エミル・クロニクル・オンライン(ECO)』をインストールしてみた。このゲームは、今オープンβテスト中なので、無料というのが一番の理由。それと、キャラクターデザインが萌え系なので、みこりんに受けるんじゃないかというのもあり。

 案の定、みこりんはキャラ作成画面で早くも興味津々、フェイスタイプや髪型、瞳の色カタチを細かく自分で設定してくれた。名前も、もちろんみこりん命名。これまではひらがな入力しかできなかったのに、いつのまにかローマ字対応表を持ち出してきていて、アルファベットで入力するという技まで披露してくれた。

 さて、無事にログインを果たし、地上世界へと降り立つ天使。キャラを動かそうと試みたが、なんだか重い。AthlonXP1600+、GeForce6600GT、メモリ512MB、光回線と、今ではちょっと古めかしいマシンではあったが、この重さは尋常ではないような…。と思っていたら、やがて画面上を埋め尽くすキャラキャラキャラ。ものすごい数である。なるほど、これは重いはずだ。
 でもちょっと移動すれば、さくさくと軽快に動くようになった。キャラが集中している地帯は、かなり限定されている模様。

 マニュアルなどいっさい見ないで始めたわけだが、デフォルトのカメラ位置はキャラの視線固定ではないらしい。たぶんどこかのキーでカメラ位置を変えられるんではといろいろ試しているうちに、ようやく発見。Ctrlキー+テンキーでぎゅんぎゅんカメラを動かすことができた。うーん、早すぎて目が回る。
 画面のズームアップは、マウスのホイールで変えられるようだ。これはみこりんが発見してくれた。ふむふむ、拡大して見ると、なかなかいいかも。3DRPGっぽい。

 みこりんは早く可愛い服を着せたがっていたが、先立つものがないため叶わず。地道にクエストをこなして稼ぐしかない。というわけで、べしべしと敵を叩き、レベルも3とかにアップした。が、クエストの報酬以外では稼ぐ術がないんだろうか?なにかありそうな気もするが…。なにしろクエストを受けられるのは一日に3回までという制限があるので、自ずと稼げる金額にも上限が。
 バザーするには安っぽいものしか手に入れてないし。やはりマニュアル見ないとダメかな。と思いつつ、今日のところはログアウト。

 有料になっても続けるかどうかは、まだちょっと微妙。


2005.9.11(Sun)

小さいやつ

 DVD-Rのメディアがなくなったので、買い出しに。
 LicはUSBメモリを手にしていたが、携帯用音楽プレイヤーのコーナーで足を止めた。USBメモリといえば、これもそういう用途に使える。

 もちろん値段はヒト桁違うけれど、我が家の事情で音楽プレイヤーは有力な候補である。ちょうど今、Licのクルマのカセットデッキが故障していて、FMトランスミッター付きの携帯型音楽プレイヤーがあれば、修理せずとも音楽を聴くことが出来るというわけだ。
 携帯型ということなら、iPod-nanoがお買い得。しかし、FMトランスミッターは置いてなかった…。そうなると、内蔵型というわけで、この場では選択肢が1つしかない。
 SHARPの“MP-A300-R”である。

 展示してあるのは5色なのに、ブツは4色しかないらしい。Licはオレンジ色に惹かれていたようだったが、まさにその色の現物がないために、結局買ったのは赤タイプ。でもメタリックな赤で、結構いい感じ。

 意外にも、これにみこりんが異様なまでの興味を示していた。帰りの車中では、さっそく箱を開け、中身を確認し始める始末。
 ヘッドフォンを耳に装着しようと試みていたが、みこりんの耳はまだ小さくて、大人用のヘッドフォンはちょっと無理っぽい。それでも無理矢理はめてみているみこりんであった。ちょっと痛そう。

