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〜水のある生活〜
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月 1998 お魚日記
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ひみつ日記読む!

1998.8.1(Sat)

 やはりイッテンチョウの1匹は、落ちてしまった。しかし、水底に横たわってから、半日以上生き続けていたその生命力の強さに、驚く。ほかの魚の白点は、もうほとんど見えなくなった。自然治癒したとみてよさそうだ。2m水槽の調子が抜群によいのか、ただのラッキーか・・・いずれにしても、被害はイッテンチョウ1匹だけで済んだ。


1998.8.4(Tue)

 2m水槽は、先週のあのすさまじい白点が嘘のように絶好調だ。ブラックキャップバスレットは、あいかわらずホンソメワケバラとあやしげなダンスを繰返し、驚いたことにカスミチョウがプテラポゴン・カウデルニィのメスにクリーニングしてもらおうと体を横にして何度もすりよる光景がみられた。
 プテラポゴン・カウデルニィのオスは、まだ卵を大事にもっている。明日でまる1週間。今までで最長記録。無事孵化までいってほしい。

 今夜の「万物創生期」は、水族館がテーマだったので、チェックしていたが、うーん、初心者向けというか、いまいち物足りなかったかなぁ。。。モナコ式が登場したのはいいけど、何がすごいかもっと説明してほしかったところだ。あれじゃ、どこが画期的なのか、さっぱりわからないんじゃないかなぁ・・・。ライブコーラルの飼育・生長はアマチュアレベルでも、最近は結構いい線いってるんだし。


1998.8.7(Fri)

 明日から9連休だが、今年はどこにも行く予定がないので、とりあえずA.P.Nに夜、家族で出かけた。2m水槽の白点が自然治癒したことの報告もしなければならなかったし、新しい魚を見るだけでも面白い。
 閉店まであと1時間という時間だったからか、他のお客さんはいなくて、店長だけが店番していた。「こんばんはー」とドアを開けたら、さっそく白点病のその後を聞かれたので、「銅使うまえに自然治癒しちゃいました」と言ったら、「治るときは何故かわからないけど治るんですよねぇ。」とのこと。ほんと海水魚って、理屈どおりにいかないというか、謎が多い。
 展示水槽の魚では、コンゴウフグが愛らしい姿で“買って買って”と擦り寄ってきたが、うーーーん、君は2700円もするからなぁ・・・。今はとってもビンボーなのであった。
 60cm水槽のライブロックのキュアリングも終っているので、サンゴでもどうかなと見てたら、店長が「バリからのハードコーラル入らなくなるみたいですよ」とのこと。沖縄のライブロックも最近はかなり厳しいらしい。うーーむ、ローン地獄から抜け出して、お金がたまったころにはハードコーラル入手できなくなってたりして。
 Licが、2m水槽をフェザーの林にしたいというので、一束買った。これ、増えるときはがんがん増えるけど、水が合わないと一気に溶けるからなー。まぁ、2m水槽が絶好調みたいなので入れてみよう。でもライト付ける時間、今より長くしないといけないなぁ・・・。


1998.8.8(Sat)

 連休初日。60cm淡水水槽の水が冷却ファンでだいぶ蒸発してたから、水換えも兼ねて、水量を元に戻した。中に入ってる魚はプリステラが4匹、ペンギンテトラが2匹、コンゴーテトラのペア、あとはペンシルフィッシュ・・・・あ、いなくなってる。あ、そうそうクリスタルレッドビーシュリンプも忘れずに。
 水草も適度に入ってて、流木にはウィローモスがうまくくっついてるので、見た目涼しげなので、もうちょっと魚をなんとかしたいところだが、何を入れるのが一番いいか、ずーーーーーっと悩んでいるのであった。やはりグリーンネオンを群れでというのが良いかな?

