2006.1.1(Sun)

夢、わるい夢

 謹賀新年

 午前0時、年明け早々、なんとはなしに眠れなかったので、DVDのはしごをして過ごす。

 『トップをねらえ』最終話“果てし無き、流れのはてに…”
  ↓
 『メガゾーン23 PartII』
  ↓
 『戦え!イクサー1 Act.III』

 なにもかもみな懐かしい…。

 午前4時、布団の暖めが完了したので、コタツで眠るみこりんを抱っこして、寝室に移動。布団の中でごろごろするも、なかなか寝付けず、外を新聞配達のカブが走っていったのを記憶している。夜明けは近い。

 いつのまにか夢を見ていたようだ。妙にリアルな色つきの夢。ドアの外で『ヘルレイザー』に出てくるような異形の化け物が1匹こちらを見ていて、どうやって逃げようかとめちゃくちゃ焦っている場面だったり、ロケットエンジンの噴射テスト中に爆発があり、人間の手足がちぎれて、そんなになりながらも走っている場面とか、川で魚釣りをしているシーンから最初の化け物のシーンにリンクして堂々巡りのような、なんだかとても疲れる気持ちの悪い夢だった。
 縁起悪っ

 夢見が悪かったからか、ひどい腹痛に悩まされつつ、夕方、家族で初詣。おみくじを引いてみると、慎重に行動すれば吉とか、ふむふむ。
 お賽銭を投げ入れ、Licと二人して二拍二礼?二礼二拍?と迷いつつ、普通に二拍手のみでお祈り。正解は二礼二拍手一礼。覚えておかねば。

 神社にいる間は、腹痛も忘れていたのだけれど、帰り道、スーパーにて買い物しているとまた調子悪くなってしまった。おまけになにやら頭痛までしてきて、徐々に風邪の諸症状が現れてきつつあるような…。正月休みは4日までなので、それまでに治してしまわないと、やっかいなことになりそうだ。

 夜。またしてもみこりんコタツで爆睡。その隣に並んで寝転んで、ストーブにて足先を暖めていたところ、いつのまにかうとうとーっと…
 ここから先の意識はない。


2006.1.2(Mon)

くっちゃね

 ふと気が付けば、リビングの床の上。どうやら布団にたどり着くまもなく、眠ってしまったらしい。隣でLicも座布団を枕にして、すぅすぅと寝息を立てている。一人で寝室に行くのが怖かったとみえる。さらにその隣では、みこりんがコタツ布団から這い出してきているところだった。
 昨夜燃料を満タンにしたばかりのストーブは、残量メーターを真っ赤にして、息絶えていた。サーモスタット内蔵の石油ファンヒーターのみ健在で、あたたかな温風をゆるゆると吐き出し中。おかげで凍えることなく朝を迎えられたようだ。ありがたやありがたや。

 みこりんがおなか空いたというので、餅をレンジでチンした後、白味噌仕立ての汁に投入して、お雑煮を作った。今年は私の田舎風雑煮である。ちなみにLicの田舎風雑煮はすまし汁に焼餅を入れるタイプ。で、この地方のお雑煮はというと、どうもすまし汁タイプらしい。みこりんが混乱しなければよいのだが。

 朝食後、ちょっと休憩のつもりで横になったら、いつのまにか眠っていたらしい。お昼過ぎ、みこりんに「おなか空いた」と揺り起こされた。
 うどんを湯がいて、昼食。の、後、ちょっと休憩のつもりで横に…
 ものの見事に“食っちゃ寝”を実践してしまっていた。幸い、昨日の調子悪さはだいぶ回復したみたいで体調的にはさほど悪くはないのだが、とにかく眠い。いくら寝ても寝たりないほどに。
 でも夜になると、逆に目が爛々と冴えて来る。特に何か目的があるわけでもないのに、目が冴える。

 時折、外から聞こえてくる「かたっ」という音が気にかかる。猫か、はたまたアライグマか、あるいは…、変質者という可能性も。Licの言っていた二階から聞こえてくる音というのもひっかかる。かなり大きな音がするらしいのだが、私はまだ聞いたことがない。…なにか、いるんだろうか。いや、ネズミの類が住んでいるのは想定内なのだが、今回のは、どうもそれじゃないらしい。気になる今日この頃。


2006.1.3(Tue)

どうぶつの森でWi-Fi通信

 ここ数日の天候が不順なせいもあり、みこりんは暇さえあればDSを起動して『おいでよ どうぶつの森』か、『たまごっちのプチプチおみせっち』をやっている。おかげでリビングには、謎な“たまごっち語”が、わちゃわちゃと満ちていた。

 さて、『どうぶつの森』用に購入した“ニンテンドー Wi-Fi USBコネクタ”は、まだAmazonから届いた荷姿のまま、置いてあった。みこりんも「なんだかあやしげな箱があるな?」とは思っていたようだが、それを特に指摘することもなくすごしていた。みこりんが“すれ違い通信”以上の通信機能に気付かなかったので、出すタイミングを逸していたというわけである。

 このままではつまらないので、そっとみこりんに耳打ちしてみる。「遠くのお友達も、みこりんの森に呼ぶことが出来るんだよ」と。
 きらりんと、みこりんの瞳が輝いた。「え!どうやって?」
 「これ、この中にある装置を使って」と、おもむろにAmazonのダンボール箱を開封しはじめる。中から出てきたパッケージを開けて、USBコネクタとCD-ROMをみこりんにじっくり見せてやった。
 「これでどうやったらお友だちよべるの?」と興味津々のみこりんを制しつつ、まずインストール用CD-ROMをPCに挿入。次に起動したインストーラの手順に従い、Wi-Fi USBコネクタをぶすっと挿す。自動認識が始まり、ドライバのインストールは完了した。ふむ、あっけない。我が家のPC環境では問題は起きなかったようだ。

 ではさっそくDS本体のWi-Fi通信設定にとりかかろう。『どうぶつの森』のマニュアルによれば、門番さんに話し掛けるように、と書いてある。そこでちょこんと門番さんをペンでつっつく。門番さんの問いかけに答えてゆくと、設定画面にたどりつけるっぽいのだが…、なんと“ともだちコード”を登録していないとそれ以上先に進めないらしい。“ともだちコード”は、招待したい/招待されたいお友達のDSで発行してもらわなければ入手できないのだった。

 みこりんによればDSで『どうぶつの森』をやってるお友達は、学校にもいるとのことだったが、こんな夜中に訪ねるわけにもいかない。そこでグーグル先生に聞いてみることにした。日本全国(いや世界中)で通信可能なのだから、自分のコードを公開して友達を募集している場所があるのではないかと思ったからだ。
 はたしてそれっぽい場所はすぐに見つかった。める友募集みたいなノリで掲示板に書き込みがされている。小学3年の女の子とか、小学2年の女の子とか、そういう系の子供達による友達募集メッセージに対して、レスがいっぱいついている。その中から適当にチョイスしてみこりんのDSに登録すれば、設定は完了する…のだが、Licが身元のあやしい人の番号を使うのはどうか、と懸念を表明したので、登録はしないことになった。
 たしかに変質者にとって、このような場所は格好の餌場である。どんな変態が正体を偽って登録しているかもわからない。みこりんの安全のためには、細心の注意が必要だ。(『どうぶつの森』ではセキュリティ確保のために、お互いが相手のコードを登録しない限り訪問はできないことになっているのだが、一方通行でも何かログが残ったりしたらやっかいなので)

 幸い、Licのネット関係の友人でDSを買いそうな人とか、すでに持ってる人はいそうである。登録はそれまでおあずけだ。
 みこりんはちょっと残念そうだったが、通信する設備が整ったことで、かなり満足しているらしい。ケーブルの先に繋がった、小さなWi-Fi USBコネクタを手にとると、「これでどうやって通信するの?」と質問攻撃が始まった。
 「目に見えない電磁波で、それとDSとで通信するんだよ」という私の説明を聞くと、「ふーん」と言いつつ、USBコネクタと自分のDSを様々な角度で接近させてみたりしている。DS本体にアンテナ等わかりやすい装置がついてないので、いまひとつ通信のイメージがわきにくいようだ。でもUSBコネクタの側に、チカチカと緑のLEDが発光しているので、なんとなく安心した感じ。
 みこりんの森に、お友達がやってくる日は近い。