 512MBで2万を切ってるとなると、来年にはこの十倍くらいの容量のやつが、同じような値段で出てきそうな予感。ついでにCDのジャケットの画像データも取り込めて、表示できるようになってるといいのだけれど。そうなると本当にCDという媒体を購入する必要性がなくなってきそうな…


2005.9.15(Thr)

その後のECO

 さて、オンラインRPG『エミル・クロニクル・オンライン(ECO)』だが、日々ちょっとづつクエストをこなし、敵を倒してレベルも徐々に上がってきた。とはいっても、まだレベル6という超スローペース。先は長い。

 クエストをそれなりにこなしたおかげで、懐具合も少しだけ暖かくなった。さっそく街で買い物だ。みこりんに服を選ばせようかな、と思ったのだが、よさそうなものはたいてい必要レベルが足りずに着ることが出来ない。仕方がないので、今現在のレベルで選べるものから(選べるほど種類もなかったけど)、適当にチョイスしておいた。
 まぁそれでも初期装備から比べたら、雲泥の差だ。なにしろ初期装備は青いモンペに白いスモックといういでたちなのだから。
 ついでに武器も初期装備の短剣から、棍棒に変更。これでちょっとは強くなったはず。

 そしていよいよ職業選択の季節到来。最初に種族をMAGが豊富なタイタニアに決めた時点で、魔導師系なのは決まっていたのだが、さらに詳細な職業となると、ちょっと迷う。いわゆる黒魔法を操る攻撃タイプも捨てがたいが、みこりんも操作することを考えると、もっとも無難に白魔導師(ウァテス)がいいかな。数ある職業の中で、唯一、回復魔法を使えるというのもポイント高い。
 聖堂にて、ジョブチェンジ!

 白魔の証である帽子をかぶって、さっそくフィールドにて雑魚狩り。おぉぉ、装備と武器をちょっと変えただけなのに、ものすごいラクになった。攻撃力にして2倍くらい、被ダメージで1/3くらい。しかも自分に回復魔法をかけられるので、10匹くらいはノンストップで狩り続けられるのだ。
 クエストこなすのもかなりラクになりそう。ついでにレベルもそれ相応に。日曜あたりには、みこりんの好きな“メイド服”が着れるかな(どこに売ってるのかは知らないけど)。


2005.9.16(Fri)

消去作業

 仕事場の倉庫に眠る古いコンピュータ類を捨てるというので、ハードディスクをすべて本体から取り外したのが昨日のこと。だいたい12〜3個くらいあったかな。あとはこれのデータを完全に読めなくしてしまわねばならない。普通にフォーマットしただけじゃダメだし、何かのデータでちょっと上書きした程度では不十分。やはり専用のツールを使うべし。

 いろいろある中で、『Darik's Boot and Nuke』を使ってみることにした。
 消去用PCにハードディスクをつないで、FDに落としたツールから起動。セキュリティを“High”にして…、実行。したのが、昨日の午後。

 そして今日になり、一晩中ぶっ続けでちまちまとハードディスクを消す作業にいそしんでいたPCの画面を見てみたところ、まだ進捗が半分くらいだった。な、長い。
 念を入れすぎたかな…

 すべてのハードディスクを消し終わるのは、いつになることやら。もう物理的に破壊してしまったほうがいいんではないかという気さえしてきだした。ワークステーション用の特殊なハードディスクはそもそも物理破壊しか手がないわけだし(本体起動しないし)。悩ましい。


2005.9.17(Sat)

眼科へGO

 これまでの人生の中で、眼科にかかった回数は片手で足りる私にしてみれば、この近所にどんな眼科病院があるのかということに、あまり注意を向けてみたことはなかった。もちろん大きな総合病院に行けば眼科があるのはわかっていたが、そういうところは平日午前中のみ診察なので、最初から検索対象から外している。
 というわけで、グーグル先生のローカル検索を実行。市内に存在する眼科病院をあぶり出す。