 60cm海水水槽では、ライブロックのキュアリングも済んで、一安心というところだが、だいぶ付着生物が死んでしまった。ショップに残ったやつも、うちと同じくらいに付着生物がやられたとのこと。ショップでは濾過のきいた水槽でキュアしたそうだが、アンモニアが試薬で最悪値を示すほどひどかったらしい。うちのは、最初の1週間、バケツでキュアしてたのでそのとききっと最悪状態だったんだろう。水槽に戻してからは、アンモニア、亜硝酸とも試薬では正常レベルだったから。それに同居してるキャメルシュリンプが、ずーーーっと生きてるので、水質に問題はないと思う。石灰藻がかなり死滅して白い部分が多くなってしまったのが残念だ。カルシウム添加でまた復活するかなぁ。
 付着生物は、最初目に見えてたやつはほぼいなくなったようだが、ヨコエビみたいなのとか、妙なゴカイみたいなやつとか、そういうのは徐々に増えつつあるみたい。ライブコーラル入れたいけど、うーーん、資金が。。。冬のボーナスまでおあずけかな。


1998.8.9(Sun)

 今日は岐阜市のアクアスまでお出かけ。淡水60cm用に何かいいのがいないか見に行ったのだが、いまいちピンとくるのがいなかった。海水魚のコーナーでは、ヤシャハゼがいた!しかも綺麗なエビと共生している。とぉっても欲しかったけど、値段が9800円だったのであきらめた。かわりに、1800円でハタタテハゼを1匹購入。海水60cm水槽に入れて1ヵ月ほど様子を見てみよう。こいつが1ヵ月以上生存できるなら、もうちょい変わったハゼの仲間とか入れてみたい。(まぁキャメルシュリンプが生きてるので、水質は問題ないとは思うけど、念のため)

 プテラポゴン・カウデルニィのオスは、まだ卵を口に抱えているみたい。これまでの最長記録!時々、口を開けるので、そのときちらっとオレンジ色の卵が見える。孵化まで、いくかな〜。


1998.8.10(Mon)

 今日は関市の魚魚路までお出かけ。この店は、一度も行った事がなかったので、ちょっとドキドキ。場所はだいたい地図で確認していたけど、案の定、迷ってしまった。でも一応たどり着く事に成功。うーん、店の外見は結構古そう。しかもドアが狭く、中が見えないので、ちょっと入りづらい。まぁ小さい熱帯魚屋さんは、たいていこんなもんだけど。
 店の中の展示水槽は、普通程度。魚種も、特に変わったやつはいないみたい・・・と思っていたら、ブリチャージのペアと稚魚がいる水槽を発見。へー、ブリチャージって、結構大きくなるんだなぁ。ちょっと買いたい衝動にかられたが、海水魚用にお金はとっておくことにする。オレンジ色のシクリッド(名前忘れた)のでっかいやつにも興味が・・・。またお金がたまったら、来ることにしよう。

 プテラポゴンの卵・・・なくなっていた。うーーーーむ、孵化への道は険しいなぁ。


1998.8.11(Tue)

 海水60水槽のハタタテハゼが、ようやく人の姿を見ても逃げなくなった。でも、まだ手をかざすと、ささっとライブロックの隙間に逃げてしまうけど。でもやっぱり、岩だけより、魚入ってるほうが、絶対いい!ハタタテハゼは安い魚だけど、結構面白い動きするし。


1998.8.22(Sat)

 最近、水槽の調子が絶好調なので、ついこの「お魚日記」の更新も忘れてしまってたけど、やっぱ日記はちゃんとつけとかないとね!というわけで、書きます。

 2m水槽のイッテンチョウは、クリルをばんばん食べるようになったので、冷凍ブラインはもういらないかなーとも思ったけど、プテラポゴン・カウデルニィのオスが、まだいまいちクリルにも興味を示さないので、A.P.Nまで買いに行った。
 「こんばんはー」とドアを開けたら、すかさず「ロングフィンスナッパー、火曜に入るかもしれませんよぉ!」と店員さん。うぉぉぉ!マジぃ?今度のは、調子どうかなー。火曜が楽しみ。で、ふと展示水槽のほうを見たらカスミチョウがいる!くぅぅぅぅ、なんてラッキーなんだ。店長、私がカスミチョウ集めてるの知ってるから、とってくれてるのかなぁ。しかし、ちょっとカリフラワーが体の表面にもついてたので、今夜買うのはやめておいた。ヒレについてる程度だったら買うんだけどねー・・・。体についたやつは、なかなかとれないから。