2006.1.4(Wed)

『呪怨』

 昨日、深夜にCSでやっていた劇場版『呪怨2』が、まったく怖くなかったので、今日、原点となるVシネマ版『呪怨』をレンタルしてきた。じつはこれまで『呪怨』はおろか『着信アリ』とか、『仄暗い水の底から』とか、ここ数年話題のジャパニーズ・ホラーの類は『リング』くらいしかまともに見たことがなかったのだ。そんなわけで、どのくらい怖いのか?というあたりに、ちょっと興味が湧いてきたのだった(栗山千明が出ているというのもポイント高い)。

 みこりんも寝静まった午後10時。ヘッドフォン装着で、再生開始(Licはこういう系の怖いのはまったくダメなので、音が漏れては大変だ)。
 再生開始から約10分。Licの声が聞こえたような気がしたので、ヘッドフォンを外してみると…。「音きこえてるんやけど」とのこと。ヘッドフォンはAVアンプに挿していたのだが、肝心のTV本体のボリュームを下げるのを忘れていたのだった。ありゃまぁ。
 というわけでTVの音を消してと。再生再開。

 −鑑賞中−

 あ、もうおしまい?
 もっと怖いのかと思っていたけれど、あんまり怖くなかった…、というかほとんど怖いと思わなかったなぁ。ただ1つ怖かったのは、あの人殺しのダンナかな。胎内の赤ん坊を取り出して殺すってイメージは、私的にすんごく怖いのだ。
 期待していた幽霊さん達の方は、悪いけどぜんぜん怖くなかった。まぁ、小学生の頃に見たら、びびって天井裏とか見られなくなるような気もしたけれど、今の私には怖いというよりコミカルな印象しかなかったかな。幽霊なのにあまりに物質っぽいのがマイナス点かも。もともと『ゾンビ』とか『死霊のはらわた』系ぜんぜん平気なタイプだから。
 とはいえ、怖くないから面白くないってことではなくて、ストーリー的には謎がいろいろあるので、Vシネマ版の続巻見てみようかなという気になっているところ。アメリカ映画的なスプラッタムービーじゃなかったので、その点は評価できる。グロいのは個人的に対象外だから。
 それはともかく、栗山千明の出番が少なかったのはちょっと残念。


2006.1.5(Thr)

ほかほかのあつあつ

 今日から仕事だったが、だだっぴろいオフィスには空席が目立った。今日明日と休暇にすれば、来週月曜日の休日まで、年末から数えて12連休になるため、それを実践している人が多いからだと思われる。
 昼間、学童保育に行ってきたみこりんも、今日は来ているお友達の数が10人ほどだったと言っていた。いつもは40人近くいる教室なので、かなりの欠席率だ。

 さらにみこりんが言うには、お弁当をうらやましがられたのだそうな。みこりんの弁当箱は、私の使っていた保温ができるごっついタイプ。冬でもご飯がほかほかだ。それに対して、お友達はみんなコンビニ弁当だったという。レンジでもあれば、すぐに温めることもできるだろうが、学童保育にそんな便利なものはなかった。
 そして水筒に入れたお茶についても、「いいなー」と言われたという。水筒はみんなある程度保温は効くタイプらしいのだが、中のお茶が最初から冷え冷えだったらしい。みこりんのお茶は、朝、温めたやつを入れているので、夕方までけっこうあつあつが持続する。

 じつはみこりんのお茶も、弁当箱も、冬休みの初日に私が用意したものは冷え冷えだった。Licにそれを指摘されて、翌日からほかほか&あつあつになるよう切り替えたのだ。寒い冬には、温かいものがありがたい。うっかり忘れないようにしなければ。


2006.1.6(Fri)

どうぶつの森でWi-Fi通信その2

 火曜日の日記で、こんなことを書いたのだが…

門番さんの問いかけに答えてゆくと、設定画面にたどりつけるっぽいのだが…、なんと“ともだちコード”を登録していないとそれ以上先に進めないらしい。

ひみつ日記 2006.1.3より

 よくよく考えると、なんかおかしい。じつはWi-Fi設定が終わっていないと、自分のコードが取得できないのだ。
 Wi-Fi設定のためには相手のコードが必要で、しかも自分のコードを取得するにはWi-Fi設定が終わっていないといけない。もしこんな仕様なのだとしたら…、「じゃあ、最初にWi-Fi通信した人は、どうやってコードを入手できたの?」というLicの指摘は正しい。矛盾している。

 どちらかが間違っているようだ。
 というわけで、再度設定。今回は、みこりんが門番さんに話しかけてくれた。さくさくさくっと。
 「これ?」と、みこりんが指し示す画面は、まさにWi-Fi設定画面。いったいどうやって出したのだ。私がやったときには、門番さんに拒否されたというのに…

 まぁそんなことはいいか。とりあえず設定設定っと。
 PC側でも無事にみこりんのDSを認識したようだ。通信許可にして設定終了。

 じつはLicのネット友達の一人が、みこりんと『どうぶつの森』やるために、わざわざDSとソフトを買ってきてくれたらしい。ありがたやありがたや。今夜はまだ仕事中みたいなので、明日にでも通信できそう。


2006.1.7(Sat)

マザー交換

 注文していた電源が、今朝ようやく到着した。Licの2台のPCは、縦に並べて積み上げてあるので、中をいじるときには2ついっぺんにやってしまうのが吉。というわけで、午後、さっそく電源交換&マザーボード交換を行うことにした。

 まず上の段から。こちらはマザーボードの交換だ。それとあわせて、もともとLicのPC用に買ってあったのだが、マザーボードとの相性が悪くて使えなかったビデオカード(GeForce6600GT AGP版)を、いよいよ取り付けることにする。
 LicのPCはマザーボードの他には、電源とビデオカードとHDD1基のみという構成なので、中身はスカスカ。交換作業もかなりラク。ついでに綿ボコリ等を掃除機で吸引しつつ…

 交換終了。電源投入。まずBIOS設定の変更から。今回は間違いなくブートデバイスの順番を CD-ROM → HDD-0 に変更して、再起動。
 ブートシーケンスをじっと見守っていたが、OSの起動に失敗するようだ。やはりマザーボード交換は、大手術だったらしい。仕方がないので、インストールディスクを使って、復旧開始。

 その間に、下の段のPCを引っ張り出してきて電源を交換した。うまく電源が入るようになっただろうか?ちょっと試してみたところ、最初の電源投入で素直に起動するようになった。が、相変わらずキーボードの接続エラーが出てしまう。一度抜き差ししてからリセットすると問題なく立ち上がるので、悩ましい。キーボードも交換したほうがいいのかもしれない。ま、とりあえずこのPCはこれで完了ということにして。

 復旧中のPCも、順調に起動するようになったようだ。みこりんに「おとーさん、設定まだー?」とか言われつつ、マザーボード用のデバイスドライバをインストールして、これで終了。あとはセキュリティアップデートの繰り返し。
 さて、ビデオカード交換の威力を確認してみよう。FINAL FANTASY XI for Windows オフィシャルベンチマークソフト3を実行。ぽちっとな!