 6〜7件の存在が確認できた。意外にあるらしい。マップも一緒に表示されるので、紙媒体のタウンページで調べるよりもわかりやすかった。
 その中で一番地図的に簡単そうな場所にある病院を選び出し、マップを拡大。ふむふむ、なんとなく経路はわかったような、感じ。でも方向音痴だからいまひとつ自信は持てないが…

 みこりんも一緒に行くというので、連れて行くことにした。妙にうきうきしているのは気のせいではないらしい。みこりんは新しい場所に行くのが大好きなのだ。
 さっき記憶したばかりの経路を頼りに、クルマを走らせる。脳内マップ上では、赤い輝点で表される自分と、青い星印の病院の位置は、徐々に接近しつつあった。
 ところが、かなり目標に接近しているはずなのに、その姿はどこにも発見できず。私が道の左側、みこりんが右側をチェックして3往復くらい該当箇所を回ってみたのだが、やはり見つからない。

 仕方がないので、別の道を試してみることにする。どこかに看板でも立ってるんじゃないかな、という淡い期待を込めて…。って、あった、あったよ。まさに眼科病院の案内板が眼前に見えてきた。行こうと思ってた病院とは違う名前だったが、この際、眼科ならどこでもいいような気がしたので、案内板の指し示す通り、信号を右折。してしばらく行くと、病院発見。

 10台ほど停められる駐車場は、もうそのほとんどが埋まっている状態だった。まだ朝の9時を回ったところだというのに、もうこんなに眼科を必要としている人がいるということに、認識を新たにする。眼科とは、世間的にはポピュラーな存在なのではあるまいか、と。

 受付で問診票に記入し、しばし待つ。みこりんはちょろちょろと病院内を探検中。その情報によれば、2階には手術室やら病室まであるらしい。おぉぉ、なんかすごいぞ。

 やがて私の名前が呼ばれた。まずは検査室で目のチェック。目にぼわっと空気が吹き付けられるのとか、前後する画像を注視するやつとか、そしてポピュラーな視力検査。問題の右目から。
 「うえ、した、みぎ、みぎ、した?」最後のが、いまひとつよく見えない。ぼーっとぼやけて、じれったかった。次に右目にレンズをあてがって、再チェック。おぉぉ、今度はくっきりと見える。余裕で最小サイズまで見ることが出来た。ちなみにこのレンズで0.8用とか。いつのまにか1.0を切ってしまっていたのか…。ちょっとショック。
 左目はなんの問題もなく検査終了。

 続いて医師による診察。まばゆい光を当てられたり、赤や青の光源を目だけで追ってみたりして診察は続いたが、特に病気の兆候はみられないという。視力が低下していることを除けば、だが。
 つまり、ただの近視らしい。

 不便を感じたらメガネを着用するということで、普段問題なければ特に何も必要ないとのこと。…メガネ、作るべきかな。仕事用に。
 ちなみにLicによれば、左目が問題ないので、右目だけコンタクトにした方がいいんじゃないか、という。コンタクトは取り外しが大変そうな気もするが、たしかにその方が自然っぽいのでいいかもしれない。現在悩み中。

そしてまたECO

 さて、オンラインRPG『エミル・クロニクル・オンライン(ECO)』だが、みこりんは私とパーティが組みたいという。そんなわけで、もう1アカウント取得した。今のところ無料だし。

 新規のアカウントは、みこりん専用ということにする。パスワードもみこりんが決めて入力完了。
 種族は、やっぱり天使(タイタニア)がいいらしい。フェイスタイプや髪型などは、ちょっとずつ微妙に好みが変化したようだ。私のアカウントのキャラとは、雰囲気が違って見える。

 さっそくみこりんは狩り場へと移動。ぺしっ、と1匹叩いたところで、「!」近くの人に話しかけられた模様。
 パーティへのお誘いだった。

 「どうすればいいの?」とみこりんが焦っているので、隣でLicが代わりに受け答え。結局パーティに参加することになった。パーティは最大8人までOKなので、一人が1匹倒すと、頭割りで取得経験値がたとえ1になったとしても、8人がそれぞれ1匹倒した場合、8人分の経験値が取得できる計算になるので最低でも8稼げるのだった。ソロだと、1匹倒してもこのレベルでは2とか3しか経験値が入らないので、たしかにパーティ組んだ方が効率がいいようだ。