 60海水水槽のハタタテ君は、健在。左側のライブロックの下を住処に決めたみたいで、いつもそこに隠れる。ライブロックには、徐々に生物が復活しつつあるようだ。ケヤリの小さいやつとか、よーくみると開いてる。んで、ヨコエビ(と思われる)達は、めっちゃ増殖してる。あっちこっちでごそごそ。イバラタツ入れても大丈夫そうだなー。買っちゃおっかなー。


1998.8.23(Sun)

 朝、起きてリビングに入ったら驚いた!2m水槽が真っ白になってる。原因は濾過槽の水位が下がって、ポンプがエアかんでるからなのだが、問題は、なぜ急に濾過槽の水位が一晩でそんなに下がったか、だ。まぁとりあえず、バケツで一杯足し水して水位をあげ、エアがかまないようにして、と。ん〜・・・どうやら濾過槽から海水が溢れたみたいだなぁ。またアングルの中が水浸しになってる。プロテインスキマーはアクアセイフ入れたときから止めてるし。。。あ、ここか。ウールマットが目詰まりして、そこからじわじわと沁みだしてきてる。
 そういや昨日、水槽のコケ掃除したんだった。昨日のうちにウールマット洗っておかないと、と思ってたけど、忘れていたのであった。いやー失敗失敗。
 はー、それにしても2m水槽、キレイだなぁ。ここにロングフィンスナッパーが入れば、ほぼ理想通りに・・・


1998.8.25(Tue)

 さてさて、今日はロングフィンスナッパーが入荷する日!会社帰りに、さっそくA.P.Nに寄ってきた。
 いたいた、今度のはけっこうでかい。まだ入荷したばかりなので、おどおどしてる。もうちょっと落ち着いたら、連れて帰ってあげるからねー。
 店長が、新商品を見せてくれた。フリーズドライのアサリ。活きアサリをストックするよりは、便利かもしれないけど・・・なんか面白いカタチ。
 それと、海水魚用のハンバーグも出るとか。どんな餌付きの悪い魚でも、絶対大丈夫とメーカーの人は言ってるらしいけど、売り出されたら試しに買ってみようっと。

 2m水槽のプテラポゴン・カウデルニィのペア、またもや婚姻ダンスしてる。また産卵するのかな〜。


1998.8.26(Wed)

 2m水槽のプテラポゴン・カウデルニィ、またまた産卵した!これで4回目かな?オスの口がぱんぱんになってて、卵をいっぱいかかえてるみたい。今度は何日もつかなぁ。


1998.8.28(Fri)

 カウデルニィ君、今日もがんばって卵かかえてます。今回は、今までになく卵の量が多いみたいで、もうあふれんばかりに口ふくらんでます。がんばれ、カウデルニィ君!

 あ、そうそう、結局自然治癒した2m水槽の白点病のことですが、銅イオン治療を決断した背景を書いておきます。飼育本等では銅イオン濃度0.8ppm程度と書かれていますが、これでは高すぎるというのがA.P.Nの店長達と相談した結論です。まずは0.3ppmから始め、徐々に濃度を上げていきます。1日〜2日で0.1ppm程度上げていくのがよいようです。この時、半日単位ほどで濃度チェックし、濃度を維持。で、最終的に0.5ppmくらいまで上げてしまえば、ほぼ完治するようです。これならば、濾過バクテリアにもほとんど影響が出ないため安心です。まぁライブロックは、もれなくデッドロックになるのは覚悟しなければいけないですが。うちの2m水槽に入ってるライブロックは、4年前に購入したもので、付着生物は目視では確認できないほどグレードは下がってるので、デッドロック化しても、付着生物の大量死という最悪ケースは想定しなくてもよかったというのも幸運ですかねぇ。
 2m水槽は750リットルほど水量があるので、濃度維持がかなり大変なのだそうです。ほんとは2時間ごとに濃度チェックしたいところと言われましたが、平日ではそれも不可能。ま、なんにしても自然治癒してとてもラッキーということですね。


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