浅瀬の水底(60cm水槽)



 敷き砂のある水槽が1つ欲しいということで、1994年7月にセッティングを行った。敷き砂を使うため底面濾過と上部濾過を併用している。上部濾過の濾材はサンゴ砂を使用。
 なぜ敷き砂が欲しかったかというと、エビやハゼを飼育したかったからである。しかし立ち上げには、種砂を使用したにもかかわらず、濃い緑色の海苔のような苔が底面を覆い尽くす日々が続く。中に入れた魚も、あまり長生きできなかった。それが1996年の夏あたりを境に、苔が嘘のように出なくなった。立ち上げから2年を経過し、ようやくこの水槽も落ち着いた模様。それからは魚も長生きしている。
 現在のタンクメイトは、カクレクマノミのペアと、ハタタテハゼのペア、それにナンヨウツバメの幼魚。エビはキャメルが2匹とオトヒメエビ1匹という構成である。一時期はホワイトソックスやスカンクもいたが、いずれも2年ほど生きた後、脱皮に失敗し死亡。再び彼らを投入したいと思っているが、資金不足によりいまだ実現せず。
 生体の数が少ないため、水換えも2〜3ヶ月に1度、15リットルほど交換するだけであるが、水質は良好。苔もほとんど出ない状態に維持できている。浅瀬のイメージを出すために、プランツロックの小さいのを1つ、入れようかと計画中。



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