 途中、みこりんを歯医者に連れていったりして、戻ってきてみると、まだパーティは続いており、いつのまにか私のレベルと一緒になっていた。お、おそるべし。
 私はこの1週間でレベル8まで上げたわけだが、みこりんのキャラは軽く3〜4時間でそれをこなした計算になる。

 *

 ところで肝心のみこりんだが、パーティを組んでいる間は、ゲームにあまり興味を示さなくなった。みこりん的には、“私”とパーティしたかったのであって、知らない人とではなかったらしい。
 それではと、夜、みこりんと2人でパーティしてみたのだが、やはり長続きせず。結局、大部分の操作をLicが代わって行うことになった。みこりんは少し飽きっぽい性格なのだが、今回のもそうだろうか。でも可愛い服着たキャラには目敏く反応しているので、もう少しレベルが上がってそういう服が着られるようになったら、はまってしまったりして。


2005.9.18(Sun)

お月見

 午前中、クルマでちょっと行ったところに新装開店したスーパーがあるので、みこりんと偵察に行って来た。みこりんは以前からこのスーパーに興味を示しており、いつ開店するのかと、心待ちにしていたのだった。

 わりと広い駐車場にクルマを停め、中へ。雰囲気は、いわゆる普通のスーパーな感じ。生鮮食料品が3方の壁沿いにずらっと並び、その間の棚々には乾物とか日用品とか。
 そして今日の特選品が、入ってすぐのところに置いてあった。“月見団子”である。

 みこりんは昨日あたりから、今夜が満月であり、お月見をすべきと主張していたので、3種類くらいある団子の中から好きなのを選ばせてみた。じつはみこりんは“あん”に弱い。しかし団子(中には饅頭っぽいのもあり)には、ことごとく“あん”が使われていて、みこりんはしばし躊躇していた。
 が、やがて意を決したかのように、1つのパッケージを掴み上げ、「これにする」と言った。月見饅頭5個セットである。

 *

 そして夜。昼間のうちからサンルームに出しておいたデッキチェアは、東向き。ちょうど月も東の空をゆるやかに昇ってくる真っ最中。夜空はうっすらと雲に覆われ、月の輪郭をぼかしている。
 月見饅頭を持ち、椅子に寝ころんだみこりんは、月を見上げつつひと囓り、ふた囓り。夕方見たときよりも、月が高くなっているという重要なポイントを指摘したみこりんは、ゆっくりと饅頭を1つたいらげると、ささっとリビングへと戻っていった。
 満足したらしい。

 けっこう形式にこだわるみこりんであった。


2005.9.19(Mon)

さらにさらにECO

 さて、オンラインRPG『エミル・クロニクル・オンライン(ECO)』だが、それぞれレベル10(私)とレベル9(みこりん)まで成長した。すでにみこりんも職業を選んでいる。私が白魔なので、パーティ組んだときに効果的になるよう、黒魔である。
 攻撃魔法を駆使できる職業は3種類あったことから、そのうちのどれにするのか結構迷った。みこりんはどれでもよさそうだったけれど、私的には闇属性の魔法を使えるウォーロックが好みだった。しかし、どうもこれに適した種族は悪魔(ドミニオン)っぽいので、中間をとって4つの属性魔法を使うシャーマンに決定。ちなみに残る魔法使いウィザードは新生魔法を使えるらしい(次元を超えた攻撃が可能になるとかちょっと興味深い説明もあり)。