 タルタル達がわやわやと群れている画面。カウントアップしてゆく数値。お、おぉぉ!?
 3000を超えた。以前のビデオカードの数値が1500程度だったので、えらい違いだ。これで混み混みの裏に行っても、ちょっとは動きやすくなったんじゃないだろうか。Licの評価が気になるところだが…、喜んでもらえるかな。


2006.1.8(Sun)

ついに『どうぶつの森』でお出かけ

 灯油を買いに、街までお出かけ。みこりんもたまごっち2つポーチに入れて(残り1つは電池切れでお留守番)、ちょこんと助手席に収まっている。DSも一緒に持って出れば、すれちがい通信できるかもしれないのだが、DSよりはたまごっち優先らしい。みこりんのサイズでは、DS&たまごっち複数というのは、手に余るのかもしれない。

 ホームセンター着。灯油チケットを買って、ポリタンを出そうと後部座席を見てみれば、…「ひっくりかえっとる」。
 そういえば道中みこりんが「とうゆかん、たおれたよー」とか言っていたような。うちのポリタンにはポンプを常設してあるため、逆さにすると中身が漏れる仕様になっていた。底に残っていた灯油だだ漏れ…orz...
 道理で車内にちょっとツンとくる刺激臭が、ほのかに漂っていたわけか。みこりんが甘い飴を舐めていて、そのおいしい匂いが灯油臭さをかなり中和していたため、気付くのが遅れたようだ。

 ティッシュで拭けるところは拭いて、とりあえず応急処置完了。灯油を詰めてもらって次のお店に向かう。あぁしかし、やっぱり灯油臭い。しばらくこの匂い、とれそうもなかった。みこりんは「あめ食べるといいにおいよー」と、なんだか妙にうきうきしていた。
 さて、次のお店にて今夜の食材を買う。みこりんは2階のオモチャ売り場へと消えていった。

 買い物を終えて、みこりんを迎えにオモチャ売り場を覗いて見ると、いたいた、レジ横のでかたまで遊んでいる。「帰るよー」と声を掛けると、「あのね」ときた。「ん?」
 「こっちー」とみこりんに手を引っ張られて向かった先に置いてあったのは、『任天堂公式ガイドブック おいでよ どうぶつの森』だった。「なにが書いてあるのかじーっと見てたんよー」と、みこりんは言った。本はビニールを被っていたので、透視能力でもなければ内容は分からないのだが、みこりんには何か感じるところがあったようだ。「ほしいなー」というので、買ってやることにする。私もちょっと読んでみたい。

 帰宅後、ひたすら本を読みふけるみこりん。たまごっちに、どうぶつの森に、なかなか忙しくなりそうだ。

 *

 みこりんを寝かしつけたあと、そぉっとリビングに戻ってみると、LicがDSで何やら遊んでいる様子。画面を横から覗いてみれば、「おぉ!」“みこりん(キャラ名)”が、よその森にお邪魔しているではないか。先日、みこりんと遊ぶためにDSとソフトを買ったLicのネット友達の、Wi-Fi通信環境がついに整ったらしい。
 二人でチャットしながら森の中を探検とか、まるでネットゲームのようである。…、っていうかネットゲームするように作られているから当たり前ではあるんだけれど、こんな小さいゲーム機の、さらにちっこい液晶画面の中で、3次元CGで描かれた仮想世界が広がっていて、それを複数人で共有できているということに、軽い衝撃を受ける。
 こういう環境が当たり前のように生まれた時から“ある”世代の子供達って、どうなんだろう、何か新しい特性とか感受性が生まれたりするんだろうか。じつに興味深い。


2006.1.9(Mon)

冬休み最終日

 みこりんの冬休みも、今日がいよいよ最終日。明日からは平常どおり、午前6時半起床の日々が始まることになる。しかも明日は始業式のため、お弁当も必要だった。間に合うだろうか。…いや、起きられるだろうか。それが一番心配だ。

 なにしろ休みの間は、私もLicも、お昼まで寝てるなんてのがざらだったから。みこりんはみこりんで、8時ごろには目を覚ましていたようだったが、それでも6時半は夢の世界だ。
 そんなわけで、夜、風呂から上がったみこりんは、「明日おきられるかなぁ?」と何度も口にしていた。大丈夫、目覚まし3個セットするし、Licのケータイもタイマーセットしてるし。それでもみこりんは不安そう。「おとーさん起きてなかったら、布団はがして起こすからねー」と頼もしいことを言ってくれる。みこりんは自分の心配よりも、私が起きてちゃんとお弁当作ってくれるだろうか、というのが最大の関心事らしい。
 なんとしても目覚めなければなるまい。

 とりあえず、今日の目標。『今日のうちに布団に入ること』。これ厳守。

ニンテンドー Wi-Fi USBコネクタの問題点

 我が家の主要PCは3台。それぞれフォルダを共有しあって、データを相互に移動させることができるようにしている。ところが、ニンテンドー Wi-Fi USBコネクタを接続すると、奇妙な事が起きているようだ。

 それはどんなことかといえば、Wi-Fi USBコネクタを刺しているPCには、他の2台のPCから共有フォルダにアクセスできなくなってしまったのだ。正確に言えば、“ネットワークパスが見つからない”というエラーになる。ネットワーク上に、マシンは見えているけど、その先の共有フォルダが見えない状態なのだった。

 Wi-Fi USBコネクタを刺しているPC側で、ネットワークセットアップウィザードを実行し直すと、共有にアクセスすることは可能になるけれど、今度は逆にDSからWi-Fi通信できなくなってしまうのだった。まさに、あちらをたてればこちらがたたず、って状況である。

 何かうまい解決策はありそうな気がしつつ、今日は時間切れでそのまま。しばらく調査してみようと思う。


2006.1.10(Tue)

目覚め

 おそらく何か夢を見ていたような気がするのだが、それが何だったのか思い出せないほど急峻に、意識が覚醒した。枕元で鳴り響いているのは、3つの時計の目覚まし音。隣でみこりんも同様に起動したようである。
 目覚まし時計を静かにさせてから、布団の中でちょっと迷う。もう少し、このぬくぬくとした布団の中でまどろんでいたい。だがそんな不埒な考えを見透かしたかのように、みこりんは言った。「おとーさん、起きるよ」
 みこりんの瞬間起動がうらやましい。午前6時30分、起床。

 階段を下り、冷え切ったリビングで時刻を確認してみると…、6時20分だった。そういえば、ずっと以前に寝室の時計をすべて10分早めておいたような気がしないでもない。まぁとにかくこれで、お弁当作る時間に余裕ができたことになる。
 ベーコンエッグを焼いている間に、お弁当用の食材を解凍しつつ、お茶を温めなおし…。10分の余裕は大きく、なんと7時までには必要なことをすべて終え、みこりんを送り出すことが出来たのだった。

 今日もまた、『今日のうちに布団に入ること』。これ厳守。


2006.1.11(Wed)

魔法のコイン

 カナダのお金を持っていると、みこりんは言った。「どんなお金?」と聞いてみると、「1セントよー」との答え。英語教材の“何か”に、おまけとして付いていたらしい。

 ポケットの中に大事そうにしまわれていたそのコインは、ぴかぴかの赤銅色をしていた。しかも小さい。小さいもの好きのみこりんのハートを直撃したとしても、無理はあるまい。
 みこりんによれば、これは“願いのかなう魔法のコイン”なのだという。だから「みこりんのたからもの〜」になったらしい。

 どうやったら願いが叶うのか。みこりんは言う。眠るとき、枕の下に置いて寝るのだと。

 今宵の本は『オズの魔法使い』。毎日1小節ごとに読んできたが、物語もそろそろ佳境。ぴかぴかのエメラルドの都を旅立つシーン。枕の下のコインもぴかぴか。

 夢の中で、きっと願いが叶うにちがいない。傍らで、すぅすぅと寝息をたて始めたみこりんの顔を見ながら、そう思うのだった。


2006.1.12(Thr)

寒い朝

 二日連続で6時半起き失敗 orz...
 目覚ましの音が鳴ってることには気付くのだけれど、まるで別の意思でもって動いているかのように、私の手がしゅぱっと伸びて、一瞬にして時計達を静かにさせてしまうのだった。そして意識はまた夢の中へ…。次に気が付くのは7時半とかそんな時刻。
 みこりんも三学期初日の気合は薄れてしまったようで、私に起こされるまで熟睡中。午後9時半には寝かせているのだが、これをもっと早めなければならないのかも。

 私は私で、1時間前倒しで就寝しないとダメっぽい。つまり午後11時には布団に入る、と。…できるんだろうか、そんなことが。
 これが春とか夏とかだったら、1時に寝て6時起床でもぜんぜん平気なのに、なぜゆえ冬はこれほど睡眠を必要とするのであろうか。もともと暑さには強く、寒さにはめっぽう弱い体質なので、そういうのも影響してるのかもしれない。あるいはDNAに深く刻み込まれた太古の記憶…、“冬眠”のスイッチが気温の低下とともに作動するようになっていたりして。

 寒いから起きられない、のだとしたら、起きるべき時刻に室温が快適な温度まで上昇していればよいのでは。寝室のエアコンは、ずっとまえの雷様によって緑色のランプが付いたり消えたり、いまひとつ生きてるんだか死んでるんだかよくわからない状態だが…、試してみよう。エアコンのタイマーセット、オン。ぽちっとな!

