ハオコゼ
近海でも採取できる魚なんですが、愛嬌ある顔と仕草で、高価な輸入魚よりも愛着あったりします。
背中の棘には毒があるので、水槽掃除の時や、餌やりの時にはちょっと注意が必要ですが、これまで刺されたことはありません。かなり痛いらしいですが。
餌は、クリルを大きな口でばっくばく食べます(でも体長は4cmほどの可愛いサイズ)。2匹買ってきたのですが、現在も元気に仲良くやってます。両方のサイズがかなり違うため、もしかするとペアなのかもしれません。昼間はいつも岩陰で仲良く休んでいます。
泳ぎは得意ではなく、砂地を這うように進みますが、餌を獲る時だけは、水面付近までがんばって泳いでくるのが、いじらしいです。
夜になると、ハゼと一緒に活発に行動しているようです。
夏に、知多半島の海で採取してきたものです。透明な体をしているので一見地味そうですが、こいつの真価は夜になって現れます。なんと夜になると、体表の筋模様が、赤っぽく変化するんです。 イソスジエビ
採取は夜に行ったので、ライトに照らされて赤く見えたこのエビを、最初はキャメルシュリンプかと思ったほどでした。以下に昼間の姿と、夜の姿を比較してみます。
![]() |
![]() |
こっちは昼間のようす。 筋が黒いです。 |
夜になると、こんな感じに赤っぽく。 |
イソスジエビばかりでは、ちょっと色彩が足りないかなということで、真っ赤に白の水玉模様が美しいホワイトソックスを飼ってます。 ホワイトソックス
とてもシャイなので、滅多に表に出てこないのが残念ですが、岩陰でこっそり赤い体が見えるのもなかなかどきっとして、いい感じだと思います。
こんなエビが近海にもいたらなぁと思わずにはいられません。
![]()
アミメチョウ
春になって豆チョウが出回る季節。ショップで泳いでたアミメチョウの幼魚を衝動買いしてきました。これで500円玉サイズです。
とにかく痩せさせてはいけないので、朝晩にクリルを砕いたものを与えています。餌食いは大変いいのですが、いかんせんおちょぼ口&一回の摂取量が少ないため、痩せてはいませんが、太ってもいません。もうちょっと栄養価の高い餌も検討したほうがいいのかもしれないのですが、そういう餌って水をすぐ汚すので60cmクラスの水槽では使うのがためらわれてしまいます。
でも、このアミメチョウが1匹いるだけで水槽が、ぐぐっと熱帯の雰囲気になります。やはり海水魚といえばチョウチョウウオというくらいポピュラーですから、玄関に置いておく水槽としては、このアミメチョウはじつに良いワンポイントとなっています。
青系な魚も欲しいなということで、飼ってます。コバルトとかシリキではありふれすぎているので、ちょっと変わったやつにしてみました。 ダムセルの仲間
名前を忘れてしまったんですが、メタリックブルーの体に、黄色のグラデーションが入っているという、かなり美しいダムセルの仲間です。でもやっぱりスズメはスズメ、喧嘩っぱやくて、5匹買ってきてたのに、ついに最強の奴だけになってしまいました。
![]()
シッタカ貝
ライブロックの苔掃除屋としては一級品の働き者。これ1匹で、ライブロックにつく苔に悩む必要がないというのがうれしいですね。
シッタカ貝といえば、一時期ヤエヤマギンポなどと同じく水槽表面の苔掃除屋として話題になっていましたが、水槽表面の苔は食べ痕が残るため、実際には期待したほど綺麗にはなりません。しかし、ライブロックの苔を食わせたらこいつの右に出るものはいないと断言できます。
シッタカ貝を水槽本体の苔掃除に使おうとすれば失望するだけですが、ライブロックの岩組している人にとっては、ものすごくありがたい存在になることでしょう。
謎のカニ
ライブロックにくっついてきて、そのまま居着いているカニです。大きさは甲羅の幅が12ミリほど。まだ小さいので他のタンクメイトに被害はありません。
確認しているだけでも、この水槽にはこのようにライブロックにくっついてきたカニが4匹はいます。どれも同じくらい小さいので見逃していますが、巨大化するようならば隔離する必要が出てきますね。
カニといえば、その昔、2m水槽のライブロックにくっついてきてた甲羅の幅4cmはあろうかというやつに、高価な魚を食われてしまって痛い思いをしたことがあります。カニやシャコは、見つけたら即、撤去というのがセオリーではありますが、長らく水槽で暮らしているのを見ていると、情が移ってしまって・・・・・・。
ハゼの仲間
夏にイソスジエビと一緒に採取してきたハゼの仲間です。昼間はこうしてガラスに張り付いて、じーっとしていることが多いです。
でも、夜になるとハオコゼ君達といっしょに、なにやら砂地をはい回っているようです。餌食いがすごくて、いつもお腹はぱんぱんになってます。獲ってきた当時から、体長はすでに3倍にはなってしまいました。すごい成長力です。