 難しい漢字の読めないみこりんでも、メニュー項目の位置で憶えてしまったらしく、木箱を開けたり、アイテムを鑑定してもらったり、倉庫に荷物を預けたり、買い物したり、合成したり、といったことは一人でもできるようになっていた。敵の倒し方とか、魔法のかけ方などは1度教えると、8歳の子供でもあとは自力でなんとかなる程度の難易度っぽい。個人的にはゲーム用コントローラに対応してほしいのだが(移動が十字キー、ターゲットロックがマウスなので、キーボードだと右寄りになって腕がつりそうになる)、ゲームシステム上、そういうつくりにはなってないようだ。
 カメラが視線固定にできないのは結構不便だが、たぶんこれは3D酔い対策じゃなかろうか。カメラ角度が一定値以下にできないのも、もしかすると同様の理由によるものかもしれない。あるいはアナログ・ジョイスティックが標準装備ではないPC専用ゲームの場合には、こうするのが通例とか?(他のゲームのことはよく知らないけど)。……ひょっとしてどこかのオプションで設定できたりは。。。

 まぁなんにしても、先立つものがぜんぜん不足しているので、いましばらくは金策に励むことになりそうだ。

天使

私とみこりん


2005.9.20(Tue)

Moon

 月へ
 生きている間に、月面からの中継が見られるだろうか。たぶんみこりんの子供の世代には、火星にヒトが到達してそうな気もする。うらやましい。

 それはともかくとして、結局、宇宙ステーション、活躍する間もなく廃棄ってことになりそうで、心配だ。日本のモジュール“きぼう”が打ち上げられる日は、本当に来るのだろうか…。とっても微妙。


2005.9.23(Fri)

運動会

 昨夜まで、天気予報では雨マークが消えなかったので心配したが、起きてみればまぁまぁの陽射し。台風は東よりにコースを変えて、北の海を目指しているらしい。おかげで小学校の運動会は、予定通り開催の運びとなった。
 夏休みが明けてからあまり日数がなかったので、演技とか覚えきれるんだろうかと思っていたけれど、みこりん的には三日もやれば十分だったそうな。若い記憶力がうらやましい。

 みこりんはいつものように、7時過ぎに集団登校で出かけ、Licはお弁当作りに余念がない。そして私は場所取りのため、小学校へと出向いていた。昨年は出遅れて最後列からの観戦となってしまったため、今年はなんとしても最前列を確保せねば。
 学校のグランドは、人影まばらで、観戦用テントにはグランドシートもすべてが敷かれた状況ではなかった。ちょっと早すぎたか?いやいや、よくよく見れば同じように場所取り要員となったお父さん達が、ぽつりぽつりと見え隠れしているではないか。うちの地区用にはテント2張りが割り当てられていたのだが、2つともグランドシートが敷かれており、場所取り用とおぼしき敷物が、どどんと並んでいる。
 一瞬、今年もまた不覚をとったかと思ったが、幸いなことに畳一枚分くらいの領域がぽっかりと空いており、しかもそこは最前列。埋まってしまう前に、持参してきた敷物をばばっと敷いて、任務完了。風で飛んでしまわないように、四隅に重りを乗せて、と。

 *

 午前中、空はどんどんクリアになり、太陽が容赦なく照り付けてきていた。ひどく暑い。右手に構えたビデオカメラも、表面から陽炎が立つかと思われるほど熱せられていた。
 みこりんが出場する種目がくれば、ファインダーでみこりんを追う。あまりファインダーの解像度が高くないので、なんだかぼやっとしか見えないのがもどかしい。とはいえ、今年はみこりんの位置と、我々の陣取ったテントの位置との相性がよく、光学ズームだけで済んでいるのはありがたい。しかも最前列。人の頭で遮られることもなかった。