 んー。ちゃんと作動してくれるかな。やや不安。


2006.1.13(Fri)

そして朝

 はっと気付くと、布団の中にいた。あ、なんか空気がぬるい。そうか、エアコン作動したのか。よかったよかった、…って今何時?急にしゃきっとして目覚まし時計を確認したところ、ちょうど7時にさしかかるところだった。
 隣で丸まっているみこりんを起こし、超高速にエイトマン走法で階段を駆け下りて、ベーコンエッグを焼いて…

 8時出勤は半ば諦めていたのだけれど、二人が朝食を食べ終わったのが、7時20分くらい。これならいけるかも。
 みこりんを助手席に乗っけて、団地を下る。目の前に小学生の集団発見。みこりんが「あそこあそこ!」と指差してくれている。ちょっと行き過ぎて停車。みこりんを下ろす。無事、集団登校班と合流することができたようだ。

 あとは普通に運転してれば8時には間に合うだろう。渋滞も特になく、タヌキやアライグマが道路に飛び出してくることもなく、15分前に会社の駐車場到着。駐車場から仕事場まで歩きで12分。
 8時出勤完了。

 それにしても…、目覚まし時計を止めた記憶がないのが気にかかる。今朝は運良く目覚めることができたけれど、じつにあやうい。まだまだ朝の試練は続きそうだ。

『呪怨2』

 先週の金曜日に、Vシネマ版の『呪怨2』を見た。時刻は前回同様、みこりんも眠る午後10時ごろ。

 始まった。けれど、なんか見覚えのあるシーンのような?
 どうやら前作の後半部分から収められているようだ。あまり必要性が見出せないけど、なんの意図があったのか。まさか不動産屋の子供(少年)のカットを見せたいがために…、とか?。

 −鑑賞中−

 終了〜。
 ごめんなさい、はいずり幽霊のフトモモに、つい目がいってしまいました。ごめんなさごめんなさい。
 廊下を雑巾掛け走法で猛ダッシュしてくる幽霊を見て、つい笑ってしまいました。ゆるして。やっぱりこれ狙ってるとしか思えない。


2006.1.14(Sat)

久しぶりに本屋で買い物

 地元の本屋さんで買うと、1冊あたり10円のポイントが付く。土曜日限定のポイント2倍デーを活用すれば、1冊あたり20円だ。
 Amazonのアフィリエイトだと、基本紹介料と個別商品リンクのプレミアム紹介料が足して5.25%になるので、500円の本を買ったら26.25円のキャッシュバック。1000円の本なら倍の52.5円。というわけで、買いたい本が決まっている場合はもっぱらAmazonを利用している。

 しかし、今日のように突然「みこりん、『小学2年生』が欲しいな〜」というような事態になった場合は、迷わず地元本屋へゴーだ。私もたまにはリアル本屋さんで、意外な出会いをしてみたいし。
 ところでなぜ『小学2年生』なのかといえば、今朝みこりんが自力でネットサーフィンしていて、今月号の付録に“ぴぴっ”ときたからということのようだ。普段あまり話題に出さないが、じつはみこりん“おしゃれ魔女 ラブandベリー”も気になっているらしい。付録にそれのキューティレッドカードがついてくるので、欲しくなったもよう。

 朝から土砂降りの中、本屋に到着。妙に気温がぬるい。セーターなしでもぜんぜん平気。
 みこりんはさっそく子供用棚で物色中。買いたいものが決まっていても、とりあえず一通りチェックはしないとね。
 私も新刊コーナーから順に見て回る。しばらく訪れていないうちに棚の配置が大胆に変わったようで、ぐるっと一回りする必要があった。でもやっぱりSFのコーナーは復活しておらず、さびしい思いをするのであった。ん、今回特に新しい出会いなし。

 中央にでかでかと展示されているネット株関連の本の脇を、ささっと通り過ぎていると、みこりんがててててっと寄ってきて、「あのね、たまごっちの新しい本も出てた」と言う。たまごっち関連の本は、ここ最近のみこりんの愛読書である。なんというか、生き甲斐?みたいな入れ込みようなので、それも買ってやることにする。『怪傑ゾロリ』の新刊はいいのかと聞けば、学校で借りて読んでるからいいとのこと。なるほど。

 レジでピしてもらってる間に、みこりんはお子様限定のくじを引く(子供用の本を買ったら、ひかせてもらえるのだ)。これもみこりんの小さい頃からの楽しみの1つなので、こうしてたまにはリアル本屋さんを訪れる必要があるというわけだ。毎月注文している『おおきなポケット』も受け取らないといけないし。
 くじの景品は水色のバッグだった。もともと雑誌の付録を景品にしているので、ものはチープなんだけど、何が当たるかわからないというドキドキ感がたまらないらしい。

 帰宅。さっそく付録作りにチャレンジしているみこりん。できあがったスキャナーでカードをピッと通し、すごろくをたしなむ。みこりんの勝ちが見えたか?というところで、まさかの大どんでん返しが。みこりん大ショック。
 でも、たまごっちの本を読み始めると、「くすくす」「けひひひ」と、一人笑いしながら没頭中。どんな面白いことを書いてあるのかとても気になったが、横から覗き込もうとした私の視線を、みこりんブロック。一人で楽しみたいらしい。みこりんが寝てから、こっそり読んでおこう。


2006.1.15(Sun)

シャボン玉の不思議

 みこりん用に定期購読している『2年の科学』に、興味深い記事が載っていたらしい。そのページを開いて私に見せながら、「これ作ってみたい」と、みこりんは言った。
 どうやらシャボン玉を作るようだ。必要なものは、水100ccに砂糖50g、液体洗剤5ccか。特に変わった薬品などは必要ないらしい。Licが料理用の計量カップと計量スプーン、そして料理用ハカリを用意してくれたので、さっそくみこりんによってシャボン液の調合が始まった。

 実際に計ってみると砂糖50gというのは、かなりの量だった。準備しておいた容器の2/3が、砂糖でいっぱいになっている。ここに水100ccを投入したら、間違いなく溢れてしまうだろう。というわけで、攪拌は計量カップで行うことになった。
 慎重に目盛りを読んでいるみこりん。100ccの線まで水を入れ…、砂糖投入。そしてかき混ぜ。本当に溶けきるのか不安になってしまうほどの砂糖の量だったが、どうにか溶けたっぽい。あとはここに台所用の液体洗剤を、計量スプーン1杯分溶かせば完成だ。泡立てないように、そぉっとかき混ぜているみこりん。そろり、そろりと出来上がり。

 シャボン液を、少し紙コップに移し、締め切ったサンルームにて実験開始。
 ストローの先にちょびっとつけて、ふぅ〜。膨らんだかと思ったら、すぐに落ちてぱちんと割れてしまう。みこりん、悪戦苦闘中。でもそのうち、小さい玉がストローにくっついたままで、静止した。
 しばし観察中。特に変わったことは起きないようだが…?