 そして午後、親子競技。私が出た。フラフープの中に子供を入れて、親は外からそれを引っ張って、旗をぐるっと回ってくるというもの。団体戦だ。
 出番を待っている間、みこりんは、しきりと引っ張り加減について説明してくれていたのだが、よほど私が引っ張りすぎると思っているらしい。「そぉっと走ってよ」と何度も念を押す。うんうん、そぉっとね、そぉっと。
 いよいよ出番。フラフープを受け取り、みこりんを中に入れ、ダッシュ。旗のところでちょっと勢いがつき過ぎ、みこりんピンチな場面もあったが、一度も転ぶことなく戻ってくることができた。でも、なんとなく体が重かったような気がする。みこりんを引っ張ってたからというのはなく、なんというか体を遠隔制御してるみたいなもどかしさ?各部の筋肉がちぐはぐに動いていたような感じだ。
 ところでテントに戻ってきてから気が付いたのだが、親子競技があるのは2年生までなのだった。つまり、みこりんと一緒に競技できるのは今回限り、というわけだ。保育園時代から毎年のように親子競技はあり、それが普通のように感じていたが、ついにそれも終わり。しみじみとみこりんの成長をかみ締める。

 南から西へと太陽が移動するにしたがって、テントに入ってくる光が増えてきた。うだるような暑さで、途中意識が跳んでいたりもしつつ。ようやく運動会終了。
 撤収だ。テントをばらす。
 この作業だけは毎年変わらない。たぶん、みこりんが小学校を卒業するまでは。


2005.9.24(Sat)

秋植え球根

 近頃は、夜ともなればぐぐっと気温も下がり、明け方は掛け布団が欠かせなくなってきた。うっかり真夏の体勢で寝ようものなら、冷え冷え地獄が待っている。
 頃合やよし。チューリップの球根を植えよう。

 先々週、球根だけは買っておいたのだ。みこりんはすぐにでも植えたそうにしていたが、当時はまだちょっと早かった。でも、9月も終わろうかという今、時は来た。
 みこりんを呼んだら、ダッシュで駆けて来る。よほど楽しみにしていたらしい。
 というわけで、テラコッタの土を新しいものに替え、あとはみこりんの好きなように球根を埋めさせてみることにする。

 今年買ったチューリップは、いつものユリ咲き詰め合わせを3袋。そして別の鉢用に、深紅のやつを少々。みこりんはユリ咲きの球根を両手で掴むと、わしわしと土の上に並べていった。ふむふむ?
 直径30cmくらいのテラコッタなので、3袋15球もあれば、そこそこに敷き詰めることはできる。しかし、これはちょっと窮屈すぎるかな。みこりんは球根と球根をぴったりとくっつけて並べ、まるで何かの絵を描こうとしているかのようだ。一瞬、このままでも面白いかな、と思いかけたが、やっぱりやめ。くっつけすぎると、なんだかうまく育たないような気がしてきた。

 もうちょっと離して植えるようにみこりんに言い、私は私で深紅のやつを、別の鉢にぽつぽつと植える。去年のチューリップは2種類を1つの鉢に植え込んだのはいいが、ものの見事に咲き揃わず、失敗だった。今年は1品種で攻めてみよう。みこりんが植えてくれているユリ咲きのは、各色咲き揃うことは確認済みなので、よし。

 植え込み終了。最後に土を球根が隠れるほどかけて、完成だ。
 途中で腐らず、無事に咲きますように。


2005.9.25(Sun)

着ぐるみの正体

 愛・地球博もきょうで閉幕。そのTV中継を見ながら、みこりんはモリゾーとキッコロはどうなってしまうのかと真剣に聞いてきた。

 「森に帰ってゆくんだよ」と答える私に向かって、みこりんは言った。
 「えー?ほんとに?」以前ならすんなりと信じてしまうみこりんだったが、今日は一味違った。「あんな生き物いるの?」ときた。

 「ほんとやって。ああいう生き物がおってなー」と言う私に、みこりんはびしっと指差して言った。
 「ちがうよー。あれ中に人間はいっとるんよー」

 な、なんと…
 なぜそんなことがわかるのかと、私がちょっとうろたえて聞いてみたところ、なんでも以前TVの中継で、転んだモリゾーとキッコロの中から人が出てきたというのだ。
 そんなところ映すんじゃない、と思ったが、時既に遅し。みこりんは重大な秘密を知ってしまった、のかもしれない。