 みこりんがそぉっとシャボン玉を、つっついてみている。
 「お!?」
 なんとシャボン玉が、雫の形に変形したではないか。ど、どうなっておるのか。
 さらにつっつくみこりん。雫形のシャボン玉は、やがて空気がぬけるようにしゅるしゅるしゅる〜っと、ゆるやかにしぼんでいったのだった。

 「おもしろい!」みこりんが、にぱっと笑った。たしかにこれは不思議だ。しぼんだシャボン玉の皮を見る限り、なんとなくビニール風船のようだが…
 私もストローで膨らましてみた。みこりんが言うには、しばらくじっとおいておかなくてはならないらしい。そこでシャボン玉をストローにくっつけたまま、2分ほど待ってみた。できてすぐのシャボン玉は、表面をゆるゆると液体が流動しているのが見えるが、やがてその動きが止まり、なんとなく“固まった”感じになる。

 その固まったシャボン玉を、みこりんがそろっと掴んでみている。「おぉぉ!」
 シャボン玉は、そのままの形で、みこりんの手のひらに移っていった。私も指で触ってみよう。つんつんつん。…あ、くっついた。こ、これが砂糖50gの威力なのか。ものすごい粘着質な皮だった。びよーん、と伸ばすと、表面がぱっと裂けて、しゅるるるる〜としぼんでいった。

 二人して、すっかりこのシャボン玉の虜になってしまっていた。何度も何度も膨らませては、固めて、触る。くにっと変形したり、くらげみたいにへろへろになったり、指にくっついて飴のように伸びたり。
 膨らませるコツは、適度にゆっくりと息を吹き込むこと。普通のシャボン玉みたいにふぅっとやったら、すぐに割れてしまうようだ。だから大きな玉を作ろうと思ったら、結構長いこと息を吹き込まないといけないので、それがみこりんにはちょっと難しいらしい。みこりんのために、何度か大きな玉を作ってストローごしに渡してやった。

 私は私で、新たな発見をしていた。大きく膨らませたシャボン玉を固まらせて、背景が黒いところに移動させてみると、表面の色がぴかぴかの黄色から紫、青、群青、緑、そしてまた黄色、というようにゆっくりと変化してゆくのだ。まるでスターボウのように、中央から外縁にかけて丸く色が変わってゆくので、なんとも幻想的。
 普通のシャボン球だと、表面が常に動いているので、これらの色彩はまざって見えるが、砂糖50gの入ったシャボン玉は、表面が硬化するので、単色に輝くことができるっぽい。ゆっくりと色彩が変化してゆくのは、おそらく少しずつ空気が抜けていっているからだろう。そのままにしておくと、ある程度の大きさまで縮んでしまうのだった。

 砂糖を加えるだけで、これほどシャボン玉が変化するとは。おそるべし。


2006.1.16(Mon)

入ってきたもの

 13時48分、Licが目覚める少し前のこと。
 この日、なんとなく体調がすぐれず一人で布団にくるまっていたLicは、ふいに寝室の襖が開く音を聞いたという。この時、Licの意識が覚醒していたのかどうかについては、本人もよくわからないらしい。でもその音があまりにリアルだったので、Licはてっきり私かみこりんが帰ってきたものと思ったそうである。

 音の主は、そのまま布団の上を渡り、Licに近づいてきた。そして、いつも私やみこりんがやってるのと同じような感じに、どぅっと寝ているLicにむかってボディプレスをかましたのである。
 重いなぁ、とLicは思ったそうだ。

 そして目覚め。
 部屋には、Licひとりだけしかいなかった…

 *

 そんな話を淡々と語るLicの様子は、どことなくいつもより存在が希薄に感じられたのだった。夢か、幻か、あるいは…


2006.1.17(Tue)

時の経過

 『おいでよ どうぶつの森』では、ゲーム内時間がリアル時間と同じに設定されている。はずだったが、みこりんのDSでは、日にちはあっているのに、なぜか曜日が微妙にズレていた。はて?

 Licが鋭い指摘を行った。「年が違うのでは?」
 おぉ!でも年始には曜日も合っていたような気もしつつ…、とにかく設定画面で確認してみると、Licの指摘どおり“2005年”になっていた。ありゃまぁ。さっそく“2006年”に直してと。これでよし。

 その後、Licが『どうぶつの森』を起動してみたところ、曜日は合うようになったという。がしかし、ゲーム内時間はリアル時間と同じに設定されている『どうぶつの森』、つまり丸1年分、あっというまに経過したことになるのだった。それがどういう結果をまねくかと言えば…

  • 雑草生え放題。ぶつぶつぶつぶつとかなり気色悪い情景に…。幸いラフレシアは咲いてなかったけど、雑草抜くのが大変だった。
  • 花が枯れる。水やりを1年してなかったことになるので…、めちゃ殺風景。
  • 森の住民と疎遠になる。話しかけると「12ヶ月ぶり!」って言われた。そのせいか、引越しする住民多数。

 荷物をまとめている動物達の中には、みこりんお気に入りのねずみさんがいて、今、みんなして引き留め工作を行っているところである(みこりんとLicと私の3人のキャラで話しかけているところ)。でも、彼の決意は固いようだ。大丈夫だろうか…。かなり心配。


2006.1.18(Wed)

去り行くもの

 『C Magazine』が3月発売をもって、休刊となるようである。1989年、私がちょうど就職した年に創刊され、プログラミング言語C/C++向けの技術情報誌として仕事に、趣味に、いろいろと役立ってくれた。創刊号含め自分で買ったものはすべて、会社の書庫に残してある。流行り廃りに左右されない普遍的なアルゴリズムなど、今でも活用できる記事は多い。

 創刊号が出た時、会社の図書として購入手続きをしていたら、「雑誌は買えない」とのつれない返事で、しかたなく自腹で買い始めたのがきっかけだった。同じくソフトウェア技術系雑誌(特集本)の『インターフェース』『トランジスタ技術SPECIAL』『トラ技コンピュータ』『Dr.Dobb's JOURNAL JAPAN』『Inside Windows』『Trans TECH』『チューリングマシン』『The BASIC』『Software Design』etc...毎月、1万〜2万円ほど、これら技術系雑誌類の購入に使っていたような気がする。ほとんど趣味の領域だったかもしれない。
 途中で休刊、廃刊になるものも多くあり、入れ替わりの激しい分野だった。今でも現役なのは、大御所『インターフェース』と『Software Design』くらいかな?『C Magazine』もここまで健闘してきたけれど、もはやこれまでか。

 たしかにインターネットの発達で、必要とする技術情報の入手には、あまり困らなくなった。紙媒体の情報しかなかった時代とは雲泥の差だ。情報量、検索容易性、可搬性、収納の必要がないなど、比較にならないものばかり。
 でも、技術系雑誌にも良いところはある。自分が探している分野とは別方向の“面白い何か”との出会いだ。いますぐそれが必要というわけではないけれど、これまでぜんぜん知らなかった世界の一端が垣間見える瞬間というのは、とてもわくわくする。多人数による編集作業という工程がなければ、出会えなかったかもしない世界。それが技術系雑誌にはある(特にニュース性の薄い分野)。
 もちろんWebにもそういう情報は眠っているのだが、自力でたどり着くには何かの偶然でもなければ難しい。

 さらば『C Magazine』


2006.1.19(Thr)

ぶぅぅぅぅぅん

 そろそろ歯磨きでもして寝ようかなと、洗面台に向かったところ、なにやら怪しげな音がするのに気がついた。洗面台の左側には、60cm水槽が1つ置いてあり、もさもさと増えまくっている水草(アマゾンソード)と白い金魚が1匹暮らしている。
 特に加温が必要な水槽ではなかったが、昔、熱帯魚を飼っていた名残でいまでもヒーターが作動しており、冬の乾燥した気候と気温低下に伴い、水の蒸発は半端ではなかった。そのせいで濾過槽から落下してくる水音が、ばしゃばしゃとうるさい。のだが、今夜はそれに加えて、何かが激しくこすれるような“ぶぅぅぅぅん”という音がしているのだった。

 水槽の水量低下で、濾過槽へと水を汲み上げているモーター軸のどこかが空気にさらされ、異音を発しているのではないか。そう思った私は、さっそく減った水量を元に戻すべく、バケツで2杯分の水を水槽に投入、様子をみる。
 ばしゃばしゃという水音は静かになったが、“ぶぅぅぅぅぅん”という耳障りな音は消えてはいなかった。モーターが本格的に故障しはじめたのか?ためしにモーターに指先を当ててみたのだが、もともとある程度の振動はある部品なので、いまひとつ異常だという確信がもてない。うーん…、しかもじっと聞き耳を立てていると、だんだん音源がどこなのかわからなくなってくる。小さいアリなどを見つめていると、視野がぼやけてくるのに似てる、かもしれない。

 耳に両手をあて、パラボラアンテナのように集音機能を高め、レーダーのごとく首をゆっくりと水平に回し、音源を探る。

 んー…、ん?んん……

 ぜんぜんわからんorz...
 音は確かに水槽方面から聞こえているような気はするのだが、確固たる音源となると、とたんにあやふやになってくる。水槽の中というより、外?からのような気もするし、でも水槽から耳を離すと、異音は遠ざかるし。はて、困った。
 とりあえず明日にでも新しいモーター買ってきて交換してみよう。そう思い、2階の寝室へと上がる。丸まってぬくぬく状態のみこりんの隣に潜り込み、枕に頭を休め…「!?」
 なんとあの“ぶぅぅぅぅぅん”は、この部屋にまで響いてきていたのだ。う、気になる。それにしても、水槽の中に入ってるモーターの振動が、こんなに響くとは…。おそるべし。

 脳の奥深くに浸透してくる“ぶぅぅぅぅぅん”のせいで、なかなか寝付くことができない。いっそモーターの電源切ってこようかとも思ったのだが、水流がなくなるとヒーターの温水が回らず、金魚の体に悪いような気がしてやめておいた。だがしかし、この時モーターを切ってさえいれば…、と思うことになる予定だが、今夜はここまで。


2006.1.20(Fri)

“ぶぅぅぅぅん”の正体

 床下から響いてくる耳障りな“ぶぅぅぅぅん”にもめげず、いつのまにか私は眠りに落ちていたらしい。しかし、Licは眠れなかった模様である。眉間に刻まれた不機嫌モードの皺が、睡眠不足を如実に示している。私には聞こえない波長の音がLicには聞こえるため、“ぶぅぅぅぅん”の聞こえ方もひどかったのかもしれない。

 今日は定時で仕事を切り上げ、新品のモーターを買うべくホームセンターに寄っていかねば。そう思って午後の仕事にとりかかっていると、Licからのメールがケータイに届く。おや?

 なんと“ぶぅぅぅぅん”の正体が判明したというのだ。音源は水槽のモーターにあらず、その隣の浴室に設置されている換気扇とのこと。換気扇は壁に埋め込まれているため、異常な振動を起こせば、壁を伝って床下から“ぶぅぅぅん”と響いてきてもおかしくはない。そうか、そうだったのか。

 昨夜、思い切って水槽のモーターを止めていれば、もっと早く換気扇が怪しいと気付くことができただろうに。なにもずっと止めておく必要はない。異音との因果関係を調べるために、ちょっとコンセントを抜けば、それでよかったのだ。
 ふ、不覚…。勘がすっかり鈍ってるような orz。青魚食べなきゃ。


2006.1.21(Sat)

どうぶつの森のその後

 『おいでよ どうぶつの森』では、自分の家を7段階に改築できるようになっている。改築するには、家のローンを払い終えればよいのだが、みこりんの家は現在2段階目。ローンの残りは8万ちょっとというところ。
 みこりんが地道に釣った魚を売ったり、化石を掘り当てて売ったり、果物を収穫して売ったり、どうにかここまでやってきたようである。私も自分のキャラで海岸の漂着物(おもに貝殻)を拾い集めては金に換えたりしていたのだが、いつのまにか3万ちょい貯まっていた。さっそく役場でローンの部分返済実行。残金5万。

 これに勇気付けられたか、みこりん一気にローンを返済してしまおうと考えたらしい。釣って釣って釣りまくっている。その集中力はすさまじいものがあったらしく、幻の魚“イトウ”を釣り上げたりしていた。普通なら博物館に寄贈するところだが、みこりんはためらいなく店売り。イトウ1匹で15000円になる。魚の店売り価格では、最高額だ。
 その甲斐あってか、夜にはついにローン完済!めでたく3段階目に突入だ。

 それに加えて、たぬきちの店が、なんとデパートに改装されるとの情報が。以前、Licのネット友達がみこりんの森に遊びに来たとき、お店で買い物をしていってくれたらしい(デパート改装に必要な条件の1つを、これでクリア)。
 着々と整備されてゆく、みこりんの森。でも、ちょっと花が少ないかな。空き地もけっこう残っているので、もっと緑を増やしてもよさそう。ところで椰子の実を拾ったのはいいけど、どうやって植えるのか悩み中。案外みこりんは知ってるかもしれないので、こっそり浜辺に置いておこうかな…


2006.1.22(Sun)

かくれんぼ

 雪がちらほらと舞い降り始めた夕方、みこりんが「かくれんぼしよう」というので、鬼になった。床にごろんと横になったまま「いーち、にー」と数え始めると、そぉっとガラス戸の開く音がして、やがて静かになった。ガラス戸の向こうはサンルームだ。ふふん、なるほど。
 数え終わり、捜索開始。ここでまっさきにガラス戸の向こうを調べては面白くない。コタツ布団をめくってみたり、ダンボール箱の中を覗いてみたり、サンルームにこもっているであろうみこりんにも状況がわかるように、やたら説明口調で捜索は続く。

 ひととおりリビングを調べ終わると、いよいよガラス戸のオープン…。というか、カーテンをばばっとめくったら、デッキチェアでくつろぐみこりん発見。油断しまくりである。
 鬼、交代。

 コタツの中、PCデスクでFFXIやってるLicの足元、テーブルの下、椅子の陰、カーテンの向こう、などなど、リビングだけでもそこそこ隠れるところはあった。中でもコタツの中は、隠れるにはちょうどよい狭さと暗さを併せ持っているため、人気スポットとなった。3回に2回は、コタツに隠れてしまうほどである。
 私がコタツに入ると、きちきちで体のどこかがはみ出してしまうのだが、みこりんにはちょうどよいサイズで、まるで保護色のように闇と同化していた。さらに中でクッションによる障害物を設置されたりすると、姿は完全に隠れてしまう。保育園時代に比べると、隠れ方もずいぶん進歩したものだ。

 コタツもよかったが、今日の一番は、みこりんによるテーブルと椅子の間にすっぽりはまっていた隠れ方だろう。ちょっとまえなら、普通にテーブルの下に隠れるところだが、それではすぐにばれてしまう。そこでみこりんは考えた。大人視線で見えないように、椅子の上に横たわったのだ。これなら上から見ても天板が障害物となって発見されにくく、テーブルの下も一見なにもないように見える。
 まだまだかくれんぼで楽しめそうだ。


2006.1.23(Mon)

さらさらの雪

 寒い朝、玄関を開けてみれば、景色が真っ白になっていた。白のペイントで薄くコーティングされたかのような、微妙な雪加減。すでに雪は降り止んでいたが、クルマにうっすらとはりついた雪の粒は、息を吹きかけるとふわっと飛んでいくほどに、新鮮だった。
 アスファルトの積雪、1ミリ…くらい。でもじっとり湿った雪じゃなくて、さらさらなパウダースノータイプだからか、クルマが通っていってもほとんどタイヤの跡が残らない。

 発進。試しにちょいとブレーキを踏んでみたけれど、さほど危険は感じられなかった。でもまぁ安全に、いつもの半分くらいのスピードで進む。
 団地を抜けたところで、ものすごいクルマの列につきあたった。見渡す限り、クルマは途切れることなく続いており、亀の歩みのごとく、のったりのったりちょっと進んでは止まり、というのを繰り返し。

 どうにかその列に加わることができたが、あまりの遅さに驚いた。もっと積もっていたときでさえ、こんなにスローペースじゃなかったのに…
 動いている時で、だいたい時速、5キロ以下。メーターの針は、ほんの少しぶれるだけ。異常だ。この遅さ。どこかで事故車が道を塞いでるんじゃないかと思うほどに。

 いつもなら大通りまで3分ちょいでたどり着けるというのに、今朝はたっぷりその10倍、30分を要してしまった。マニュアル車なので、クラッチをずーっと踏んでいなければならず、足の筋肉がつりそうになった。
 …、事故車はどこにもなかった。しかも不思議なことに、大通りの交差点を過ぎると、さっきまでの大渋滞が幻であったかのように、さくさくと進む。

 謎だ。謎すぎる。
 仕事場に着いたのが、9時、1分 orz... 最小仕事単位が30分なので、たとえ1分といえども、9時半出勤扱い。雪の積もった日は、なんだか憂鬱。


2006.1.24(Tue)

祝!打ち上げ成功

 H-IIAロケット8号機、打ち上げ成功!
 陸域観測技術衛星「だいち」(ALOS)、太陽電池パドルの展開無事終了!