2005.9.29(Thr)

『アップルシード・ザ・オンライン』

 士郎正宗といえば、『アップルシード』。『アップルシード』といえば、士郎正宗な私にしてみれば、『アップルシード・ザ・オンライン』(“ザ”じゃなく“ジ”では…)なるものには、かなり興味を引かれていた。ただちょっと気になるのは、過去、『アップルシード』を原作として展開されたOVA(1988年製作)とか映画(2004年製作)とかが微妙に…、いや、かなり外れだったことだ(映画版のほうは、『アップルシード』だと思わなければ、なんとか…、でもちょっとねぇ、わかりやすすぎ)。

 まぁそれでも、やってみないことには何も始まらない。というわけで、クローズドβの募集開始と共に、速攻で申し込んでおいたのだが…

 あえなく撃沈。かすりもしなかったらしい。
 欲張ったらいけないかなと、変に気をつかってしまって、持ってるメールアドレスすべてをつぎ込むのではなく、ただ1つに賭けたあたりにも敗因がありやなしや。

 おとなしくオープンになるのを待つか。オープンになる前に、不評すぎて日の目を見ず、なんてことは、ぜひ避けてほしいものだが。絶対ないとは言い切れないのが、ちょっと不安。


2005.9.30(Fri)

POWER

 これまで動画のMPEG変換に尽力してくれていたPCがある。その役割上、真夏でも一日中稼動させたりして、酷使していたものだ。その影響か、最近、電源の調子が悪くなってしまった。
 メインスイッチを入れても起動せず、背面の電源スイッチを切ったり入れたりしたあと、もう一度メインスイッチ投入でようやく起動。しかしこのあと必ず“キーボードがつながってない”と訴え、沈黙。いったんキーボードのコネクタを抜き差しして、リセットをかけてようやく無事に起動完了となるのであった。じつに面倒くさい。

 いったん起動してしまえば、そのまま終了させずにずっとサーバのように連続稼動させるという手もあるのだが、電気代がなんとなくもったいないし、電源トラブルを抱えたまま無人運転させると、万が一、火でも吹いたりしたらとってもデンジャラス。不安がある。
 しかも電源がおかしくなってからというもの、MPEG変換ができなくなってしまった。開始10秒くらいで、必ずフリーズしてしまうのだ。たしかに以前から“最高画質”を選ぶと、フリーズはしていたが、平気だった“高画質”でも固まってしまう。あやしい。あやしすぎる。
 このままでは未変換動画でハードディスクが埋まってしまうかに思われたのだが、わかったことが1つ。私用の別のPCの電源を高級品に換装したおかげで、以前問題となっていたMPEG変換の途中でフリーズするという(まさに今回の現象とほぼ同じ)トラブルが解決していたのである。おまけに“最高画質”でもすんなり変換してくれるのだ。

 動画変換用PCはAthlonXP2200+、私用PCはAthlonXP1600+と、ちょっと性能は落ちるのだが、まぁ動画変換は真夜中とか無人の日中に実行してしまえばいいので、特に問題はない。となれば、旧となってしまった動画変換用PCをどうするか、だが、とりあえずこのまま様子見で。新しい電源を買ってやってもよいのだが、いまちょうど電源仕様の過渡期(もうすでに世代交代してる可能性もあり)だから、どうせいじるならマザボごとごっそり交換する日まで待ったほうがいいかな、と。
 動画変換には使えなくても、LicがFFXIプレイ中にWeb参照するのに使えてるし、休日にはみこりん専用マシンとなって働いてくれているので、今でもそこそこ役に立ってるし。

 それにしても電源1つでPCは豹変するものだ。まさに電源さまさまである。


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