 リアルタイムで打ち上げ状況を見守ろうと思っていたのだが、午前中、いろいろと調べ物があり、気が付いた時にはすでに打ち上がっていたのだった。昨日のTPS/Jメール1月23日臨時号(YMコラム)を読み、なんとなく「これなら大丈夫かも?」と思っていたので、あまり心配はしていなかったけど。
 まぁとにかく新年早々、幸先がよい。この調子で来月の9号機も無事に打ち上がりますように。

情報洩れ洩れ

 陸自の最新型ミサイルデータ 総連団体に流出(産経新聞)

 このシステムは「03式中距離地対空誘導弾システム」(中SAM)で、陸上自衛隊が平成十五年度から順次配備を始めている。防衛庁の技術研究本部では六年から七年にかけて、開発に向けた研究を実施。研究開発段階から、三菱電機や三菱重工、東芝など国内の大手防衛関連企業が参画していた。
 科協が入手したのは、この研究開発段階で、三菱総合研究所が戦術弾道弾(TBM)への対処能力を含む性能検討用に作成していたシミュレーションソフトに関する説明資料。資料の表紙には作成日として「平成七年四月二十日」と記載されている。資料の中では、中SAMの展開・運用構想▽要撃高度▽要撃距離▽援護範囲−などに関する数値が記載。また、戦闘爆撃機に対する性能数値も記載されている。

産経新聞 2006.1.24 の記事より

 なにをやっているんだ orz...
 北朝鮮やら中国やらのスパイが国内で暗躍しているというのに、いまだにスパイ防止法すら制定されてないってのは、いかんでしょう。国民の知る権利を阻害するものとかなんとかいって反対する某政党やら某マスコミやらに遠慮することはない。国防の情報が敵側に洩れるっていうのは、自分を含めて家族、親類、友人その他もろもろの関係者の命がそれだけ危険にさらされるってことなのだから。堂々と正論を述べて法律を制定すべし。

 しかし、いったいどこから洩れたんだろう。まさか、またあそこからとか…。


2006.1.25(Wed)

もしも学級閉鎖になってしまったら

 みこりんの通う小学校では、ニワトリを飼っているという。全部で3羽いたらしいのだが、最近そのうちの1羽が死んでしまったんだそうな(みこりんが鳥小屋の掃除当番やってるので、こういう情報には詳しい)。
 死因が気になったので、みこりんに聞いてみた。もしや鳥インフルエンザとかじゃないよね?(もしそうなら今頃隔離されてるだろうけど)

 「鳥もインフルエンザになるの?」と、みこりんは言った。どうやら違うらしい。“インフルエンザ”という病気については、学校でも何人かそれで休んでいるそうなので、みこりんも知っていたものと思われる。鳥にもインフルエンザがあって、ヒトにも移っちゃう可能性があるんだよ、と教えてやると、ちょっと怖そうな顔をした。

 ちなみにみこりんのクラスで今流行っているのは、胃腸風邪なんだとか。「“がっきゅうへいさ”になったら、どうしよう」と心配していたので、何故かと問うてみたところ、学級閉鎖になってしまうと、学童保育は夕方からだし、その間、自分はどうすればよいのかと、そういうことらしい。みこりんなりに、いろいろと考えているのだなと、妙なところに感心しつつ。たしかに学級閉鎖になったら、私かLicのどちらかが仕事を休まねばならない。Licが休めばその分給料から引かれるし、私が休めば…っていうか、有給休暇を使い果たしているので休めないんだけど。たしかに困る。

 そろそろみこりんも一人で留守番できるお年頃。でも、昨今の物騒な事件のことを考えるに、一人で留守番させるのもかなり怖い。みこりんも、事件のことはいろいろと知っているので、不安になっているのだろう。というわけで、この春からの私の目標。体調を崩さないこと(つまり病気になんかなって有給休暇を無駄に消費しないこと)。
 ちょうど春から工場全体でフレックス制度が凍結されて、定時勤務になってしまうので、不摂生はしないが吉(時差出勤もうちの事業部だけ適用されないらしい)。ま、なんとか、なるかな?


2006.1.26(Thr)

『ふしぎの国のアリス』

 『オズの魔法使い』を読み終わり、今みこりんに読んでやっているのは『ふしぎの国のアリス』だ。毎晩、1小節ずつ読み進めているのだけれど、これが『オズ』よりもちょいと長いようで、だいたい10分くらいかかっているような気がする。そんなわけで、みこりんも後半になってくると半ば夢うつつに聞いているような感じ。

 それでも聞き慣れない単語が出てくると、すかさず「それって何?」と質問が飛んでくるので、意外としっかり聞いているのかもしれない。たとえば、「アリスは手きびしくいいました。」のところでは、「“てきびしく”って?」という具合に。
 しかし、これは質問されるかも…、とちょっとドキドキしながら「ぼうし屋が、凱歌を奏するようにいいました。」って読んでも、あっさりスルーされたりもしつつ。難しすぎる言葉は、謎と思うまもなく過ぎていくのかもしれない。

 ところで私はこれまで、ちゃんと『アリス』を読んだことがなかったりする。でもなぜか断片的に三月ウサギとのお茶会のシーンとか、女王達とのクロッケー競技とかの映像は記憶にあるのだった。昔、映画になってたやつをちらと見たような気もするけれど、始めから終わりまで通しで作品を味わったことがないため、なんとなく知ってるけど、どんな話なのかはもわっとしていて曖昧な具合。
 なので、みこりん以上にこの本を読むのを楽しみにしていたりもする。今ちょうど半分あたりまで読み進めたところ。1月が終わる頃には、私も『アリス』をしっかり味わい終えることができるだろう。そして、みこりんは早くも次の本のことが気になっているようだ。まだ何を買うかは決めていないけれど、…まぁこれは本屋さんでの偶然の出会いを大切にしようかなと思っている。


2006.1.27(Fri)

現れた影

 桜色の入浴剤で、みこりんと共にぬくぬくと温まっていた時のこと。ふいにみこりんが、はっとして顔を上げる。その視線の先には、ガラス戸があって、そして、そこにいたのは…

 影。ヒトの姿をした黒い影があった。ガラス戸に張り付くように、ぺっとりと。

 「うわぁ!」
 だがしかし、みこりんは動じなかった。すっかりお見通しみたいな、しゃきっとした表情で、「あれはかーさん」と、そう言った。
 影がさささっと逃げる。それを追いかけるように、みこりんの声が続いた。
 「とーさんが、かーさんのこと“おにばば”みたいゆーてるよー」

 言ってないし。
 っていうか、みこりん、強くなったな。しみじみ…

 でもまだ一人では寝られないみこりんであった。足先センサはいまだ健在。


2006.1.28(Sat)

二重跳び

 縄跳びの練習しようと、みこりんに誘われて外に出る。太陽の光が目にまぶしい。直射日光を浴びるのが、これほど心洗われるものだったとは。思わず空を仰ぎ見てしまい、くしゃみを1つ。なぜか青空を見ると、くしゃみが出る。子供のころからの私の癖(というか条件反射?)だ。
 それにしても、あぁ、生き返るようだ。平日はほとんど室内に篭って仕事しているので、よけいにそう感じるのかもしれない。

 みこりんの足元で、なにやらきらめく輝きを発見。な、なにやつ!?
 じぃぃっと顔を近付けてよくよく見れば、小さなガラスの破片だということがわかる。…そういえば、先週の日曜の夜、ガレージにクルマを止めるときに気付いたのだが、道路上でビンが割れていたような。みこりんと二人して、目に付くものは脇に寄せておいたのだが、こんな離れた場所まで破片が飛び散っていようとは。
 子供が転んで怪我でもしたら大変。撤去だ撤去。

 ビニール袋片手に、歩道上をくまなくサーチ。みこりんと合わせて4つの目玉で、ガラス片を拾い歩く。
 幸い天気が良いので、かなり小さなガラス片でも太陽光を反射して“きらきら”と輝いているため、比較的容易に見つかった。しかし、門扉からガレージまで5mはあるというのに、ほぼ均一に破片が散らばっているのはどうしたことか。ビンが割れたと思しき場所は、ガレージの前。大きな破片の大部分はそこにあるのだが、小さな破片となると、まるで歩道を狙い撃ちしたかのように、帯状に散らばっているのだった。

 割れているビンは、ワンカップ酒。酔っ払いが道路にポイ捨てしたのを、後続のクルマが踏んだのだろう。大きな破片の下には、すり潰したようなガラスの粉が堆積していた。それをみこりんが一生懸命ちっこい指でつまんでは袋にポイしてくれているのだが、指に刺さりそうな気がして、それはもういいからと止めさせた。
 両手をすりすりして、汚れを払うみこりん。うわ、破片が刺さる。と思ったが、時すでに遅し…。

 「ん?」という感じに、みこりんが私を見ているので、ガラスの粉を触った時の対処法を教えてやる。「こすっちゃダメだよ、刺さるから」
 そして手洗い場に連れて行き、流水で洗い流す。
 両手をチェック。ふむ、とりあえず、大丈夫そう。

 危険の去った歩道上にて、縄跳びようやく開始。みこりんは今、二重跳びに燃えている。クラスの半分の子は、もう二重跳びができるようになったのだと言う。
 びゅびゅんと縄が回転する。いい感じに回っているのだが、二回転目の縄を飛び越すことができず、着地してしまうのだった。足のすぐそばまで縄が来ているので、あともう少しなんだが…
 みこりんが時計持ってきて測って、と言った。どうやら学校では、30秒間に75回転できれば、二重跳びも大丈夫という感じに練習しているらしい。ふむふむ、ではさっそく測ってみよう。「はい、スタート」

 びゅんびゅんびゅんびゅん…
 ぶん、ぶん、ぶん、ぶん、ぶん…

 だんだん回転数が落ちてきてるような。25秒、…30。はい、おしまい。
 「64回」みこりんが自分で数えていた回数を言った。うん、だいたいそんなところかな。
 75回まで、あと10回転ちょいか。飛び始めは、わりといい具合に早いんだけれど、徐々にスピードダウンしてくるのが、見ていてもわかる。しかもさっきので全力を出し切った感じのみこりん。2回目は無理っぽい。
 もう少し手首のスナップを利かせて、腕全体の回転を抑えるようにしたら、もっと楽に跳べるのでは。と思ったが、へんに意識するとかえって逆効果になりそうな予感もあり、しばらく様子を見ることに。

 *

 かなり惜しいところまでいっているものの、最後の壁は厚かった。でもなんとなく来月中には越えられそうな?


2006.1.29(Sun)

お馬さん

 久しぶりに、馬になった。みこりんを背中に乗っけて、ぽっくりぽっくり歩く。
 たまに激しく前後左右に傾いてやると、たいへん喜ばれるので、ふり落とさない程度にがくんがくんと揺れてみる。部屋を2周くらいしたところで小休止。手足を折りたたみ、ふぅっと一息ついていると…

 みこりんが長い紐をどこからか発掘してきて、私に端っこを握るように言う。こうかな?で、その真ん中へんをみこりんが持って、騎乗。
 なるほど、手綱のつもりか。でも手綱だけじゃ、やっぱり前後左右に揺れると落ちそうになる。そこでみこりんは、さらに棒を見つけてきて、紐の両端に棒を差し込み、ブランコのような形に仕上げている。それをぐるっと私の胴体に巻きつけて、棒がちょうど腹の下にくるように微調整。ふむふむ。

 棒に足を乗せるようにして、みこりん騎乗。なるほど、今度は鐙(あぶみ)のつもりらしい。最近見たTV番組で、鐙の利点を解説していたのがあったので、みこりんも真似てみたくなったようだ。たしかに、こっちの方が前後左右に揺れてみても安定感はあるような。でも手綱とセットじゃないから、最後にはずり落ちるのだった。

 乗馬遊びも、保育園の頃に比べると、ずいぶん工夫をするようになったものだ。しかも成長に伴い、体重も増えているので、馬の方はなかなか大変である。でも、みこりんが「馬になって」と言ってくれるのも、あとちょっとの間だけのような気もして、ややしんみり。


2006.1.30(Mon)

凍える指先

 近頃、自分でもよく気付くのだが、どうやら私の手は異様に冷たいらしい。特に指先。寒さには結構強いであろう、手の甲とかに触れてみるとよくわかる。それって死人の手?っていうぐらい、冷やっこい。

 たとえば風呂上りで全身ぬくぬくになっている状態でも、みこりんやLicに触ってみると、大変驚かれてしまうのであった。指先だけ冷凍庫で冷やしたみたいに冷たいらしい。
 もともと手のひら平べったいし、すぐしもやけできてたし、血行はあまりよくないんじゃないかなーという予感はあったのだけど、まさかこれほど冷え冷えだったとは。でも去年はこんなに違和感を感じなかったような気もするので、年々冷え冷え度は進行しているのかもしれない。

 この調子でいくと、来年あたり指先から冷凍光線が出せるようになっていたりは…、しないか。不思議なのはこんなに冷え冷えなのに、指先の動きはさほど衰えた様子がみえないこと。でもまぁ衰えが目に見えてわかるようになったら、それはそれで大変怖いことではあるのだが。
 “USBあったか手袋”試しに買ってみようかと思う今日この頃。


2006.1.31(Tue)

廃盤

 “廃盤CD特別謝恩セール”とやらが開催されているらしいとのことで、さっそく覗きに行ってみた。

 サディスティック・ミカ・バンド、450円、やすっ!と思ったら、全部売り切れだった orz...
 どうしても欲しければAmazonで24bitリマスタリングのが入手可能だけど、やはり値段がねぇ。2300円出してまで買おうという気にはならないので、まぁ今回の出会いはなかったことに。

 甲斐バンドの『ラヴ・マイナス・ゼロ』が600円というのにも驚いたが、こっちもやはり売り切れだった。このアルバム、カセットテープでは持っているのだけど、それで安心してしまって結局CD買ってなかったのだ。今になって後悔している。
 Amazonで探してみると、『白いブランケット/ラヴ・マイナス・ゼロ2000』というのならば、今でも入手可能なようだが…。でもこれはオリジナルじゃない。

 レンタルCDが一枚300円から借りられることを考えれば、廃盤CDをデジタルデータ化して1枚300円あたりでダウンロード販売してくれてもいいんじゃあるまいか。本当に買いたい人は、ちゃんと買うし、さほど興味なかった人でも、この程度の値段だったらチャレンジしてもいいかな、と思うかもしれない。
 ハナからコピー品をタダで入手しようと考えてる人は、もともと客の数に入ってないんだから、不正コピーの影響はあるまい。450円とか600円とかにディスカウントできるのなら、300円というのはそう無理な額じゃないと思うのだけれど。もともと廃盤なんだし。


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